2018夏、山梨放浪の旅

今年の夏は山尽くしです。3週連続の週末登山、今回は2度目の大菩薩嶺に行ってきました。基本単独行の自分としてはかなり珍しく、初登山3名を連れ立ってのグループ登山。普段車中泊にしか使用していない車が本来の人を乗せて走るという役目を大いに果たすこととなりました。

7月22日(日)。東京の西のほう、もしくは神奈川県に住んでいる3名に対して自分だけ千葉県に住んでおり、方角としては西にどんどん向かうことになるので3名には八王子駅に集合してもらい、八王子でピックアップし山へ向かうことにしました。朝5時起床、5時半くらいに家を出ました。

高速に乗り、首都高に接続した後、例の如く紛らわしい分岐に惑わされ間違って霞が関で高速を降りてしまったりしつつ八王子方面へ。ガソリンがかなり微妙ではあったものの八王子までは持つだろう、と高を括っていたところ調布ICを過ぎた直後に給油ランプが点灯・・・最悪です。国立調布ICまで7kmという地点だったので、とりあえず国立調布で高速を降り、GSを探して補給。朝から冷や汗が出ました。こんな騒動がありつつも、予定通りの午前7時に八王子駅到着。全員集合しており、車に乗ったらいざ出発です。

八王子ICから再び高速に乗りなおし、勝沼ICで降りて大菩薩峠方面へ。甲府・笛吹エリアなのでとにかく桃とぶどう農家が多い。途中コンビニに寄り、車にひいひい言わせながらひたすら山道を登ります。目的地の上日川峠に着いたのが午前9時前、予定通りぴったりです。さすが日曜日の大菩薩嶺、駐車場にはかなりの車が既に停まっていました。靴を履き替えたりして準備を済ませたら、まずは登山口で軽いストレッチ。周りは老若男女多くの人たちで賑わっていました。

予定通りの9:20に出発。まずは25分くらいかけて『福ちゃん荘』という小屋を目指します。まだ序盤も序盤ですが、早くも同行のS(ぎゃー子)がぜぇぜぇ言い始める。なんでも「心臓が驚いている」んだとかなんとか。まだ先は長い!!ということで有無を言わさず先に進みます。福ちゃんにはほぼコースタイムどおりに到着しました。

2度目の福ちゃん荘。

小休止をいれつつ空を見上げてみると、雲行きが少し怪しい。もともとの予定では、前回同様唐松尾根経由で登頂してから大菩薩峠へ下る予定でしたが、眺めが良いのは大菩薩峠の方なのでなるべく早く景色の良いところに出るべくルートを逆周りに変更しました。これがあとあと色々な意味で正解だったと分かります。

休憩が終わったら早速出発。5分程度歩くと沢の音が涼しい場所に到着します。ここからはしばらく樹林帯を歩くことになります。

沢にて。
沢の音色が涼しい。

大菩薩峠の介山荘がもう目前というところで、前方を歩いていた集団がなにやら谷側を見て写真を撮っているのでその方向を見てみると、鹿の集団が!!さながら動物園のような様相を呈していました。見た目は可愛い鹿ですが、草木を食い荒らす害獣としても悪名高く、集団でいるところを見るのはなんとも複雑な気持ちでした。

鹿!鹿!!鹿!!!

鹿スポットを通り過ぎたら、一気に視界が開ける大菩薩峠に到着。大菩薩湖や街は眺められたものの、雲が厚く富士山は見られませんでした。こればかりは予報が快晴でも見えないときは見えず、思えば丹沢の塔ノ岳から綺麗な富士山が見られたのは何回か通った後でした。これはまた秋にでも大菩薩嶺に再チャレンジしに来いという采配なのかもしれません。

峠に到着!

大菩薩湖。
雲がないと湖の真上くらいに富士山が見えるらしい。

大菩薩峠まで辿り着いたとはいえ、まだ全体の1/3くらいしか消化していないので、少し休憩したら先に進みます。まずは『親不知ノ頭』というポイントへ。少し歩いて振り返ってみると、雲が凄いことになっていました。このように山の片側に雲がぶつかって上に流れていく現象は色々な山で見ており、四国の石鎚山など思い出します。

雲が凄いことに。

親不知ノ頭に到着すると、この日の目的地『大菩薩嶺』が見えてきます。ここから見る景色は何回来て見ても気持ちの良いもので、連れは『ラクダのコブ』だとか表現していました。

ラクダのコブ。
大菩薩嶺方面。

振り返るとそこには。
少し歩いて振り返る。雲がさらに濃くなってきました。

親不知ノ頭から40分程度歩くと、かなり開けた場所に出ます。ここまで来ると大菩薩嶺の山頂もあとわずか。昼ごはんスポットはここだ!ということで、大休憩をとることとなりました。

そもそもこの『大菩薩嶺登山』の企画が持ち上がったきっかけは、愛読している『山と食欲と私』という漫画をメンバーに配ったところ、幸い(?)なことに皆さんに気に入っていただけ、「山にご飯食べに行きたい!」となったのが発端でした。ということで、普段は全く調理の必要ないパン類やおにぎりで昼食を済ませてしまう俺も、このときはガスや五徳、コッフェル持参で馳せ参じていたのでした。

山と食欲と私、1~3巻。
参考画像、山と食欲と私1~3巻。以前購入時撮影。

・・・とはいえ、あまりご大層な食事を持ってきたわけではなく、個人的に持参したものはカップラーメンのみ。これに加えられるのは、冒頭で心臓が悲鳴を上げていたSが軽井沢で買ってきたというソーセージ!!これをカリッと焼いてラーメンと食べたらなかなかの美味でした。

調理中の自分を撮られる。
テーブルまで持ってきました。

大休憩後はまずは山頂へ。15分程度歩いたらすぐに山頂、2度目なので知っていたことではありますが展望はありません。

山頂にて。

同行メンバーが百名山の1座を踏んだところで、ここからは下山です。ルート変更をしたので唐松尾根を下るわけですが、これがなかなかの急坂。ということは登りに使っていたら急登だったわけで、同行のPから「こっちまわりだったら辿り着けませんでしたよ」と突っ込まれる。ルート変えてよかったです!

SとPが遠くに。
遠くに歩くSとPが見えます。

そんなこんなで福ちゃん荘まで戻り、あらためて大休憩。皆様お疲れ様でした。普段は山小屋は素通りしますが、この日(というよりこの週から現在進行形で)は猛暑でぶっ倒れそうになるくらい暑く、カキ氷をいただくことにしました。身体に染み渡ります!

めろん!
S撮影、カキ氷。

休憩が終わったら駐車場まで戻り、これにて完全に登山終了。それでも旅はまだまだ終わりません。荷解きが終わったら、まずは道の駅にお土産を買いに行き、その後有名な『ほったらかし温泉』へ。大菩薩嶺からは残念ながら見られなかった富士山ですが、いつの間にか雲が流れて温泉からはばっちり富士山の偉容を拝むことが出来ました!

ようやく見えた、富士山!
ほったらかし温泉屋外休憩場より富士山を拝む。

屋外のほったらかし温泉はかなりの絶景でした。休憩場所も充実しているし、これで800円は相当お得です。前回この付近を通過した際に行かなかったのが悔やまれます。

温泉を出た時点で17時半。中央道の渋滞を検索してみると例の如くまっ赤なので、これはもう晩飯食べてゆっくり帰りましょうという事に。山梨ということでほうとうなど色々と調べた結果、ドライバー権限を発動し直感的に美味そうだと感じた『食いもん屋 北甲斐道(ほっかいどう、と読むらしい)』へ有無を言わさず行くことに決めました。

食いもん屋 北甲斐道(ほっかいどう)
https://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190103/19005167/

北甲斐道は温泉から車で20分程度のところにあります。事前の電話では待ちがいるということで、空きがあるか心配でしたが到着後確認してみると4名席が空いており一安心。パッと見は何屋か分からず、店内は雑然とした雰囲気でした。

何屋か分からない。
パッと見、何の店だかサッパリ分からない。

馬刺しとほうとう、海鮮が有名なお店とのことだったので、馬刺し、ほうとう、焼ほうとう、生牡蠣、を頼んでみました。

まず出てきたのが生牡蠣。600円台でこのボリューム!!後続の料理もかなり期待出来ます。

生牡蠣。

お次に登場したのが馬刺し。これが新鮮そのもので、馬刺しだけでもおかわりしよう!!とか、他の料理が来る前に大騒ぎでした。それにしてもここの馬刺しは本当に美味しかった。これのためにだけでもまた来たい。

馬刺し。

焼ほうとう、ほうとう、も到着。安定の美味しさです。800円台の焼ほうとう、1,000円くらいのほうとうで大ボリューム!!他のお客さんが注文していた料理も美味しそうだったので、次に来るときは単品中心で色々なものを楽しみたい。

焼ほうとう。
こちらは焼ほうとう。

ほうとう。
こちらはほうとう。

時刻は19時半くらい。まだ中央道は混んでいそうでしたが、とりあえず突っ込んでみることにしました。突っ込んでみた中央道は結果的に大月から10km程度渋滞していたのみで、2時間もかからないくらいで八王子まで戻ってくることが出来ました。朝集合した八王子駅で解散、実に充実した一日となりました。

山+温泉+飯、の破壊力は抜群です。フレンチトーストを山で作ろう!という企画もすでに持ち上がっており、今から次回が楽しみです。

3週目の週末登山・大菩薩嶺編、完。

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