ただの人間。

昨日は仕事が早く終わりました。天気予報を見ると来週の月曜日まで雨で、唯一晴れ予報だったのが昨日。この好機を逃してはいかん!ということで、出掛けることに。といっても、行くところは決まっていて、例の如くThe Archクライミングジムへ。ジムは相変わらずの盛況で、客でごった返していました。奥のコンペ壁をトライしようと思ったらホールド替え中。面白い課題が多そうなので、できれば滞在中にもう一度行きたい。


ホールド替え中。帰国前にもう一度行きたい。


箱の中身は全部ホールドです。

帰り際、ふと入口近くのモニターを見ると平山ユージが何かのインタビューに答えていて、それを少し見て帰途につきました。


先月来た際はここで雑誌Climbに掲載されていた氏のインタビューも読みました。

いつもはタクシーで最寄りの駅からホテルに帰るところを、昨日は天気も良くいつも「歩ける距離だ」と感じていたので、試しに歩いてみることに。歩いてみると、感覚的には5kmくらいで、約40分でホテルに着きました。それにしても、UKという国はどの街も汚い!ゴミだらけの街を見ていると、民度が低いなと常々思います。


延々とこんな感じ。とにかく清潔感のない街ばかり。

帰宅後、夕食を食べて部屋に戻ってから仮面ライダーアギトの残りを見ることに。こっちに来て47話まで見終わったアギト、残り4話というところだったのですが昨日完全に見終わりました。

この作品では「仮面ライダー」という言葉が作中に出てきません。よって、アギト=仮面ライダーという縛りがなく、作中にはG3-Xという「人が作ったシステム」を、変身能力もなければ特殊能力もない「普通の人間」が装着して戦う「仮面ライダー」が登場します。実際に作品を見るまでは「仮面ライダーとしての要素には変身があり、人が作ったシステムを纏うライダーなんて…」と冷めた目で見ていたのですが、最終話まで見て意見が180度変わりました。名言の多いこの作品の中でも、屈指の名言だと思うのがこちら。

地のエル「お前はアギトではない、何故これほどの力を。何者なんだお前は!」
G3-X(氷川誠)「ただの、人間だ!」


G3-X、紛れもなくこの人も仮面ライダーでした。

この瞬間はシビれました。変身能力や特殊能力があるから仮面ライダーなのではなく、人の為に戦う意思がその人を仮面ライダーにするんだろうな、と。よく考えたらバットマンも普通の人間だし、仮面ライダー響鬼に至っては「鍛え続けることで鬼になれる」という設定。毎度仮面ライダーを見るたびに何かに気付かされる気がします。

さて、これでアギトを見終わりましたが、今のところ個人的に平成ライダーの中で見終わった後のすがすがしさというか余韻が一番良かったのはクウガ。次はどの平成ライダーを見ようかな。

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