2018/9/23~9/24 3度目の南八ヶ岳縦走

9月23日(日)、24日(月)。この2日間は今年11回目となる山行に行っていました。場所は本来は丹沢に行った週末に行く予定だった八ヶ岳。ルートは赤岳鉱泉から硫黄岳、横岳、赤岳を回る周遊ルートで、このルートだけで既に来るのは3回目です。何回来てもまた来たい!と思わせるこのルート、今回もまた最高の景色を拝ませてくれました。旅のお供は富士山、丹沢、に続いて3度目となるI氏です。頻出するI氏ですが改めて紹介しておきたい。

最近当ブログに頻出するI氏。高速で山を歩くことを得意とし、新幹線という異名を取る。松本城に現れる忍者という噂も。この先どんな山屋になるのか実に楽しみです。
筆者Y。最近はまっているものは仮面ライダージオウ、Fate/stay night、シュタインズゲート、など。今読んでいる本は宮部みゆき『ペテロの葬列(下)』。

9月22日(土)、旅の前夜

20時にお互い職場を出てまずは吉野家に向かいました。この週はずっと天気が悪く、日、月曜日の天気予報を毎日確認していました。予報が好転することもあれば雨予報に変わることもあり本当に読めなかったのですが、前日の土曜日に最終確認した時点で八ヶ岳方面はどの予報サイトを見ても少なくとも雨は降らなさそうな予報。最悪雨さえ降らなければ、ということで、吉野家の中でとりあえず八ヶ岳『方面』へ向かうことに決定。この時点ではまだ第二案として金峰山案も残していました。

吉野家でサクッと食事を済ませ、車をピックアップしたらすぐに高速に乗り長野方面へ。小淵沢ICで降りて道の駅こぶちざわに着いたのが12時半くらい。1時前までに着くことが目標だったので予定通りです。この道の駅に来るのは昨年八ヶ岳に行った以来1年ぶり。この週末は3連休ということもあり、想像以上に停まっている車が多くほぼ満車でした。思い返せば現在愛用しているG-LIGHT Xテントを初使用したのはこの道の駅で、それは初めて八ヶ岳に行った2015年でした。色々なことがあったようななかったような3年間でしたが、登山に出逢えて本当に良かったと思っています。

9月23日(土)、登山初日

5時前に起きて支度しすぐに出発です。周りの車も既に何台か出発しており、我々同様準備している車もいました。車を停める予定だった美濃戸口に向かう間、空を見てみると雲が結構分厚い。最後の最後まで金峰山案と迷いに迷いましたが、あと少しで駐車場というところでようやく八ヶ岳連峰がくっきり見えてきたので「今回は八ヶ岳にしよう!」と踏ん切りがついたのでした。

昨年行った際は特に混んでいなかった駐車場、到着すると今回は激混み!!駐車場はとっくに満車で、駐車場に向かう道沿いにも多くの車が停まっていました。比較的駐車場に近い道沿いに停めることができましたが、後ろを見るとどんどん車が来ており、道の駅を早く出て正解だったと痛感。

出発準備を整えて、軽く朝食を済ませたあと6時過ぎには出発したと記憶しています。丹沢で既に見ていましたがI氏が相変わらずの新幹線。赤岳鉱泉のテント場まではコースタイム3時間なので9時前に着ければ良いかなと考えていたところ、到着したのは8時過ぎ・・・。何をそんなに生き急ぐ若者よ!!この時間に着いても既にテント場はかなり埋まっており、なんとか設営場所を見つけて無事幕営完了。周遊ルートは赤岳鉱泉をベースキャンプとして回る予定だったので、いらない荷物は全てテントに置いていきます。特急スピードで歩いたからか既に肩が痛く、重い荷物を置いていけるのは助かります。

赤岳鉱泉を改めて出発したのは8時半。赤岳鉱泉から硫黄岳までは急登で特急では疲れるので自分が先頭で歩くことにしました。それでも硫黄岳手前の赤岩の頭に50分くらいで到着。ここはコースタイム1時間50分のはずなのですが・・・。

赤岩の頭にて。
何度来ても超気持ちの良い場所、赤岩の頭。

不安だった天気も、結果的には超快晴!!この週は毎日微妙な天気が続いていたので、ここまで晴れてくれるとは驚きです。「早く撮らないと山が逃げちゃうよ!!」なんて気の効いたことを言ってくれたおじさんに写真を撮ってもらいつつ、少しだけ休憩しすぐに硫黄岳に向けて出発。硫黄岳はすぐそこなのであっという間に到着です。

凄い絶壁です。
硫黄岳より望む、壁が凄まじい。

これから歩く道。

何回来ても最高の景色!!横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳がバッチリ見えています。

ここからも相変わらずの新幹線っぷりでまずは横岳まで飛ばします。I氏のポテンシャルには本当に驚かされます。横岳に至る道では、想定どおりではありましたが渋滞が発生していました。垂壁を階段を使って登る場所では降りてくる人の方が多く、「あと○○人です!」のあとに新たなグループが登場して「あと○○人です!」というようなやり取りを何度も繰り返し10分くらい足止めを食らいました。

そんなこともありながら、無事横岳到着。この時点でも相変わらずの快晴で、本当に来て良かったと天気の神さま(そして同行していない晴れ男A)に感謝です。

はしゃぐI氏。
はしゃぐI氏。

遠方には北アルプスの稜線がくっきりと!!穂高連峰の岩肌がはっきりと分かるくらい見えていました。

中央アルプス。

少し視線を左に転じると御嶽山+中央アルプス。中央アルプスといえば昨年の同時期に木曽駒ヶ岳~空木岳を繋げたのを思い出します。あの下山は超過酷だった・・・。

奥には南アルプスの稜線が。

さらに視線を左に転じるとこの先向かう赤岳!そしてその奥には南アルプスの稜線がくっきりと。北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳・・・うーむ行きたい・・・。

この時点でコースタイムよりもかなり早い時間に着いているのですが、上の写真の通り赤岳に雲がかかり始めていました。せっかくなので赤岳山頂からも景色を堪能したかったのでペースを下げず新幹線に乗って向かうことにしました。

ラスボス的、赤岳。
もうすぐで赤岳!

赤岳展望荘で少しだけ休憩し、赤岳の最後の登りに取り掛かりました。このルートのある意味で一番の核心部です。とにかく急で疲れます。ここに来て謎のダッシュをかましたI氏は途中でバテてゼェゼェ言っていました。何をそんなに生き急ぐ若者よ。そんなこともありつつ、赤岳山頂には雲がかかる前に無事到着。時刻はちょうど12時、コースタイムどおりなら14時20分のはずなのですが・・・。

おにぎりポーズ!
着いたぜ!!

遠方にはあの山も。
富士山も見えてました!

南アどーん!
遮るものがなく、南アルプスがでーんと目の前に!!

特に食事休憩もとらずに赤岳までぶっ飛ばしてきたので、さすがに腹が減っており大休憩です。40分くらい山頂でのんびりしていました。飯を食ってガソリン補給が済んだら、ベースキャンプの赤岳鉱泉テント場まで下山(?)です。時間が早かったので途中の中岳への分岐で中岳~阿弥陀岳に行くか本気で迷いましたが、阿弥陀岳まで行ってしまうと足が本気で棒になりそうだったので今回はやめておくことにしました。次回来るとしたら硫黄岳~横岳~赤岳~阿弥陀岳、というさらなる長距離ルートに挑戦しても良いかもしれません。

目の前には中岳、阿弥陀岳。
いずれは挑戦したい、赤岳からさらに先の道。

下りはかなりスムーズで、相変わらず快晴の中おしゃべりに興じながらハイスピードで進んでいきました。

隠れマムート
隠れ?マムートがたくさんいます。

秋晴れ、というのでしょうか。
文三郎尾根を下りきり、行者小屋から赤岳鉱泉に向かう道。気持ちの良い風が吹いていました。

14時くらいには赤岳鉱泉到着。3回行った中で間違いなく最速の周遊となりました。赤岳鉱泉といえば

温泉!
生ビール!!

です。ということで、まずは温泉。相変わらず最高でした。風呂には四国(!)から来たおじさんがいて、山の話で大いに盛り上がりました。四国といえば2016年の旅で剣山~三嶺を繋げたのを懐かしく思い出し、三嶺の名前を出したらやはりご存知でした。景色が素晴らしくて稜線が特徴的な四国の山は是非また登りに行きたい。長話の風呂から出たら待ちに待ったビールです!!

るーびーーーーー!!!
これです!これです!!

小屋の中でビールを飲みながらI氏とこの日を振り返ったり外を通る登山者の装備についてあれこれ語っていると、赤岳山頂で写真を撮りあった男女ペアの登山者が現れる。あれ、もしかして赤岳山頂で・・・?と話しかけてみると、そこからまた山の話に花開き1時間くらいお話しさせてもらいました。I氏の疑惑の筑波山登頂は「それは登ったのではなく”行った”だけ」とバッサリ一刀両断してもらいました。I氏、筑波山には再び登ってください。

そんなお二人は愛知県から来られたという事で、恵那山の山頂は景色がなさ過ぎる話や伊吹山は山頂まで車で行けて残念すぎる、というような中部の山あるあるで盛り上がる。2016年に全国の山を旅したことで自信がついたことはもちろんのこと、こういうときに話の幅が広がるので本当に旅に出てよかったと思います。

もし次に旅に出るとしたら・・・?最近は再びこんなことを考えることが多くなってきました。世界中の世界遺産を歩いてまわろうなんて事を考えたこともありますが、やはり山に登りたい。ピンと来るプランに巡り会えたら、おそらくそのときは再び旅に出るときなのだろうと思います。

16時くらいになり、食事の時間が近づいてきたので一旦解散。愛知県のお二人とは連絡先を交換したので、いつかまたどこかの山で是非お会いしたいです。

この日は20時より山小屋でピアノのコンサートがあるという。20時前に山小屋に行ってみると人だかりができており、食堂に電子ピアノが用意されている。なんでも、奇特な方が担いで小屋まで登ってきたのだとか。よくもまあこんなに重たいもんを・・・。演目はショパンの子犬のワルツ、戦場のメリークリスマス、ドビュッシーの月の光、きらきら星変奏曲、カルメン(前奏曲、闘牛士の歌)、ひまわりの約束、などなど。ピアニストの女性の方も山登りをされるそうです。昨年も企画されたそうですがあいにくの雨だったそうで、今年は人が集まって良かった!と語っておられました。山で聴くピアノというは初めてでしたがかなり良かったです!!またピアノを弾きたくなりました。

コンサート会場は山小屋。

歯を磨いたりなどしてテントに戻り、21時就寝。旅は翌日へと続いていきます。

9月24日(月)、旅の終わり

朝5時前に隣のテントの喧騒で目が覚めつつうとうとし、完全に起きたのは6時。よく寝ました。この日は下山後、天気が良かったら霧ヶ峰に行こう!というプランを立てており、起きたての天気は雲が若干ありつつも晴れ。朝食を摂ってテントを畳み、8時下山開始。駐車場までコースタイム2時間20分のところを、1時間半で到着。登りも下りも飛ばしすぎです。結構雲が出てきていましたが「とりあえず行ってみるか」ということで直接霧ヶ峰に向かいました。霧ヶ峰に行くのは一昨年以来2回目。こんな簡単にアクセスできてこんなに景色の良い場所があるのか!と驚いた記憶があります。霧ヶ峰に至るドライブもまた景色が良く最高で、助手席が男というのは残念でしたがこの日も気持ちの良いドライブとなりました。

霧ヶ峰の駐車場は八ヶ岳ほどではないにせよ結構多くの車が停まっており、さすが3連休といったところでした。山頂までは30分程度と記憶していたので装備をぱぱっと用意し早速出発。昨日から歩き続けている気がする、なんてことを言いながら山頂へ。子供も多く来ており、ピクニックがてら来られるところです。次回は母親を連れてこようかな、なんてことを考えながら歩きました。

おにぎりポーズ、再び。
山頂にて。気功砲にしか見えませんがおにぎりポーズです。

奥には蓼科山
どっしりと構えているのは2回登ったことのある蓼科山です。

鳥居。
山頂の鳥居。写真栄えします。

さすがにお腹が空いてきたので、諏訪湖付近にあるお店を検索することに。調べてみると、丸一というトンカツ屋さんの評価が高い。時間的にも開いているようだったのですぐに向かうことにしました。店内はそこまで混んでおらず、I氏も俺もトンカツ定食(ご飯大盛り)を注文。出てきたトンカツがこちら・・・

トンカツ定食!!

分厚い!
でかい!!
美味い!!!

最高でした。トンカツ屋にいる間に、以前長野に住んでいた頃に知り合った諏訪付近に住んでいる知人と連絡を取り合い、突然でしたが会えることになりました。トンカツ屋からすぐ近くのスタバで再会したRちゃんは当時と変わっていない・・・と思いきや、蓼科山に登ったりといつの間にか山ガール化していました。今後さらに山にハマってくれるのではないかと期待大です。

さて、旅はまだまだ終わりません。山ガールとの再会後もこのまま帰るのはもったいない!ということで、少し離れていますが松本城へ行くことにしました。下道でも1時間くらいで着くので下道で行くことにし、城付近の駐車場に16時過ぎに到着。国宝の松本城を外から眺めたり中に入ったりして楽しみました。

THE松本城

天守閣からの北アルプス。
天守閣の中から撮影。右奥の一番高い山は北アルプス・常念岳です。

NINJA
・・・。

楽しい旅も終盤に近づいてきました。18時近くなっていたのでさすがに東京方面へ出発です。ナビを見ると中央道は大月あたりから大渋滞になっており、途中で高速を降りることも検討しつつとりあえず中央道に突っ込みました。やはり大月から大渋滞になっていたので大月で降り、渋滞を回避して中央道に乗りなおし、結果的に21時台に錦糸町に到着、解散。土曜の夜からの長い旅が丸2日でようやく終わりを迎えました。

10月に入った2018年ですがまだ山シーズンは終わっていない、どころか紅葉シーズンの真っ只中です。まだまだ今年の山は終わらない!!

To be continued→

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