その事故は何故起きたのか

谷川岳から帰ったあとは10月30日(火)に一日だけ仕事し、その後10月31日(水)~11月2日(金)の三日間有休をもらっており、土曜日は祝日で仕事がなく、日・月曜日は通常の休みなので繋げて6連休を予定していました。有休をもらった主な目的は11月1日(木)に名古屋で予定していた祖父母の一周忌に参加するためでしたが、車で行く計画だったので移動日として前日の10月31日、11月1日から連休にするために翌11月2日も休みを取っていたのでした。

10月31日(水)。昼過ぎに自宅を出発し、高速代を抑えるため下道8時間の長丁場です。この日の目的地は道の駅・デンパーク安城。名古屋市から車で1時間以内に位置する便利な道の駅です。関東から名古屋へはかなり距離がありますが、昨年5月に転職活動をしていた頃はよく下道で移動していたのでそこまで苦にはなりません。途中スーパーで買出しなどをしつつ22時前に到着。長距離運転で疲れていたのですぐに寝ました。

11月1日(木)。9時20分までに親戚宅のすぐ近くまで行っておきたく、まあ8時に出れば間に合うだろうと高を括っていたところ、国道23号線が激混みの大渋滞。もっと早く出ておけばよかったと後悔するも時既に遅く、20分程度短縮するため高速に乗って向かいました。無事一周忌に間に合い、行事後に両親と親戚夫婦と近くの食事処で昼食を摂ったあと、祖父がよく足を運んでいた喫茶店へ両親と移動。この時点ではまだ深く予定を組んでいませんでしたが、関東からはなかなか遠くて行けない福井県にある『荒島岳』に行こうと漠然と考えていました。

お茶をして両親と別れた後、車の中で地図を眺めながら予定を立てていると左隣のトラックが左方向に動き出しました。食品業者のトラックで、よくこんな狭いところから出ようとするなぁ、と思っていた矢先…

ガガガガガッ!!!

と、ものすごい音を立ててトラックのさらに左隣に停めてある車を巻き込んで事故っている。車の中で息を呑んで状況を静観していると、そのトラックがバックして駐車場に戻ろうとしていました。嫌な予感がしつつもここで動くと色々とまずそうだったのでじっとしていると

ガンッ!!

という鈍い衝撃と共に俺の車にも激突されました。時刻は13:33くらいです。左右のしかも停車している車に事故るなんてこの運転手はなにやってんだと思いながら、とりあえず車から出て状況を確認。左後方のドアにガッツリ激突していました。向かいに中華料理屋がありそこの店主が出てきて「とりあえずここに車移動させなよ」と、俺の車が停まっていた駐車スペースの目の前の中華料理屋の駐車スペースを指して言ってくれたので車を移動させて車の状況を見てみると、左後方のドアに加えて左後方のタイヤがパンクさせられていました。

なにぃぃぃぃぃ!!!

こんなことに巻き込まれたのは初めてでしたが、とりあえず警察に連絡せねばと110番通報。すぐ近くのバス停を眺めていたら両親がバスを待って立っていたので『この際立ち会ってもらうか』と思い話しかけて駐車場のほうへ来てもらいました。

問題はタイヤのパンクで、パンクしたせいで車を動かせません。小さい軽自動車の車内スペースにスペアタイヤを入れる余裕などあるはずもないのですが、「こういうときのためにスペアタイヤを積んでいないとは何事だ」と何故か父に小言を言われる。そんなことを言われましても!!

そうこうしているうちに警官が駆けつけてきたので事情を説明し、さらに保険会社に電話連絡。本当に面倒なことに巻き込まれました。以前同じ駐車場で親戚夫婦の車のバッテリーが上がるという事態が発生し、そのときに知り合いの車屋さんに電話連絡していたのを父が覚えており、俺が警察や保険会社の対応をしている間に母が親戚夫婦に連絡を入れてその車屋さんに来てもらえないか交渉してくれていました。

少しして、車屋さん登場。応急処置的にパンクしたタイヤをホイールごと別のタイヤに仮で交換してくれました。完全に直すには同じサイズのタイヤを取り寄せて工場で作業する必要があるとのことだったので、鍵を渡して作業の一切を委ねました。頼みます!作業には2時間程度ほしいとのことでした。

運転手やその上司の人との話し合いが済み、時間を潰すため両親と名古屋駅へ。本来であればすでに福井県に向けて出発しているはずのところを、とんだハプニングです。

16時半くらいに修理が終わったという連絡を受け、両親と名古屋駅で2度目のお別れをし、17時過ぎに車をピックアップ。工場のおじさんに福井の山に行くと告げると「大野とかあっちのほう?」と聞かれ「うーん、多分…」と煮え切らない回答となってしまいましたが、実際行ってみるとまさしく場所は大野でした。

気を改めて福井県に向けて出発です。例の如く下道で向かいますが、3時間台で着くのでそこまで遠くありません。21時過ぎに一旦登山口近くの道の駅(九頭竜)に着きましたが、改めて登山口を調べてみると道の駅からほど近くさらに登山口にもトイレがあるということだったので登山口まで移動しました。

荒島岳は登山口が4箇所もあり、今回はもっともメジャー?な勝原(かどはら)コースを選択。40台停められるスキー場跡地の駐車場には1台だけ車が停まっていました。駐車場は真暗ですがすぐ近くに新しい道路?か何か作っている工事現場があり夜通しで煌々とライトアップしており普段の登山口のあの言い知れぬ怖さはありませんでした。空を見上げると満天の星空。翌日の登山に期待が持てました。

22時には登山口に着いていましたが、名古屋駅で立ち寄った本屋さんで入手した『風都探偵』の最新刊を読んでいたらいつの間にか0時過ぎ。翌日は5時半起床予定、就寝時間です。

駐車場でじっとしていただけなのに車をぶつけられるというのは、自分がいかに注意深く行動していても事件・事故に巻き込まれるときは否応なく巻き込まれるという教訓になったように思います。こういうときに冷静に事態に対応できるかどうかで人間力が試されるのかもしれません。

翌日は荒島岳登山です。

続く→

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