青森放浪記其の五: 縦にでかい!立佞武多。

9/9。前日に引き続き、この日は立佞武多(たちねぷた)と呼ばれる五所川原市のねぷたを見学に行きました。青森ねぶたが横にでかいのなら立佞武多は縦にでかい、ということらしく、なんでも台座で10m、人形部分で12mということで7階建てのビルくらいの高さという。実に楽しみでした。余談ですが五所川原と聞くとこち亀のキャラを思い出し、9月17日に最終回を迎えるこち亀への想いが込み上げてきます。高校の頃読み耽っていたこち亀は完全に自分の青春を物語るのに欠かせない存在で・・・と書き始めるとこち亀への想いがとめどなく溢れてくるので、話を戻す。

これといって特徴のなかった道の駅(失礼)を出て、立佞武多の館という立佞武多を展示してある建物へ。道の駅から20分かからないくらいの距離にあるのですが、途中給油したりコインランドリーに寄ったりして10:30くらいに到着。

建物がやけにでかいな、と思ったのですが、それもそのはず、立佞武多は7階建てのビルくらいの高さ。しかもこの建物は壁が一面両開きになり立佞武多がそのまま出てこられる造りになっています。チケットを買って早速中に入りました。まず4階に上がって、螺旋状の廊下を1階まで歩いていく造りになっており、まずは上から立佞武多の勇姿を見ることになりました。

とにかくでかい!その圧倒的な巨大さにまず驚きます。立佞武多は一度廃れた祭りを街の人の熱意で復刻させたという経緯があるらしく、現在では毎年3体出て、古い立佞武多を一体引退させ新しい立佞武多を一体追加する、というスタイルをとっているそうです。使われる和紙の総量は畳およそ600畳分、針金700kg、というとてつもないスケールです。上の2体はいずれも4階から撮ったもので、3体目の立佞武多は2枚目に写っている立佞武多の奥にあり、3階から良く見ることが出来ました。


3体目、名は「国性爺合戦 和籐内」。

他の角度からもいくつか。


1体目「津軽十三浦伝説 白髭水と乙女梵鐘」を下から見上げた写真。


2体目「歌舞伎創生 出雲阿国」を下から見上げた写真。


「歌舞伎創生 出雲阿国」を後ろから。

青森ねぶたとはまた違った趣の立佞武多を楽しんだ後は、敦賀から秋田に渡って以降のブログをまとめて書くために青森市内のスターバックスへ、そして現在(9/9 18:30)に至る。だんだんスタバがブログ執筆の場所になりつつあります。このあとは2箇所目となる温泉のある道の駅・ゆ~さ浅虫に向かい、明日は八甲田山+酸ヶ湯温泉からの八幡平+玉川温泉という山+温泉三昧の一日になる予定です。

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