岩と雪と山の旅 DAY 3: 諏訪散策編

クライミング編に引き続き、年末年始の旅 DAY 3です。年末の旅ではこの日のみ通称「先生」が登場します。

チーム紹介

5日間全て登場「I」。前回のブログでもメンバー紹介を行っているので載せる予定はなかったがこの写真が面白いので改めて載せておく。
通称「先生」。主な出現場所は神奈川ですが稀に長野にも出現する。フットワークが軽く、夜連絡すると酔っ払っている確率が高い。

このメンバーでお送りする年末年始の旅の三日目は小布施から始まります。

12月30日(月)

オアシス小布施の道の駅にて起床。午前6時前後に起床したと記憶しています。そこから高速に乗り、向かったのは諏訪。もともとこの日は天気さえよければ甲武信ヶ岳あたりの山に登ろうと考えていましたが、この旅に出発した28日(土)の朝の時点でも天気予報が好転しなかったので山以外の遊びをと考えたときに白羽の矢が立ったのが「先生」。普段は神奈川に出没する先生がちょうど長野にいて、なおかつ奥志賀から少し足を伸ばせば合流できる場所にいる。ということで29日(日)の間にいろいろと打ち合わせておき、30日(月)の午前10時過ぎに岡谷で先生と合流することになっていたのでした。

少し早めに諏訪に着いた俺とI氏が向かったのはコメダ珈琲の諏訪店。クリスマス会の翌日もコメダに行っていたりと、ここ最近はコメダ率が高い。8時前に着いたのでまだモーニングをいただけました。

コメダ珈琲諏訪店
諏訪にあるコメダ珈琲。

モーニングセット、430円
豆乳ラテと名古屋名物おぐらあん。これで430円は安い。

先生と合流する10時まで少し時間があったので、この日の行動計画を立てることにしました。先生と合流する前に翌日の山の食材を買ってしまってはどうかという話になり、コメダを少し早めに出て下諏訪のSEIYUに向かいお酒やらつまみやらを買い込みました。そしてその後、岡谷ICのバス停に移動し先生と合流です。この日はそもそもの予報が雪だの吹雪だのと完全に悪天候。実際の天候も吹雪とまではいかないまでも結構雪が降っていました。嵐を呼ぶ女、先生。

岡谷ICバス停付近にて
バス停付近に駐車中。先生を迎えに行くI氏を車内から撮影。

先生と合流したら早速出発です。19’年末の旅は登場人物の入れ代わりが激しくて楽しい。合流後、まず向かったのは観光地…ではなく近くのホームセンター。旅の道中、テント泊中に底冷えして背中が寒すぎるというI氏は自身を救うために銀マットを購入することにしていたのでした。このとき使用していた俺のテントにぴったりサイズの銀マットで、なおかつ値段も手ごろなものを無事入手。これでこの日の夜は無事過ごせそうです。

雑務を済ませたらようやく諏訪の観光です。まず向かったのは諏訪大社。諏訪大社は2017年に八ヶ岳に登った際に帰りに立ち寄っていますが、今回向かったのは以前訪れた上社本宮ではなく下社秋宮です。まだ訪れたことのない上社前宮と下社春宮に訪れる日はやってくるのだろうか。

諏訪大社・下社秋宮
下社秋宮。この時点で天気は雪から雨に変わっていました。

重文の神楽殿
立派な神楽殿。重要文化財。神楽殿前の狛犬は青銅製では日本一の大きさと言われています。

降りてくるのは先生
降りてきておられる方は我らが先生。

御朱印をいただくべく社務所に向かうと、道中に厄年の生まれ年を記した巨大な看板がありました。何を隠そうI氏は2019年本厄、2020年後厄です。

どうなる!?2020
さて、どうなる2020年。

後厄の年を無事乗り切ってくれることを祈るばかりです。社務所では無事御朱印をいただきました。

下社秋宮の御朱印
上社本宮に引き続き、下社秋宮の御朱印。

御朱印をいただいたら、境内を散策しながら車に戻る。Wikipedia情報によると秋宮周辺は温泉の湧出地とのことで、境内には熱い湯の湧き出る「御神湯」がありました。

ガチな参拝客
ハードシェル着用。服装がガチ過ぎる。

時刻は11時過ぎ。昼食の時間です。もともとは以前I氏と諏訪付近で食べた美味しいトンカツ屋のトンカツを食べる予定だったのが、先生の親御さん曰く「岡谷に行くなら鰻食べなさい」ということらしく前日の時点で昼食は鰻と決定していました。向かった店はこちら:

やなのうなぎ 観光荘(公式サイト)
https://www.kankohso.co.jp/

到着したのは12時前。茅葺屋根の渋い店構えでした。

渋い店構え

観光荘入り口

時間帯的には混んでいそうでしたが幸い並ぶことなくすぐに入ることができました。いくつかあるラインナップのうち、自分は一日限定10食の「石焼ひつまぶし」をいただきました。

石焼ひつまぶし

石焼ひつまぶし、アップ

スプーンで混ぜると、ジュージューと実に香ばしい音を立てます。つい動画を撮るほどストレートに食欲を掻き立てる音です。

実に旨い!!観光荘の蒲焼は蒸さずにそのまま炭火で焼き上げていることが特徴なのだとか。後日偶然知ることになりますが、蒸すのは関東風、蒸さないのは関西風だそうで関東風のふわふわの食感に対して関西風はさくさく。観光荘の蒲焼もさくさくの部類に入る食感でした。それにしてもまさかこの旅の最中に鰻を堪能することになるとは。美味しい鰻屋さんの紹介をありがとう、先生。

ニョロニョロと...
ニョロニョロ…?

I氏のおふざけ…もとい諏訪の観光はまだ終わりません。次に向かったのは湖畔の足湯です。ここは人気スポットなのか比較的多くの人が訪れていました。

足湯

諏訪湖は目の前
諏訪湖は目の前。

実は足湯のすぐ隣には「間欠泉」が見られる有名なスポットもあり、14時、15時半というタイミングでちょうど見られるらしい。が、この情報を得たのは14時を過ぎてから。14時少し前に足湯に到着し遊んでいたらいつの間にやら14時を過ぎていました。せっかくなので付近でお土産を見たりしながら時間をつぶして、15時半に戻ってくることにしました。「こりゃ間欠泉わ」「レイクだけどシー」といったしょうもなさすぎる話はあの場所にいた3人しか理解できない。こういう行き当たりばったりな旅がまた楽しいのです。





そして15時半少し前。間欠泉を見に観光客も大勢集まっていました。徐々に煙が出始めて、そして…

噴射!!

ドバァァァアアア!!!とものすごい量の水?水蒸気?が噴出されます。写真だと何がなにやらですが、動画だとそれなりに迫力が伝わるかもしれません。

さて、先生は17時半くらいのバスで地元に戻ります。ちょうど2時間くらいあるので、ところてんがメインのカフェ?という「トコロテラス」に向かいます。15時50分くらいに到着しましたが・・・

歩くI氏

歩く先生

甲子園並に揃った足並みで店内に進んでいくと・・・

トコロテラス店内

なんとこの日は・・・

16時閉店。

そんなの聞いてない!が、仕方がない。こういうこともあります。自分用のお土産にあんみつところてんを購入し店を出る。残り1時間半。お茶するしか!ということで、先生がバスに乗る予定の岡谷ICのバス停から徒歩圏内のガストに移動しました。ガストで例の如く中身のあるようなないような(どちらかというと、ない)話に興じていたらいつの間にかバスの時刻が近い。車をガストにおいて先生のお見送りに行きます。実に楽しい一日となりました。先生、ご足労ありがとう!2020年も遊びましょう。

※※※

先生のお見送り後、向かうのは雲取山方面ですが途中で日帰り温泉に立ち寄ります。この日は山梨の甲州市にある「天空の湯」という温泉施設に向かいました。

天空の湯、入り口

ぶどうの丘温泉 天空の湯(公式サイト)
https://budounooka.com/relax/

給油してから出発、そして19時20分くらいに到着。ここの露天風呂は夜景がめちゃくちゃ綺麗です!この日は曇りでしたが霧は出ていなかったので夜景を十分に堪能できました。風呂から出たら出発前に翌日の山の準備を済ませてしまい、そして近くのすき屋で晩飯を済ませたら雲取山方面に改めて出発。SEIYUですっかり買うのを忘れていた翌朝の朝食をローソンで買いつつ、山道を延々と奥多摩方面に向けて走ります。この時間帯の山道はかなり疲れる。坂が急だわ、道中霧が発生するわ、鹿が何頭も道を横切るわと大変でした。国道411号線をひたすらまっすぐ(道自体は蛇行しまくり)進みますが、道中気になったのは山の中に突然現れた旅館?施設。調べてみたところ、そこはわらび餅が有名な甘味処でなおかつ宿としても営業している「はまやらわ」という宿だったようです。

山の湯宿 はまやらわ(公式サイト)
http://www.hamayarawa.jp/

いずれ行ってみたい。そして22時半過ぎ、ようやくこの日の目的地である雲取山登山口付近の駐車場に到着。俺が車内、I氏がテントというスタイルでテントにはこの日I氏が購入した追加装備が導入されます。

ジャストサイズ!
ジャストサイズの銀マットを敷いたテント。

翌朝話を聞いたところ全然寒くなかったとか。効果抜群です。そして翌朝、2019年最後の山行である雲取山登山を開始します。

雲取山年越し編に続く→

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