2017年はあっという間に過ぎ去っていき、気付けば2018年ももう3月末です。振り返ってみると、2017年は自分にとってあまり良い年だったとは言えず、過去10年間を振り返ってみても最もパッとしない年になったように思います。身内に不幸が続いたものの自分自身に災いが降りかかったわけではなく、健康に過ごせたという点では悪い年ではありませんでしたが、前進したと感じることがなく、またなにかドラスティックな変化があったわけでもないため、同じ2017年でも飛躍した人がいることを考えると相対的に自分は後退してしまったように感じます。仕事を辞め全国の山を旅した2016年が圧倒的な変化の年だったこともあり、お世辞にも挑戦したとは言えない2017年は反省点が多いです。特に年末は冴えない出来事が多く、今更ながら心機一転2018年を再スタートさせるべく、後ろ向きな出来事をここに吐き出しておこうと思う。
前回のブログを書いたあと、ブログに書いたとおりスターウォーズの新作を見に行きました。前作にあたるエピソードVIIを見たのは2015年末。特に感想などはブログに書いておりませんでしたが、2016年3月に書いたブログにチラッと「続きが実に楽しみ。」と書いておりました。そう、俺はエピソードVIIIが2年前から楽しみだったのです。そんな楽しみにしていたエピソードVIII。世間では賛否両論真っ二つに割れているようですが、俺の意見としては
この一言に尽きます。語り始めると止まりませんが、正直ディズニーに買収されて作風が変わることも、時代と共にテーマや内容が変化していくことも、それが結果的に自分の思う「スターウォーズらしさ」を削っていくとしても、その作品が映画として楽しめる作品なら良いと思っています。こんなのスターウォーズじゃない!というのは懐古厨の言うことであり、納得できない内容でもある程度許容する心構えで映画館に臨みました。が、作品が
となると、話は変わります。スターウォーズとして納得できない内容なのと映画として駄作なのは似て非なるものです。例えばドライブという仮面ライダー作品では、主人公の仮面ライダーはバイクには一度も乗らず乗り物は車です。「この作品は仮面”ライダー”なのか?」という意見は自分も持ったし、ファンでも思った人はいたと思います。それでも、ドライブは大好きな作品であり、例え過去の作品で仮面ライダーを仮面ライダーたらしめていた要素が削られたとしても、それは許容できるわけです。
今回のスターウォーズは、破綻したストーリーの中で前作で活躍したキャラクター達にひたすら無駄な行動をさせ、過去作品の英雄的キャラクター達を貶め、ただひたすらあらゆる意味で落胆するだけの物語でした。2017年は色々な映画を見に行きましたが、間違いなく最低の作品となりました。
エピソードVIIIの駄作っぷりには大いに落胆させられましたが、この時期はもうひとつ非常に落胆させられる「事件」がありました。
ずいぶんとクリーニングに出していなかったジャケットが2着あり、見た目では分からない汚れが相当付いていそうだったので(汚い)近所の仲の良いクリーニング屋に出しにいきました。そこのおばちゃんがいい人過ぎるのかなんなのか、1着は手洗い可能、もう1着は洗濯機でも問題ないので、「クリーニング出すと1着1,000円以上するし、自分で洗ってみては」という商売っ気が1mmも感じられないアドバイスをしてくる。それでは、ということで自分で洗うことにしました。
洗濯機で洗うほうは全く問題ないのですが、問題は手洗いのほうです。風呂に水を張り、洗剤を入れてジャケットを浸け込む。揉み洗いし、ある程度水気がなくなるまで風呂場に干しておき、その後ベランダへ。20日(水)あたりにベランダに干し、分厚くてなかなか乾かなさそうだったので2日くらい干しておくことにし、祝日の23日(土)の朝ジャケットを取り込むべくベランダに出てみると・・・
物干し竿にはハンガーだけが虚しく残っており、ジャケットはどこにも見当たらない。ベランダに落ちているわけでもなく、家の周りを見ても落ちておらず、特に風が強かったという訳でもない。結局今日に至るまで見つかっておりませんが、失われた理由がどうであれ無くなってしまった事実は変えようがなく、10年以上着ていたジャケットだったのでこのときは本当に凹みました。メルカリやジモティで同じジャケットを探しましたがどんぴしゃで同じ物はなく、同じブランドで細部が違うジャケットをメルカリで見つけて購入しましたが、やはり似て非なるもの。10年分の思い出と共に消えたジャケットは、冴えない2017年の象徴的な出来事のようにも思いました。
と、後ろ向きな内容はここまでにして、次回は年末年始の活動について前向きな内容のブログを上げたいと思います。