そして白馬岳へ

浅間山から下山した翌日から始まった9月第三週。次の山のブログを書く前に、週末の山計画に奔走したこの週を振り返っておきたいと思う。

9月13日(月)

この日より早速次の山の計画を立て始めます。この週末は敬老の日で三連休。が、台風14号がきておりまず土曜日がダメそうです。今年は本当に週末に限って天気が悪い。この日の時点で先生の足は回復したらしくさすが(?)の回復力です。水曜の時点では尾瀬あたりを検討しており、そしてこの日、銀河英雄伝説最終話を見終わる。ものすごい勢いで録画した番組を消化していました、この時期。天気予報を加味して、取得しておいた土曜日の有給(この週は土曜日出勤日)を午前休に変更。この週は疲れが溜まっていたのか前半はまったくギアが入らず、ようやく木曜日からやる気を出し始めます。

9月16日(木)

帰宅途中に立ち寄った近所のスーパー(の駐車場)で地図と睨めっこしながら週末の山計画を本格始動。まずは立山と白馬で検討します。白馬岳頂上宿舎がテント場予約不要かと思いきや要予約。立山と白馬に加えて涸沢カールから八ヶ岳までテント泊登山が楽しめそうな場所を片っ端から検討しました。八ヶ岳が現実的かと思われ、19時20分ごろ赤岳鉱泉に電話し温泉と生ビールの提供は行われており予約は食事を山小屋で摂る場合のみ必要でテント泊の場合は不要というのを確認。翌週の土日に白馬岳に行かないかとI氏からも誘われており、この日の20時半の時点ではこの週は八ヶ岳、翌週白馬というプランでほぼ固まっていました。

絶望的な予約状況
なにせこの状況。

3時間くらい駐車場で計画を練り、帰宅(はやく帰れ)。23時前に翌週土日の白馬岳頂上宿舎を俺と先生、I氏の三人分入れて予約完了。同時にこの週末の八ヶ岳計画も先生と練っていきました。山に非常に忙しい。駐車場へ何往復かして準備を進めます。赤いレインジャケットの染みを頑張って落としていたら1時過ぎ。さすがに眠くなったので寝ました。

9月17日(金)

台風の速度が遅くなり週末関東に大きな影響をもたらすという予報が出て朝から計画の練り直し。もちろん仕事はしていますよ、ええ。白馬エリアのほうが台風の影響が少ないのではと思いこの週末の山を白馬方面に切り替えられないか検討を開始します。白馬山荘に電話がつながったものの満室。ネットで見ると不定期で1名分の枠が空いたりするが少しすると満室になる。奪い合いになってきました。これはもう無理だと午前中の時点では白馬をあきらめて昼休み中に赤岳鉱泉の夕食予約を入れました。

そして17時過ぎ。この週末の赤岳の予報が悪化します。状況がどんどん変わりどんなプランにするのが正解なのか相当悩みました。改めて白馬案(頂上宿舎泊)を検討するも、頂上宿舎の空き状況を示すネット上の表では空きが出たり消えたりと安定しない。テント場の予約が必要ない剱岳案を提案するも先生から「怖い」と却下。赤岳鉱泉の食事のキャンセルをいつまで待てるか、と電話で確認しぎりぎりで前日の午前中までは待てるとのこと。再び近所のスーパーの駐車場でどうするかとスマホを睨みながら悩んでいたところふと「白馬岳頂上宿舎の一つの空きに対して2台のデバイスから同時に申し込んだら一人x2で二人分の予約ができるのでは」という荒業を思いつく。思いついたと同時に作戦を決行したところ・・・

予約できた!

このときほどスマホを支給されていることを会社に感謝したことはありません。八ヶ岳の天候悪化とぎりぎりで白馬岳頂上宿舎の予約がとれたということをI氏に連絡し謝りつつリスケを依頼し、先生との週末白馬計画を始動させます。前日3時間かけて(駐車場で)計画を立てた甲斐もあり白馬周辺は詳しくなっています。八方の駐車場を基点に周遊する作戦ですが、朝のバスが激混みであろうことを想定し22時40分ごろタクシー会社に電話で空き状況を確認。偶然ですがこのタクシー会社は表銀座縦走時に奇跡のタイミングで駆けつけてくれたタクシー会社と同じ会社でした。この時点ではまだ空いているということで、先生とどうするか相談します。23時過ぎ、計画書作成。着々と準備が進んでいきます。蛇足ですがこの日はシンカリオンZのエヴァ回の日。この回はまさに神回で最高の一言でした。

9月18日(土)

午前中だけ出社。早々に赤岳鉱泉の食事をキャンセルし、これにて八ヶ岳山行が正式になくなり白馬に絞られました。ガソリンスタンドに寄ってから12時50分ごろ帰宅し、まずは昼飯。14時過ぎに近所のスーパーで水やら食材やらを買い込み、そして現金を準備します。この日は土砂降りの雨でしたがこの時間になってようやく雨が引いてきました。食材の買い出しを済ませ、翌朝5時半指定でタクシーを予約したあと向かったのは近所のモンベル。先生のアタックザックを探します。

勝手に比較 其の一

勝手に比較 其の二

自分のカトマンズのアタックザックと(勝手に)比較したりして15時25分から16時20分まで滞在。結果的に10Lのポケッタブルライトを購入しました。モンベルにいたのでついでに山で食べるためにアルファ米を買おうとしたものの高すぎたので同じモールに入っているスーパーで飯シリーズを先生の分含め二つ購入し、一度帰宅してそれらをジップロックに移動。17時20分ごろ本格的に出発しました。18時に松屋に入り牛めし大盛り豚汁生卵セットをいただく。そして19時50分。先生と合流し、今年の山行の中でも飛びぬけて思い出深い白馬岳編が始まります。

白馬岳編へと続く───

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