岩と食欲と私達 DAY 4: 神社巡り編

日之影の公民館で目覚めるところから『岩と食欲と私達』旅の四日目が始まります。

旅四日目、5月1日(水)

令和元日、7時起床。外は相変わらずの雨模様です。この日はTさんが昼過ぎに熊本空港から飛行機で関東へ帰る予定で、空港までは公民館の最寄のバス停から向かいます。Tさんだけ支度を済ませて、みんなで一緒にバス停へ。グルメクライマーTさん、また会う日まで!

さようならTさん。
Tさんを囲んでわいわいと話す俺とI氏。

公民館に戻ったら三人でこの日の作戦会議です。比叡も日之影も雨模様で、外岩は絶望的。もともとの予定ではこの日外岩を楽しんだ後、翌日は午前中にOさんと解散して俺とI氏は霧島に登り、Oさんは夕方の飛行機で宮崎空港から関東に戻る予定でした。いろいろと調べてみると霧島から宮崎空港が近いことが分かり、さらに翌日は快晴予報。地図を見ながら話しているうちにOさんも霧島に興味を持ち、結果翌日はOさんも加えて三人で霧島に登ることになりました。日之影から霧島方面まではそこそこ距離があるので、この日は道中観光しながら霧島に向かうことに決定。もともとOさんが翌日観光で行こうとしていた高千穂神社や、その近くの天岩戸神社を巡るというプランに決まり、朝食を食べたらさっそく出発です。

向かった先は神社…ではなく、すぐ近くの日之影温泉です。もともと電車の路線が通っており駅があった場所が今は『日之影温泉駅』という温泉施設になっているらしく、「温泉は日に2回以上入ってもまったく問題ない」というこの三人のこの日は温泉から始まりました。日之影のボルダーエリアは川原にありますが、その川原に沿って走っている車道沿いに『〇〇エリア』と、岩場の名前が書かれた看板が立っています。日之影では外岩を通じて町興しをしているような印象を受けました。

日之影温泉駅にて
温泉に向かう俺とOさん。

宿泊可能な『車両』
宿泊できるように改装した電車もありました。

温泉から出たら早速霧島に向けて出発です。まず向かったのは天岩戸神社。あまり詳しくはありませんが高千穂は『天孫降臨』で有名な場所で、天岩戸神社もかなり有名な神社とのこと。近づくにつれ渋滞が発生しだし、駐車場も停められるまで少し待ちました。天岩戸神社は令和元日効果なのかまるで元旦のような賑わい。朝までテレビの中だけのことだった令和フィーバーが波のように押し寄せてきました。持参していた御朱印帳を社務所に預け、その間に神社の人に境内を案内してもらうツアーに参加しました。少し並んで御朱印帳を預けられたのが12:20、ツアー開始が通常は設定されていない12:30の回。かなりのタイミングの良さでした。

神話のエピソードを交えながら天岩戸や高千穂峰、さらには以前行ったことのある長野の戸隠についても触れたツアーは非常に興味深い内容で、元号が切り替わるタイミングで天孫降臨のこの地におり、さらに翌日霧島に登るというのはなんともすごいタイミングの良さだなと三人でしみじみと感じ入ったものでした。参拝後、令和初御朱印をいただく。「世の中令和令和と浮かれやがって!」とひたすら文句をたれながらそれに乗っかる俺です。そんなもんです。

令和初の

時刻はちょうど13時でお昼時。宮崎ということでチキン南蛮料理を食べたいと検索してみると、ちょうど神社の近くにある食事処でチキン南蛮料理が食べられるということだったので車に戻る前に立ち寄ることにしました。

神茶屋

神茶屋(食べログ)
https://tabelog.com/miyazaki/A4505/A450502/45002977/

並ぶことを覚悟して行ったのですがちょうど席が空いたので待ち無しで入ることができ、注文した料理もほとんど待たずして出てきました。

絶品チキン南蛮丼
I氏が食したチキン南蛮丼。

俺が食べたチキン南蛮定食もタレとタルタルが絶妙に絡み合って激旨!海鮮、ラーメン、地鶏、チキン南蛮と、本当に美味しいものばかり食べているこの旅です。

田中陽希氏のサイン色紙
田中陽希氏も訪れたみたいです。

昼食を済ませたら、次は高千穂神社に移動。天岩戸神社からそこまで離れていない高千穂神社ですが、駐車場に近づいてみると空き待ちの車が長蛇の列。嫌な予感です。少し離れた場所にある無料の臨時駐車場に車を停め、神社へ。そこでは御朱印も参拝も、想像を遥かに超える凄まじい長蛇の列をなしていました。

人!人!!

ここから始まり…

人!!!人!!!!

こんなことになっておりこの奥にさらに列が続いています。

参拝の方も同じくらい並んでいました。御朱印と参拝はセットなので同程度の列になるのは合っているといえば合っているのですが…こんなに並べるか!!と、即諦めて撤退。この日初めて御朱印というものを知ったOさんにはどんな風に映ったのでしょうか。なんでも明治神宮では10時間待ちだったとか、御朱印が転売されたとかとんでもない話も耳にします…。結局参拝もできず撤退した我々は神社には人混みを見に来たのだろうか。高千穂峡も同じような状況だろうということで立ち寄らず、駐車場に戻り次の目的地をセットし移動を開始しました。

高千穂神社の次は、Oさんの登山用の服を買うためモンベルへ。登山予定がなかったので服がないOさんは「新調する」という荒業を行使したのでした。向かったのは、大規模な道の駅・あそ望の郷くぎのに併設されているモンベル南阿蘇店。モンベル製品に詳しいI氏はここで阿蘇山の描かれた限定Tシャツをゲット。色々と想定外続きですが行き当たりばったりで何でも楽しむというのもまた旅の醍醐味ではないかとそんなことも思います。

翌日の戦闘服が揃ったら次の目的地へ早速出発します。次の目的地は『霧島温泉郷』。ついに霧島連山の麓に向かいます。ここでちょっとしたハプニングが。霧島温泉という温泉が温泉郷から離れた場所にあり、そこがうっかりナビにセットされていることに温泉郷を通過してから気づく。即高速を降りて下道でリカバリーし、なんとか日帰り温泉がまだやっている19時過ぎには目的の温泉に到着しました。数ある温泉からこの日選んだのは『霧の里本館』という温泉宿。写真は撮れていませんがひのきの湯船と景色の良い露天風呂が最高でした!以下のリンク先の記事にて写真つきで紹介されているようです:

霧の里本館
http://www.tabirai.net/hotel/kagoshima/hotel146000233/00002/

また行きたい温泉です。外から見えた食堂はOさん曰く「良い意味で小川山のヘルシーみたい」ということでした。

夕食は、いろいろと調べた結果黒豚メインの焼肉屋さんをチョイス。温泉の脱衣所で電話したところ7組待ちとのことでしたが、名簿に名前を書いてくれるとのことだったのでお願いすることにしました。焼肉屋さんまでは20分程度。到着するころにちょうど空くことを期待して向かったところ…

〇〇さ~ん

扉を開けた途端名前を呼ばれ、1秒も待たずして入店。奇跡ですか!その焼肉屋さんの名は『焼肉厨房 わきもと』。ここではOさんに「旅で一番印象に残っているのはわきもとの焼肉」と言わしめるくらい絶品の焼肉をいただくこととなります。

焼肉厨房 わきもと(食べログ)
https://tabelog.com/kagoshima/A4603/A460301/46001252/

お肉は黒豚のセットと牛カルビの単品、追加でサラダバーなど注文。到着したお肉がこちら…

超絶旨い黒豚

黒豚がとにかく激旨い!いや本当に旨すぎる!!豚だけってどうなのかと念のため注文した牛カルビを遥かに超える美味しさ。人生で食べた焼肉の中で一番感動したと言っても全く差し支えないくらい、本当に美味しい焼肉でした。しかもお酒を飲まなかったおかげで会計は

ひとり2,800円。

お酒がないとここまで安いんですか。天候につきクライミングこそできなかったものの、温泉あり、神社あり、チキン南蛮や黒豚焼肉ありの非常に充実した一日となりました。その地域にしかない場所に行き、その地域の食を堪能する。普段は山歩きをすることで旅をしていると身体中で感じ取っていますが、この日もまた『自分は今、まさに旅をしている』と感じたのを今でも思い出します。

21時過ぎに焼肉屋さんを後にし、霧島の道の駅へ。例の如く食にはこだわりますが宿代はとにかく浮かせる我々です。道の駅はそこそこ混んでいたものの、なんとか停められるような状況。ただ、我々が停めたあとにどんどん入ってきたので到着がもう少し遅れていたら空きがなかったかもしれません。充実した一日を振り返りながら、就寝。近くのベトナム人のベトナム語がうるさかったものの、すぐに眠りにつけました。空には星。翌日の登山に期待が持てました。

『霧島連山編』に続く→

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