前回のブログに引き続き、石垣島DAY2後編。前回のブログが海編なら今回は山編。於茂登岳登山はあまりメジャーではないようで特に島の西から回ると看板が一切なく、ひたすら迷いながらなんとか15時前に到着。
登山開始時刻としては遅すぎますが、ネットで調べてみると往復2時間というのが相場なようで、17時に戻ってきてもまだ明るいはずなのでこの時刻でも問題ないと判断していました。車が数台停まっており、ちょうど一人降りてきたので登りにかかる時間を聞いてみたところ「一切止まらずに登って1時間、休憩を挟んでも1時間15分くらいあれば登れるのでは」とのことでした。支度を済ませ出発。支度といっても、海パンにTシャツという服装はそのままで、靴をアプローチシューズに替えて日帰り用ザックをかついだだけ。海パンで登れる山は於茂登岳くらいかと思います。
実際の道は、というと斜度の緩い上り坂がずっと続くようなイメージで、何度か急登っぽい箇所もありますがさほどきついわけではありませんでした。蝶々やトカゲが多く、とにかく激暑い。真夏の低山を登っているような感覚で、すぐに汗だくになりました。途中ポーズが可愛いトカゲ君がいたので望みどおり(?)撮ってあげることに。
目がクリッとしていて可愛い。尻尾含めて15cmくらいだったかと思います。
途中、4名の団体や単独で登っていたお兄さんなど、何人かとすれ違いました。駐車場には「わ」ナンバーがなかったのでレンタカーはなかったと思うので(今調べたら沖縄では「れ」ナンバーもあるみたいですね)全員地元の方だと思いますが・・・。どんどん登っていくと、電波塔のある開けた場所に辿り着きます。展望があまりないと聞いており、道標もなかったのでそこが山頂だと思ったのですが・・・
藪?に隠されたような道をどんどん進んでいくと・・・
展望を期待していなかった分、海まで見える光景には驚かされました。屋久島の永田岳に引き続き、海が見える山頂です。
バッタだらけの山頂で数分過ごし、すぐに来た道をリターン。結果的に登り40分、下り30分程度でした。これは比較的速く歩いた結果なので、普通に行くと往復2時間というのが妥当なタイムだと思います。下山後、陽が沈む時刻が近づいていたので「バンナ展望台」へ。ここにはいくつかの展望スポットがあり、今回は2箇所行きましたが1箇所目の「南の島の展望台」にあった作り物の岩はなかなかの迫力でした。ふと遠方を見てみると、ついさっきまでいた於茂登岳に雲が大量に覆いかぶさっておりビックリ。ギリギリで快晴の間に登頂できたようです。
太陽も雲に隠れていたので、陽が沈む光景は見れないか・・・と思いそのまま帰ろうと車を走らせて数分。市街地が一望できる別の展望台(エメラルドの展望台)にさしかかったので車を停めることにしました。雲の切れ間から一瞬見えた太陽はなかなか幻想的でした。
市街地が思っていた何倍も栄えていて驚きました。屋久島より圧倒的に栄えているな、と思いましたが、それもそのはず、屋久島の人口1.3万人に対して石垣島は4.8万人もいるそうです。ゲストハウスに戻る前に市街地に移動し、マックスバリュ(あったことに驚き、24時間営業ということにさらに驚く)で滞在期間中の朝食を購入(パックのご飯、納豆、卵、味噌汁)。ゲストハウスに戻った後は神戸のパタゴニアで働いているという女性Hさんと近所の五升庵という居酒屋さんへ。途中、8週間日本を旅しているというイギリス人男性(マンチェスター在住)Fも合流し、3人でワイワイ食事。そんな彼もゲストハウスに宿泊しており、この日以降めっちゃ仲良くなりました。五升庵には普段見られない食べ物が色々とあったので、別ブログにて軽くまとめておきます。
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