日本海のあとの物語。
朝早く下山した俺は、親不知観光ホテルで待ちに待った風呂に入り、風呂の後はホテルの人の送迎で親不知駅へ。ここから上高地への旅が始まります。と言っても半日程度の話で、13日かけて歩いた道を電車+バスで半日足らずで戻るというのはなんとも複雑な気分でした。
選んだルートは新幹線を使用した速いルートではなく、鈍行で行くのんびりルート。まず親不知から糸魚川へ移動し、糸魚川から大糸線で南小谷駅乗り換え松本へ。松本からは上高地線で新島々まで出て、そこからはバスで沢渡駐車場に移動しようやく車と再会です。
親不知で電車に乗り、数駅でまずは糸魚川へ。糸魚川は新幹線の止まる駅だけあって大きめの駅でした。下山後の祝杯をどこであげるか色々と検討し、夜車を運転するということもあり午前中乗る鈍行列車の中で飲もう!と決め糸魚川駅でお気に入りのプレミアムモルツをゲット。朝日小屋で一口だけ飲みましたが、ちゃんと飲むのは前々週の土曜の鰻屋以来です。南小谷駅の駅前には周辺の案内図があり、山で耳にした蓮華温泉や栂池温泉、白馬大池など、今回自分が通っていないルートの位置関係をようやく把握しました。
松本に着いてからは時間に余裕があったので、山でがっつり痩せた身体にパワーを与えるため肉と炭水化物を摂取すべく「松本からあげセンター」なる店へ。松本名物?の山賊焼を食べられる人気店ということで行ってみたところ、満席で行列ができていました。(山賊焼自体は前に諏訪湖ICで食べた記憶も。)1人だしすぐに入れるだろう、と順番待ちしたところ、予測通り前の方よりも先に入れました。注文したのはDX山賊焼定食というメニューで、定食にミニラーメンが付いてくるというもの。このミニラーメンが「ミニ」じゃない、というネットのレビューもあったので楽しみに待ってみると、本当に全くもってミニではないラーメンが付いてきました。
たらふく肉と炭水化物を食ったあとは目的地の沢渡駐車場へ。新島々からバスに乗り換えようやくマイホーム・車と再会し、着替えたり軽く荷物を整理してそこから立山方面へ移動開始。前回のブログに「旅の終わりは、次の旅の始まり」と書きましたが、次は富山県の最高峰・立山(大汝山)に登るべくさっそく行動を開始したのでした。とはいえ既に夕方でこの時間に立山入りしても仕方なく、さらにさすがに1〜2日くらいは足を休める時間もほしかったのでとりあえずその夜は道中にある道の駅へ。
翌朝(8/22)。早朝に出発しこの日は旅の総括などを落ち着いてするため富山市内の漫画喫茶に向かっていたところ、24時間営業のコインランドリーを発見!早いところ汚れ尽くした衣類を洗いたかったので、利用させて頂くことに。早朝で車が全然止まっていなかったので、ついでにテントやボトムシートも乾かさせてもらいました。ありがとうございました。
洗濯後はそのまま漫画喫茶に入り前回アップしたブログを書いたりしていたわけですが、さすがに12泊分とあって1日ではまとめきれない。下書きの下書きくらいがまとまった時点で午後2時くらいになったので店を出て、夕食を買いとりあえず立山駅の無料駐車場へ。この時点では翌日23日からの立山入りをまだ検討しており、駅前で天気の様子を見ることにしたのでした。その夜は雨がドバーッと降ったり止んだりを繰り返す不安定な天気。北アルプス縦走のまとめも心半ばでさらに天気も悪かったので、翌日も1日休息+まとめ作業に充てることにしました。
8/23。朝から再び漫画喫茶に入り前日の作業の続きを開始し、結局6時間以上かかってようやくまとめ終わり、愛読しているジャズの漫画BLUE GIANTの最新刊だけ読んで店を後にし、夕食を買って立山駅へとんぼ返り。余談ですがBLUE GIANTといえば「岳」の作者が現在執筆中の漫画で、以前クライミング部のOさんから借りて2人でハマりすぎてBLUE NOTE TOKYOにジャズを聴きに行ったのは良い思い出です。蚊の猛攻を食らいながらなんとか夕食を済ませ、翌朝の天候に期待し就寝。
そして翌朝、というより今朝から立山入りし、現在剱岳の目の前のLTEがバッチリ入る剱沢キャンプ場でこのブログを書いています。雨が降ったり止んだりしていますが、まあ山の天気。明日の天気に期待です。
1件のコメント