昨日の話。いつものようにボルダリングに行く前にモスバーガーに行くと割と混んでて、恰幅のいい50代くらいの白人のおっさんの隣の席に座ることに。
コーンスープを飲み始めたところで、「英語話せますか?」とそのおっさんに英語で話しかけられる。「話せますよ」と返したところ、なんでもその人が手に持ってるガラケーの使い方が分からず、メールが送れないとのこと。件名に本文を書き込んでたりと色々めちゃくちゃだったのを直して送ってあげたところ、「この辺で働いてるんですか?」なんて聞かれたので軽く受け答えをしてみる。
その後少し間があって、気になったので「日本に来てどれくらいですか?」と俺から聞いてみると、なんと20年とか。(俺より長く日本にいるぞこの人)とか思いつつ、よくよく聞いてみると今は部屋を探しているらしい。状況が飲み込めないのでポカンとしてると、なんでも16年連れ添った奥さんと離婚の手続き中で、家を出ないといけないという現状を説明してくれた。不動産屋に行ったら日本人を一緒に連れてこないと部屋を貸せない、とか言われたらしい。
色々話してるうちに、カナダ、しかもトロント出身で、日本に来る前はスカボローに住んでたとか懐かしい名前がどんどん出てきたので、「何か出来ることがあれば言ってください」と個人携帯の番号をペンで書いた名刺を渡しておいた。
イギリス、オーストラリア、カナダ、と3ヶ国に住んでいた話をしたところ、次のようなことを聞かれたので素直に答えておいた。
おっさん「どの国が一番好きでしたか?(So which country did you like the most?)」
俺「日本です。(Japan)」
おっさん「だから今ここにいるんですね笑 (That’s why you’re here hahaha)」
俺「その通りです笑 (Exactly haha)」
何ヶ国か住んだ事で、日本が一番いい国だと心底思える。おっさんと会話しながらそんなことを思った。