ゆとり期間の終わりが近づいていた1月末から2月上旬にかけて、クライミングをやっている者の間では有名なタイの「プラナン」エリアにクライミング旅行に行ってきました。2週間かけてネパールのエベレスト街道を歩くか、10日弱程度東南アジアにクライミング旅行に行くか最後まで悩み、現在好調のクライミングをさらに突き進めるため旅行先は東南アジアに決めたのが1月24日(金)。そこから数日経た1月27日(月)に航空券やガイドの手配、宿の選定など旅行の準備を一気に進め、1月30日(木)の出発を待つことになります。旅の詳細を記す前に、備忘録を残すため、また友人たちや今後タイへクライミングに行く人たちのために今回の旅の概要や費用などを以下に記しておきます。※クアラルンプールについては割愛します。
目次
- 旅程
- プラナンについて
- シーズンについて
- ガイドについて
- 言語について
- 滞在先について
- 交通機関
- 現金について
- 食事について
- 服装・暑さについて
- トポについて
- 虫について
- 飲料水
- 電源プラグについて
- ネット環境
- 費用
- 持ち物リスト
旅程
文章で書くよりもリスト化したほうが分かりやすいので以下に今回の旅の行程を記しておきます:
旅の目的
- タイ南部クラビー州・プラナン半島にある各クライミングエリアでクライミングすること
滞在都市
- クラビー州アオナン(タイ)、クアラルンプール(マレーシア)
滞在方法
- ホステル
滞在日数
- アオナンに6泊7日、クアラルンプールに2泊3日
各種航路と日程 ※すべて現地時刻
- 1月30日(木)
成田09:15発⇒バンコク14:05着(タイ・エアアジアX)
バンコク15:35発⇒クラビー17:05着(タイ・エアアジア) - 2月5日(水)
クラビー18:00発⇒クアラルンプール20:30着(エアアジア) - 2月7日(金)
クアラルンプール14:40発⇒羽田22:30着(エアアジアX)
タイの入国審査に際して「10,000タイバーツ持っていることが条件になる」というような情報がありましたが、一方で「日本人で初のタイ入国であればまず聞かれることはない」という情報もあったので、後者にかけて1タイバーツも持たずに入国を試みました。結果的にはお金に関してどころか質問は一切されずに入国。杞憂に終わり何よりです。
バンコクのドンムアン空港での国内線乗り換えロビーにて。ものすごい人の量でした。
プラナンについて
今回向かったのは、クライミング界隈でいう「プラナン」というエリア。プラナンとはタイ南部のクラビー州にあるプラナン半島のことを指しますが、クライミングをやっていない友人らに聞くと誰もクラビーを聞いたことがないという。場所としては
この辺に位置しています。バンコクからかなり南に位置しており、タイ国内の有名な場所としてはプーケットがすぐ近くにあり隣国ではマレーシアがすぐ近くです。日本のガイドブック等にもあまり載っておらず日本人には馴染みのないクラビーですが、ヨーロッパの人たちにとってはビーチリゾートとして人気で今回行ったときもヨーロッパの人たちがかなり多く訪れていました。アジア人では韓国人が多かった印象です。
そんなリゾート地であるプラナンは、東南アジアにおけるクライミングのメッカでもあります。プラナン半島の中には「Railay Beach(ライレイ)」「Pra-Nang Beach(プラナン)」「Tonsai Beach(トンサイ)」などビーチがたくさんありこれらビーチの周辺に岩場が点在しているようなイメージです。
各ビーチは徒歩で行き来できますがトンサイのみ少し離れているので、ライレイ周辺を攻めるかトンサイを攻めるかでその日の朝に行くビーチが決まります。各エリアの位置関係を記した画像を載せておきます。
この画像は現地で購入したトポから抜粋したものです。各数字が岩場を表しており、実に50以上の岩場が点在しているのが分かります。ライレイ・ウェストとトンサイは干潮時はビーチ沿いを伝って歩いていけますが、満潮時は山側から迂回していかなければいけません。今回ためしに山側から迂回するルートを歩いてみましたが熱帯雨林のような中を40分程度歩くので結構しんどかった印象です(特にビーチサンダルでは)。
シーズンについて
クラビーのベストシーズンは1月中旬から2月末とのことですが、11月から5月あたりまでの期間もクライミングすることは可能という情報を得ました。よって年末年始にかけてクライミングしに行くのが理想ではあるものの、日本のゴールデンウィークに行くのもありだと思います。今回は意図せず完璧なオンシーズンに予定を組んでいたようです。
ガイドについて
今回の旅程ではさすがに同期間同行できるクライミング仲間を捕まえることができなかったので一人旅です。ここで問題になるのがビレイヤーで、現地にいるクライマーに声をかけてビレイをお願いするということもできるようでしたが、見ず知らずの人に命を預けるのはかなり気が引けたのでガイドさんを雇うことにしました。3日間のコースを申し込み、毎日朝8時から17時前までガイドしてくれました。今回はプライベートガイドではなく、最大4名までのグループに申し込みました。理由は単純に費用的なことでしたが、結果的に毎日午後は自分ひとりになったのに加えて、ほかの人たちは初心者が多くあまり本数を登っていなかったのでグループとはいえ日本で外岩に行くとき以上に登れて毎晩くたくたでした。
今回ガイドをお願いしたKARST CLIMBINGの費用は3日間で6,500タイバーツ。日本円で24,500円くらいです。1日あたり8,000円程度なので高いように思えますが、まったく勝手の分からない異国で早いところ土地勘を得ることと短い期間で可能な限り登るためにはガイドを雇うのが最も効果的だという判断から、ガイドを雇うことに決めました。結果的にこの判断は間違っていなかったと思います。
KARST CLIMBING(公式サイト)
https://karstclimbingkrabi.com/
言語について
ガイドさんはみんな英語が話せますし、メニューや看板などすべて英語が併記されているので英語がある程度話せれば問題なく滞在できます。レストランや現地の人たちも単語単語で意思疎通することは可能です。逆に英語がまったく話せないと四苦八苦するかもしれません。クラビーは日本人がほとんどいない地域で、自分が滞在した6泊7日の中で日本人に遭遇したのはアオナンのレストランにいた親子一組のみでした。※クラビータウンにある日本人向けツアー会社にはもちろん日本人がいましたが、これは日本人がいると知っていて訪れたのでカウントせず。
滞在先について
プラナンの主なクライミングエリアであるライレイやトンサイに滞在することも可能ではありますが、まずライレイは完全にリゾート地なので滞在費が高く、トンサイは反対に滞在しているのがクライマーばかりなので滞在費は安いのですが昼から17~18時までの間は電気が通っていなかったり食事の衛生面でやや不安があったりなどいずれも滞在先としては少し難ありです。そこで今回滞在先として選んだのは、ライレイやトンサイへ船でアクセスできるAo Nang(アオナン)という街。旅行者が多いのでホステルの選択肢が多く、レストランやコンビニも多くあったのでここに滞在して正解だったと思います。アオナンと各ビーチエリアへの船の航路は以下の画像で確認できます。
アオナンからはライレイ・ウェストやトンサイへのボートが出ており15分程度で到着したと記憶しています。訪れたのがちょうどオンシーズンだったので観光客が多く、8人程度集まったら出発するというボートはバンバン出発していた印象です。
今回滞在した宿はアオナンビーチまで徒歩10分くらいの距離にある「Sleeper Hostel」というホステル。男女混同の8人部屋で一泊1,000円くらいです。支払う段階で知りましたが、クレジットカード支払いだと3%のチャージがとられるので現金支払いがお得です。これは一部レストランなどにも言えます。コンビニは特にチャージはありませんでしたが、セブンイレブンは300タイバーツ以上でないとクレジットカード支払いを受け付けていませんでした(ファミマはいくらでも可能)。
Sleeper Hostel(公式サイト)
https://www.sleeperhostel.com/
自分が泊まったホステルに限った話ではありませんが、海外のホステルはベッドごとにロッカーが用意されているケースが多く、自前の南京錠を使用して鍵をかけるパターンが多いです。今回宿泊したタイとマレーシアのホステルはいずれもこの例に漏れず南京錠自前パターンでした。現地でも南京錠は売っていますが、持っているなら持参するに越したことはありません。
このホステルから歩いて1分くらいのところに今回申し込んだガイドさんの店舗があり、毎朝8時に店舗前で集合しました。アオナンからはアオナンビーチから出ているボートでライレイやトンサイに行くのが一番近いですが、駐車場の都合からかガイドさんは俺含むガイドを申し込んでいる者をピックアップしたら毎回Ao Nam Maoまで車で行ってそこからライレイ・イーストへ船で移動していました。
ライレイ・イーストのすぐ近くにはOne-Two-Three WallやMuay Thai Wallなど、日本でなじみのあるグレードでいうところの5.9あたりから5.11a以上までたくさんのルートがあるエリアがあります。
この写真の中心少し右にある白っぽい壁のあたりがOne-Two-Three Wallエリア、右端の黄土色っぽい壁のあたりがMuay Thai Wallエリア。写真で土が露出しているエリアは干潮時は歩けますが、潮が満ちてくると海の下になります。
交通機関
シャトルバス
まずクラビー国際空港に着いたら、シャトルバスのチケット売り場で150タイバーツ(535円くらい)の片道チケットを購入します。ホステル、ホテル名を言えば目の前で停車してくれます。空港からアオナンまでは何箇所か経由しながらも1時間くらいで到着します。蛇足ですが、チケットには帰りのシャトルバス予約用の電話番号とQRコードが載った紙がついており、ここから予約すると100タイバーツ(355円くらい)で空港まで行けるのでお得です。
ソンテウ
『ソンテウ』と呼ばれる小型トラックの荷台を軽く改造してバスにしました、みたいな乗り物があります。荷台には特に窓があるわけでもシートベルトなんて気が利いたものがあるわけでもないので、急ブレーキ時に落ちるんじゃないかという気がしてなりませんが、外の手すりにつかまって立って乗っている人も見かけるくらい地元民は普通に使っています。バス停が要所要所にありますが、手を上げればどこでも停まってくれるようです。朝6時半から夕方6時半まで10分間隔で運行していて、アオナンからクラビータウンまでで50タイバーツ(180円くらい)でした。今回はクラビータウンに一回行ったので往復で乗りましたが、アオナンを拠点にしてクライミングをするならソンテウに乗ることはないと思います。
ロングテールボート
クライミングメインでプラナンに来てアオナンに滞在した場合、最も使うことになるのはこのロングテールボートです。上記「滞在先について」で詳しく書いたので改めて書くのは割愛しますが、アオナンからはライレイ・ウェストやトンサイへのボートが出ており所要時間は15分程度。ボートは8人程度集まったら出発するということですがシーズンであればバンバン出発します。ただしトンサイビーチへは利用客が少ないようなので往復共に少し待つこともあるのだとか。蛇足ですがAo Nam Maoとライレイ・イーストには桟橋があったので足が海に浸かることはありませんでしたがアオナンとトンサイ、ライレイ・ウェストはビーチの浅瀬に船が泊まっているので乗り降りするときに膝上くらいまで海に浸かることになります。短パン推奨。
現金について
現地で使用する現金の調達は、今まで何度か海外で行なったのと同様クレジットカードによる海外キャッシングです。今回は5,000タイバーツ(17,770円)キャッシングし、クレジットカードと併用しながら生活し最終的に日本円で1,000円分くらいの現金が残りました。クレジットカードを使った海外キャッシングが(少なくとも自分が知る限りは)手数料など鑑みてももっともお得です。さらに今回はより突っ込んで調べて、使用したエポスカードによる海外キャッシングで利息を安く済ませる方法も発見しました。いわゆる「繰り上げ返済」という方法ですが、簡単に書くと:
- 海外キャッシング分の支払いをリボ変更する;
- ネットバンキングから返済(ペイジー);
という方法で確定日を待つ必要なく事前に返済することができます。今回はタイとマレーシアの分を合わせて日本円で2万円程度のキャッシング額に対して利息はわずか72円。キャッシングした日に即繰り上げ返済を行えば利息をさらに抑えられます。新しく得た知識でした。以下のサイトに詳しい方法が載っています:
エポスカード海外キャッシングで一番お得に返済する方法(最速繰り上げ返済)
http://www.card-user.net/4228.html
食事について
滞在していたアオナンはレストランがたくさんあるので食事には一切困りません。またクライミングエリア周辺にもレストランがあります。レストランはクレジットカードが使えない店舗のほうが多いので現金は少し多めに用意したほうがいいと感じました。以下、朝昼晩に分けて簡単に食事について解説します。
朝食
朝食は屋台が安く、ほかにはグラノーラ+フルーツのようなものを出している店もありました。
昼食
ビーチエリアでクライミングをしている昼間はアオナンから離れているのでそのビーチ周辺にあるレストランなどで食事をすることになります。トンサイにはほとんどレストランがなくこの点でトンサイでのクライミングは少し困る部分があり、ライレイであればレストランがたくさんあります。
夕食
アオナンでの夕食は、有名なものでパッタイはもちろんのこと、炒飯や春巻きなど日本でもなじみのある食べ物が日本人好みの味付けで食べられます。アオナン地区はイスラム教徒の人が多く住んでいるらしく、ハラルフードが食べられる店もたくさんありました。価格は店によって若干異なりますが、パッタイで80タイバーツ(285円くらい)、炒飯で50タイバーツ(180円くらい)くらいが相場だったように思います。特にマッサマンカレーが美味しくて印象に残っています。マッサマンカレーはどの店でもやや高く、180タイバーツ(640円くらい)が相場でした。あとパパイヤサラダも美味しい。
ビールはレストランで頼むと70タイバーツ(250円くらい)程度するので安くありません。コンビニでもビールが売っているのでコンビニで買って宿で飲んだほうが安く抑えられます。注意点として、タイでは酒類を販売できる時間帯が限られているのでその時間帯を狙って買いにいく必要があります。
11時から14時の間と、17時から24時の間のみ購入可能なようです。
服装・暑さについて
サングラスと日焼け止めはもちろん必須。個人的にはクライミングしながらの汗が気になったので手ぬぐいを頭に巻くのが効果的でした。乾季だと雨が降らないので傘は不要。ビーチサンダルで歩いている人が多いですが、連日履いていると親指と人差し指の間がかなり痛くなるのでクロックスとかのほうがいいと感じました。クライミング中の服装は短パン(もしくは水着)にTシャツやタンクトップ(もしくは上裸)という人がほとんどで俺も短パンとTシャツで登っていました。
ただ、プラナンの岩場は比較的シャープな岩が多いので、特に脚に擦り傷を多くもらうと思います(少なくとも俺は傷だらけになりました)。
トポについて
トポはもちろん必須ですが、現地で入手可能です。1,000タイバーツ(3,600円くらい)と安くありませんが、かなりの情報量で見ているだけでも楽しいです。俺も現地で購入し活用しました。
虫について
蚊がかなり多く飛んでおり、自分が滞在したホステルは一部外と直結していたので普通に入り込んできて到着初日の夜寝ている間にかなり刺されました。かゆいだけではなくデング熱にかかる恐れがあるので、虫除けスプレーも必須。これは日本から持ってくる必要はなく、現地のセブンイレブンに売っています(なぜかファミマには売っていなかった)。左記のとおり寝ている間にも刺されるので寝る前にも肌が露出している部分には吹き付けました。
電源プラグについて
タイでは日本と同じAタイプに加えてCタイプとB3タイプも使われており、マレーシアはAタイプは使用されておらずBFタイプが使用されているということでした。この情報を基に、念のためC、B3、BFタイプの変換プラグを購入して持参しました。Cタイプは棒が2本出ているだけの簡単なつくりのもので、百均でも購入できます。B3とBFタイプは棒が3本(B3は丸棒、BFは角棒)出ているゴツいつくりなので製造コストがかかるのか百均では売っていませんでした。自分が探したのは近所の大手百均2店舗のみなのでほかの店舗であれば売っている可能性もないことはありませんが、ネットの投稿をいろいろと見た限りではB3とBFタイプを百均で見たという報告は見つけられなかったのでおそらく百均には売っていないものと思われます。
ではB3とBFタイプの変換プラグはどこで買えるのか。自分が探した限りでは家電量販店とドンキで買えることを確認しました。料金はそこまで変わりませんが、自分が見つけたものは家電量販店のほうが安価でした。
…と、変換プラグについてつらつらと書いたもののタイもマレーシアも日本のAタイプが使用できる形状になっているコンセントがほとんどで、持参した各種変換プラグは結果的に一度も使用しませんでした。※未使用だったので3つの変換プラグはすべて返品できました。
ただし形状が同じだから日本の家電がすべてそのまま使えるかというとそうではなく、タイとマレーシアは日本と電圧が異なり220Vなので、日本の製品を使用する場合変圧器なしでも問題ないか確認する必要があります。自分の例で説明すると、今回持参したプラグはいつから使っているかわからないスマホ用のUSB電源と、電動髭剃り用の電源プラグ。いずれも240Vまで使用可能であることを渡航前に確認しておきました。
飲料水
ほとんどの東南アジアの国について言えることかもしれませんが、もちろんクラビーでも生水は控えるに越したことはありません。ミネラルウォーターがかなり安く売っており、1.5Lのミネラルウォーターが14タイバーツ(50円くらい)で買えます。
ネット環境
クラビーエリアは空港、ホステル、レストランなどでWi-Fiに接続できるので日本からネット接続用の端末をレンタルなどして持参する必要はよほどでないかぎり必要ありません。
費用
精算したところ、航空券や滞在費用などすべて含めてもタイでの滞在のみで考えた場合で12万5,000円くらい、マレーシアも含めると13万円程度でした。以下に備忘録もかねてかなり細かく毎日の支出を日本円で記載しておきます。
タイ編
- タイ滞在時にキャッシングした際の為替レート: 1THB=3.554円
- クレジットカード支払いの際のレートは1THB=3.545円から3.613円まで日によってばらつきあり
- ガイド代を支払ったPayPalのレートは1THB=3.753円なのであまりよくない。キャッシングして現金で現地で支払ったほうがお得。もしくはおそらくPayPalの設定で現地通貨支払いにできるので、日本円支払いではなく現地通貨支払い設定にして為替レートはクレジットカード会社任せにしたほうが安く済む(はず)。
1月30日(木)
- 海外キャッシング手数料: 220円
- クラビー空港からアオナンまでのバス代: 533円
- 宿代(6泊7日分): 6,377円 ※食事なし
- 食費: 1,010円 ※夕食のみ
1月31日(金)
- 外食代: 1,950円 ※3食
- 虫除けスプレー: 124円
2月1日(土)
- クライミングトポ代: 3,554円
- 外食代: 2,279円 ※3食
2月2日(日)
- クラビータウンまでの往復バス代: 355円
- 各ビーチへの往復船代: 711円
- 外食代: 1,710円 ※3食
2月3日(月)
- 外食代: 1,646円 ※3食
- トイレ代: 36円
2月4日(火)
- ガイドさんへのチップ: 1,067円
- 虫除けスプレー: 124円
- 外食代: 2,203円 ※3食
2月5日(水)
- 外食代: 1,031円 ※朝昼のみ
- クラビー空港までのバス代: 355円
その他
- 航空券代: 70,042円
- ガイド代(3.5日分): 28,899円
注: ガイド代には3日分の往復船代(約2,250円)と3日分の昼食代(約1,125円)も含まれているので、純粋なガイド代は25,000円程度。
プラナン・クライミング紀行総費用:
124,226円
マレーシア編
- マレーシア滞在時にキャッシングした際の為替レート: 1MYR=26.74円
- クレジットカード支払いの際のレートは1MYR=27.19円から27.25円まで日によってばらつきあり
2月5日(水)
- 空港からKLセントラル駅までのバス代: 544円
- 海外キャッシング手数料: 110円
- タクシー代: 187円
- 宿代(2泊3日分): 650円
2月6日(木)
- 外食代: 2,498円
- 電車代: 233円
- トイレ代: 13円
- 海外キャッシング手数料: 110円
- クライミングジム代: 979円
2月7日(金)
- 外食代: 268円
その他
- キャッシング利息: 72円
8泊9日全行程の総費用:
129,890円
持ち物リスト
今回はエアアジアで行くということで、荷物を預ける場合は追加で費用がかかります。機内持ち込みは7kgまでという制限があり、割と厳しいらしいので制限を越えないようまずはドンキでデジタルスケールを購入。これがかなり役に立ちました。
かなり微調整し、最終的に持ち込んだのは以下の荷物です。これらを入れたのはスーツケースではなく、愛用しているパタゴニアのAscensionist 35L。軽量化のため腰のベルトは外しました。
服関連
- Tシャツ ×5枚
- パンツ ×6枚
- 靴下 ×3足
- ミドルレイヤー ×1着
- アウター ×1着
- ストレッチパンツ(TNF バーブパンツ)
- 短パン ×1着
- ステテコ ×1着
- 海パン ×1着
- 水着用インナー ×1着
- スニーカー
- ビーチサンダル
- 手ぬぐい ×1枚
クライミング道具
- クライミングシューズ(カタナ レース)
- ハーネス(PETZL Sama)
- ビレイデバイス(ATCガイド)+環付きカラビナ
- セルフビレイコード(P.A.S.)+環付きカラビナ
- クイックドロー ×1ヶ
- チョークバッグ
その他
- 歯磨きセット
- 電動髭剃り
- 小分けにしたシャンプー・ボディソープ・洗顔フォーム
- フェイスタオル ×2枚
- 文庫小説一冊(『春を背負って』)
- トイレットペーパー
- 500mLの水筒
- 日焼け止めクリーム
- サングラス
- 安財布(クレジットカードは2枚のみ持参)
- 小銭入れ
- 腕時計
- iPhone 8
- USB電源+ケーブル
- モバイルバッテリー
- イヤホン
- サブバッグ
- ペン ×1本
- パスポート
- ビニール袋 ×3枚
- 南京錠
- コンセント変換プラグ(C、BF、B3タイプ)
- マスク ×5枚
- 絆創膏数枚
忘れたもの
- モバイルバッテリー充電用のケーブル(結果的にはいらなかった)
- アミノ酸(あったほうがよかったかも)
忘れた!と思ったのは上記二点くらいで、直前にバタバタと用意した割には必要なものがそろっていた印象です。逆に上記の中で結果的に使用しなかったのは以下の5点です:
- 海パン ×1着
- 水着用インナー ×1着
- フェイスタオル ×2枚
- 500mLの水筒
- コンセント変換プラグ(C、BF、B3タイプ)
※絆創膏も使用していないが念のため持っていったほうがいいとは思う。
たいした物量ではないが、7kgという制限から考えると無視できない量です。次回行くときはこの辺は削ってもいいかなと思います。さて、上記リストの品を全部ザックに入れた状態がこちら。
そして重量は
ちょうど7kg弱。7kgって思ったよりも軽いのでデジタルスケールなどで量らないとすぐにオーバーすると思われます。出発時の日本は冬なのでミドルレイヤーやらアウターやらは着込み、財布やスマホなどはポケットに入れて少しでも荷物を軽くします。
仲間と共に行く場合はもちろん追加料金を支払ってロープやクイックドローを持参します。プラナンは25m以上ある壁も多いのでロープは少なくとも60mは必要でクイックドローは10本必要になるルートも。基本的にボルトもしくはスリングがルート上に設置されているのでナチュプロは不要。
現地にいるクライマーはみんなゴザのようなものを敷いてその上にロープや各種ギアを置いていました。でないと砂まみれになるからです。こんな感じです。
このゴザはビーチ沿いの店に行けば大量に売られており、ある店では1人用が150タイバーツ(535円くらい)、2人用が180タイバーツ(640円くらい)ということでした。
帰国時も7kgの制限があるので今回は買えませんでしたが、次回は入手したいアイテムのひとつです。
概要としてはこんなところです。次回のブログから実際の旅行の内容を記していきたいと思います。
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