年越しの南三陸2017

もう3ヶ月も前の話になりますが、2017年の年越しは南三陸で過ごしていました。2016年の年越しも南三陸で過ごしていたので、2年連続、年越しとしては3回目、南三陸を訪れるの自体は4回目となります。今回は今までリーダーとして動いていた人が来れないということで、新規でメンバーを募集するのではなく、過去に参加したことがある人たちから参加者を募っており、見たことのある顔ぶればかりでした。

12月30日(土)、朝8時半に関東組は東中野の駅前に集合。初めて会う人もいれば懐かしい顔もおり、ハイエースでワイワイ盛り上がりながらあっという間に仙台に到着しました。仙台では過去数年間何度か再会を果たしているA氏と合流し、そのまま南三陸へ。2016年末から比べても地形がかなり変わっており、一番最初に訪れた2013年と比較すると変化が著しいです。

盛土がさらに行われていました。
2017年末の写真。


2016年9月の写真。


2013年末の写真。

2017年末の写真の奥に見えている建物は新生さんさん商店街で、以前とは場所から外観まで何もかもが違います。神社からのアクセスは抜群です。

新生さんさん商店街
新生さんさん商店街

旧さんさん商店街
ちなみにこちらが昔の姿。

毎度おなじみ、ゆうすけ君とも遊び倒しましたが、来るたびに興味のあるモノ、趣味に変化があり今回はマリオカートにご執心。今回のボランティアのために3DSを買ったというA氏と三人で大いに盛り上がりました。

ゲーマーボーイズ
次は何にハマっているのやら。

大晦日~元旦にかけては雨予報だったので炊き出しのエリアにタープを張ったりと構えていたのですが、結果的には大晦日の少し早い時間に軽く降っただけにとどまりました。九州で災害が続いていることから、ゆうすけ君のお母さんの提案で炊き出しの横に大きな絵馬をモチーフにした用紙を用意し、参拝者にコメントを書いていただくことになりました。結果的にかなり多くの方に書いていただき、九州の人たちに良い贈り物が出来たと俺含むメンバーは感無量でした。

炊き出しと絵馬と。

完成した絵馬

今回で3度目の参加となりましたが、嬉しいことに今回が一番参拝者が多く、炊き出しもいつになく出て自分が参加した中では初の品切れ状態となりました。毎度一番盛り上がるのが元旦夜から2日にかけての飲み会ですが、例の如くしたたかに酔っ払った俺は「とにかく参拝者が多かったのがめちゃくちゃ嬉しい」ということを周りが「しつこい!!」というくらいリピートしていたそうです。全く覚えていないのですが、未だに昨年末参加したメンバーに会うと指摘されます。それくらい嬉しかったようです。

経験者のみの参加だったこのときのボランティアは俺含め皆さん慣れていることもあり、特に問題もなく終始和やかな雰囲気でした。初めて会ったときは小学1年生だったゆうすけ君も今回は小学5年生で、ボランティアメンバーは外見上はさほど変化していないのに対してゆうすけ君だけは成長が著しく、もう少ししたら中学生か…と、そんなところに時の流れを感じるメンバー一同でした。

活動して、ゲームして、酒を飲んで、温泉に入って、と、あっという間に終わった昨年末のボランティアですが、唯一問題といえる問題が帰宅途中に発生しました。1月2日(火)、この日はUターンラッシュの渋滞も考慮してかなり早い午前10時に南三陸を発ちました。帰りのハイエースには8人乗っており、うち4人が夕方羽田発九州行きの飛行機に乗る必要がありました。10時に南三陸を出ているので余程のことがなければ問題なく間に合うのですが、こういうときに余程のことが起きてしまうのが世の常で、想定を遥かに超える渋滞(事故渋滞だったみたいです)で車が全く動かない。宇都宮あたりで飛行機の時間に間に合うのが絶望的になり、さてどうするかと逡巡。結果、多少お金はかかるものの宇都宮から新幹線に乗れば間に合う!ということになり、急遽高速を降り下道で宇都宮駅へ。餃子が食べたい!とみんなで騒ぎましたがもちろんそんな時間はなく、宇都宮駅で慌しくお別れの挨拶をし、4人は駅舎に吸い込まれていきました。

残る4人は東京方面なので、あとは時間内にレンタカー屋さんに辿り着くことを若干気にしつつ運転するのみ。交替で運転していたので俺にも順番が来て、ハイエースくらい大きな車を運転したことがなかったのでドキドキしながら運転していたことは内緒です。午前10時に出たはずが、レンタカーを返す予定時刻の午後7時45分ギリギリにお店に着き、事なきを得ました。レンタカー屋さんは渋谷のお店で、スクランブル交差点付近は年始の買い物客で大いに賑わっており、数時間前まで南三陸にいた4人はその中で取り残されているような、喧騒に溶け込めない違和感を感じつつ駅へ向かいました。南三陸と渋谷は同じ日本国内で陸続きではあるものの、異国であるかのようにこのときの俺は感じていました。

そんな感傷に浸りつつ、一人、また一人と別れていき、最後にはひとり千葉方面に向かう。一人になったときに初めてこのときのボランティア活動が終わり、改めて2018年がスタートしたのだと、そんなことを考えながら総武線に揺られていました。

2018年はまだ始まったばかり。

2017年末メンバー

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