和歌山放浪記: 高野山観光

前編に引き続き、和歌山編・後編。

名古屋から三重へ移動中の8/30の夜に、友人から「和歌山にいるのなら高野山も是非行ってみれば」という連絡を受け、無知で恥ずかしいのですが高野山をさっぱり知らなかった俺はすぐに調べてみました。すると道の駅・龍神ごまさんスカイタワーから車で45分!しかも実に興味をそそられる場所で、これは1日使って観光したほうがよさそうだ、ということで、9/1は1日高野山観光をしていました。

前日寝たのが早かったこともあり、9/1は朝5時過ぎに起床。車のサンシェードの隙間からなにやら朝焼けの良い色が漏れてくるので外に出てみると、凄い景色が広がっていました。


紀伊山地が目の前にバン!と。


御来光!

今の所訪れた道の駅の中で一番高いところに位置しているだけあって、涼しいし朝焼けは綺麗だし最高でした。(むしろ夜中寒くて寝袋に入りました。)

そんな朝焼けを見ながら朝食を済ませ、朝8:30からお客さんを受け入れだす高野山に合わせて出発。車から街並みを見たときからワクワクしていました。


到着!

朝一に着いたということもあって、メジャーな観光どころは全部押さえよう!と、早朝に立てたプランに沿って動きました。

金剛峯寺前駐車場

刈萱堂

奥の院

昼食

徳川家霊台

女人堂

壇上伽藍

霊宝館

大師教会

いろいろと巡りましたが、なんといっても一の橋から奥の院に至る道が凄い!荘厳過ぎて自分の語彙力ではあの雰囲気を説明しきれません。樹齢何年!?って木々に囲まれながら朝の涼しいうちに歩いた奥の院への道は実に爽快でした。


一の橋、奥の院への入り口。


こんな感じの道が2km近く続きます。


樹齢何年??

クセでいつも早く歩く自分も、この時ばかりはゆっくり歩いて雰囲気を楽しみました。駐車場付近に戻ってから近くの店で昼食。ネットで紹介されていた店に入ることにしました。


中央食堂さんぼう。

ここで出してもらった粟麩田楽弁当がめちゃ美味い!!粟麩のモチっとした食感もさることながら、ワサビと食べる胡麻豆腐もモチフワ?な感じで和風テイストが好きな自分には最高の昼食でした。旅に出てからの外食はこれで帯広のカレーと豚丼松本の山賊焼き、に続き3回目になります。


どれも美味かったです!また来たい。


ごちそうさまでした。

そのあと訪れた中では、金剛峯寺の日本庭園が素晴らしく良かったです。二匹の龍を表しているという事ですが、確かに実際に見ていると二匹の龍が雲海から出てきているように見えてくるから不思議です。日本最大の石庭ということで、雲海の石は京都から、龍の石は四国から、という事でした。


金剛峯寺、入口。


広くて全貌は撮れませんでしたが実に優美な風景でした。

そのあとは壇上伽藍を巡りましたが、ここはとにかく大塔の圧倒的な存在感。でかすぎて真下から撮ると全貌が全く写りません。


名前の通り、大塔。

壇上伽藍をある程度巡ったあとは霊宝館に向かったのですが、展示されていた中で自分の目を引いたのは快慶の作品(残念ながら撮影は禁止されていました)。実に生き生きとしていて躍動感もあるし好みにどんぴしゃりでした。執金剛神の立像が特に目を引いたのですが、最近になって快慶の作品だとわかったようです。

最後に大師教会で授戒を体験したのですが、これがまた非日常感ハンパない体験で、「これは外国人に理解してもらうのが難しい」と感じました。実際、高野山にはたくさんの外国人観光客が訪れていてそれこそ驚いていたのですが、さすがに授戒には一人もいませんでした。

そんなこんなで1日が過ぎ、翌日大阪の最高峰・大和葛城山に登るため夜のうちに大阪へ移動しました。

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