IPAを飲みながら語ることは

昨日は会社の人達とビックサイトで開催されていた建材展に行き、その後飲みに行きました。最初からこの予定が決まっていたにもかかわらず、この日の前夜(つまり一昨日の夜)はここ最近どっぷりハマっていたウルトラマンネクサスを一気に最終回まで見て、寝たのが深夜2時ちょい前。われながらアホだなあ、と思いながらも後半の怒涛の展開に続きを見る欲求を抑えられず、手に汗握りながら最終回まで突っ走りました。実に熱い!!長文の感想をいずれ書きたい。

鬼のように眠いこの日は頭からネクサスが離れず、ネットで調べてみるとなんと当時てれびくんで連載されていた(らしい)ネクサスの漫画が、10年の時を経て昨年単行本化されているとの情報が!早速いつものように隣のファミマ宛でAmazonで購入し、翌日の到着を待つことに。

そんな鬼眠い日を午後まで過ごし、電車でビックサイトへ。建材展は相変わらずあまり興味をそそられるものがなく流し見し、すぐに新橋へ。1軒目は海鮮系の居酒屋で、美味い刺身やあん肝を頂きました。


名前は忘れたけど魚が実に美味い店だった。

その後、2軒目に行こうという話になり、店を検討した結果インフィニティ(ボルダリングジム)の常連Kさんがよく行くというパブ”cooper ale’s“へ行く事に。Kさんから、「この店に行ってからIPA(インディアンペールエール)にハマった」という話を聞いていたので、ここではIPAを飲むことに。


世界各国のビール!はいいんですが、来週からロンドンなのにロンドン風パブに入るというのは・・・。


日本産IPA!

IPAといえば、カナダにいる頃飲んでいたアレキサンダー・キースで知って、以来ファンになったビール。今これを書きながら、昨年8月ロンドンに行った際入ったパブにIPAがたくさんあって、数種類飲み比べたのを思い出しました。その時初めてロンドンに行った同僚のM氏はビールが大好きで、IPAという新たなビールを知って大興奮していました。


ロンドンブリッジ近くのパブ。


PUNK IPA。これは日本でも酒屋等で缶で売っている。

そんなcooper ale’sでは先日友人と語ったことの続きのようなトピックになり、かなり白熱したトークになりました。食品廃棄は解決するほどのことなのか・・・これで困っている人は人口の数%に過ぎないのではないか・・・というような意見や、食料を与えるのではなく職に就く支援の方が根本的に解決できるのではないか、等、真意を突いた意見も出てきて、なかなか考えさせられる飲みとなりました。まだ自分の答えは出ていないけれど、少なくとも言えるのは、根本から解決させようとして問題の大きさに萎縮してなにもしないより、対処療法になろうとも自分の手が届く範囲で行動を起こした方がいい、ということ。問題が大き過ぎると自分の出来ることの少なさに萎縮してなにもできなくなってしまう。まずは、なんでもいいから行動を起こすことが始まりなのではないか。

帰りの電車の中では、最近俺の中で芽生えていた「社会の変革を望むのであれば、研究開発という道もあるのではないか」というトピックも少し語りました。ミドリムシのユーグレナやスパイバーなど、社会の問題を根本から解決してしまうのは新素材や新技術など研究によって生れるものなのではないか、と、最近感じています。かといって、自分に何が出来るわけではないのですが・・・一つの生き方として、選択肢の一つにはあります。旅の後の自分の方向性はまだまだ決まっていませんが(そもそも旅をしないと決まらないだろう、というのもある)、やはり声に出して人に語る(=アウトプット)ことで視野も広がり見えてくるものもあるな、と感じます。

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