ちゃんと生きているか?

毎回出張には小説を持参しており、今回は3冊持ってきました。そのうち1冊を行きの飛行機の中で読み終わる。その本は「空白の五マイル」という本で、チベット奥地にある世界最大の渓谷・ツアンポー渓谷に挑んだ角幡唯介さんが書いた本。単独行で挑み決死の脱出行で生還する物語は非常に読み応えがありました。若くしてカヌーでツアンポー渓谷に挑戦して亡くなった武井さんという方の話が取り上げられており、その武井さんの口癖・人生哲学に非常に共感を覚えました。

“ちゃんと生きているか?というのが武井の口癖だった。自分にも他人にもこの質問をよく投げかけたという。
「自分を燃焼し尽くすこと、困難に向かっていく高揚感、充実感なしには本当に生きたということにはならない。生きるということにかなり高いハードルを課していました。」”
(一部編集)

俺は今、ちゃんと生きているんだろうか?正直、今のままだとヌルく生きているように思う。命が擦り切れるような、全身全霊をかけて挑戦しているような感覚、そういうものが決定的に欠けている。ふと、昔ハマっていたマクロス7というアニメのOP曲を思い出す。

歌い始めた頃の 鼓動揺さぶる想い
何故かいつか どこかに置き忘れてきた
ナマヌルイ毎日に ここでサヨナラ言うのさ
そうさ誰も オレの熱い想い止められない
(中略)
行き着く先に何が あろうとかまいやしない
そうさ今が オレの旅立ちの瞬間なのさ

歌といえば、ここ最近はジャパハリネットにハマっています。ジャパハリネットは10代の頃にどっぷりハマっていたロックバンドで、当時は「遥かなる日々」が最高に好きで毎日毎日何度となくリピートしていました。いつからか聞かなくなって、そして最近また聴き始めたところ当時とはまた違った感覚で聴けて、他の曲もまた素晴らしいことに改めて気付きました。特に、「物憂げ世情」が素晴らしく、最近の心情に完全にマッチしていて毎日聴いています。

僕らは生きる その意味などは
所詮小さな「モノ」にすぎない
長いようで短い命は 生きる事に飢えてる
(中略)
僕らは明日に死ぬかもしれない 本当は本当はそんな中にいる
ある日突然途切れる糸は 全ての終わりを告げる

「空白の五マイル」の感想を書き始めてジャパハリネットの「物憂げ世情」に至ったけど、言いたいことは同じ事のよう。

ちゃんと生きているか?長いようで短い命は、生きる事に飢えてる。

よし、今日もちゃんと生きよう。

2件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください