両手の荷物を捨てる。

今までは、何かに本気になることから逃げていたように思う。
どこまで行けるのか、限界が分かってしまうのが怖いので、何事もある程度のところでやめてしまっていた。
クライミング、仕事、恋愛…全部中途半端な自分に嫌気がさしていた。

クライミングに本気になろう、そう決めたのは2014年10月。
自分の全てを何かに捧げたら、どこまで行けるのか。
それに挑戦してみようと思った。
それに挑戦せずして、真っ直ぐに生きているとは言えないのではないか。

神々の山嶺には、このように書かれていた(一部編集):

捨てたもの、捨てようとしているものの大きさを見れば、手に入れようとしているものの大きさがわかる。
人間は、両手に荷物を抱えていたら、もうそれ以上の荷物は持てない。
いったん、両手の荷物を捨てなければ、次の荷物は抱えられない。

今日も登りに行こう。

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