5年振りのオーストラリア

今年のゴールデンウィークは突発的に決めたプランでオーストラリア・シドニーにある実家へ帰省していました。最後に戻ったのはこのブログをつける前の2012年の年末から2013年の年始にかけて。さらにその前は2006年2月に日本に帰国したときまで遡ります。この12年くらいで2回しか帰っていないというのは、さすがに帰らなさ過ぎかもしれない。

ゴールデンウィーク前半にふいに思い立ったシドニー旅行ですが、チケットは7万3,000円程度とかなり安く購入できました。行きは5月3日の夕方の便で、カンタスのブリスベン経由便。飛行機の中で寝ようと思ったものの、席についている画面のクオリティが思ったよりも高く、ついつい映画を3本も観てしまい殆ど寝られませんでした。ちなみに観た映画は「ジャスティス・リーグ」「ブラックパンサー」「シェイプ・オブ・ウォーター」の3本。特にブラックパンサーが思っていたよりもかなり面白く、マーベル作品の中でもトップクラスに好きな作品となりました。飛び道具を使わずに格闘戦メインで、動物モチーフというのが武骨で好ましく、さらにアフリカの小国と思われている国が実は最先端の科学技術を隠し持っているという世界観が痺れます。「シェイプ・オブ・ウォーター」は評価がかなり分かれそうな作品。描かれていない描写を想像するとかなりのグロい気が・・・。

ブリスベンでの乗り換えをスムーズに行い、1時間と少しでシドニー到着。久し振りすぎる国内線の空港で迷い、母親との合流に無駄に時間がかかりました。一旦帰宅後、昼寝したら確実に起きれなさそうだったのでさっそくダーリングハーバーへ行くことに。天気は超快晴で、シドニーの季節は秋のはずでしたが夏みたいな陽気でした。昼からビールを飲みながら少し遅めの昼食を摂り、その後はシティを散策。いたるところが工事中で景気の良さ?を垣間見ることが出来ましたが、5年前に来たときよりもさらに中国人が増えており、シティのど真ん中はアジアの国の様相を呈していました。

旧アーロンズホテル
96’にシドニーに移住したとき、家が見つかるまで宿泊した「アーロンズホテル」というホテルが入っていた建物。5年振りに来たらホテル名が変わっていました。

5年前のアーロンズ。
ちなみにこれは5年前の写真。まだアーロンズホテルという名前が確認できます。奥の建築中の建物が今回の渡航時は完成していました。

そのまま散策を続け、オペラハウスがあるサーキュラー・キーへ。ずっと快晴が続き、散策を楽しむには最高の一日となりました。

ハーバーブリッジ~オペラハウス
ハーバーブリッジ+オペラハウス。シドニーといえばこの風景?

このエリア、夜はこんな感じになります。

夜のハーバーブリッジ

夜はウィンヤード駅の裏手に新しく開発されたという「バランガルー」にてディナー。サーキュラー・キーやロックスよりも遥かに盛り上がっており、最近注目の再開発エリアなんだとか。5年も経つと知らないエリアも増えています。

翌5月5日。せっかくのシドニーならビーチに行こう!ということで、この日はマンリービーチへ。5年前にも行っておらず、もう何年振りか分かりません。前日に引き続きこの日も絶好調の快晴でした。

突き抜ける快晴、マンリービーチ

海にてツーショット
5年振りのシドニーでの母子。

マンリービーチへは父に車で乗せて行ってもらいましたが、帰りはフェリーでサーキュラー・キーへ。夕焼けがまた綺麗で、来て正解だったと感じる。

フェリーからの景色

2日目の夜はダーリングハーバーで食べよう、ということでダーリングハーバーまで歩いて戻る。道中、ふと思い出した場所があったので通過する際さりげなく写真に収める。

12年前、ここで。
12年以上前に当時の彼女に告白した淡い(渋い?)思い出の場所。

翌5月6日。一日滞在できるのはこの日が最後で、まずは朝から魚を調達しにフィッシュマーケットへ。実は南半球最大の魚市場なんだとか。

フィッシュマーケットにて

フィッシュマーケットも異様に中国人が多く、徐々に侵略されている感じがして不気味です。そんな不気味なフィッシュマーケットでは落ち着いて食事も出来ん!ということで、何故かラーメンを食べに行くことに。なかなか美味しいラーメンではありましたが、日本から着たばかりの俺には高過ぎる!!

$15くらいします。
シドニーではラーメン一杯$15くらいします。1,300円くらい。

家に帰って魚を冷蔵庫に入れたら、親が住んでいるChatswoodの街を散策。この街は中学~高校時代に拠点?として使っていた街なので、シティよりも思い入れは強い。日本人があまりいる印象は受けませんでしたが、この街も以前より中国人が多くなっているような印象を受けました。いったいシドニーはどうなっていくのやら。

帰宅後は待ちに待った夕食!!父親に捌いてもらった各種お魚はこちらです。日本酒との相性バッチリでした。写真には撮っていませんがこの夜は鍋もあり、外食するより普通に美味しいんじゃないかという気がしました。

イカです。

サーモンと鯛?です。

生牡蠣!!

あっという間に過ぎ去った3泊5日のシドニー旅行、翌5日7日が最終日です。前日の刺身の残りを丼にして食べるという贅沢な朝食を楽しみ、少ししたら空港へ。10時台のフライトだったので、少しお茶したらお別れの時間です。

5日間というのは親元への帰省の期間としては妥当かもしれませんが、帰省する場所が場所なのでもう少し居たかったな、という気もしています。チケットが7万円台で取れるのなら今後はもう少し頻繁に帰ってもいいのではないか、と、そんなことを思った2018年ゴールデンウィークのシドニー帰省となりました。

次回訪れるときはさらなる中国化が進んでいるのだろうか。

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