前回のブログの終盤に書いた通り、小川山でのクライミングが終わり名古屋に数日間滞在した後、H29年度の予備自衛官訓練を受けるため関東にある某駐屯地へ向かいました。愛知県にある駐屯地でも訓練を受けられたのですが、日程が少し先で、少しでも早く訓練を受けておきたかったので5月12日開始の関東の駐屯地にて受けることにしたのでした。名古屋から関東まで、今回は初めて車で、しかも下道で行くことにしました。ナビ通りに行くと10時間近くかかるので、2日に分けて行く事に。訓練開始日は12日でしたが、11日の夕方に都内で用事があったので10日午後に名古屋を発ちました。渋滞もなくスムーズに進み、この日は道の駅・箱根峠で車中泊することに。この道の駅は芦ノ湖のすぐ近くに位置しており、芦ノ湖といえば「ゴジラVSビオランテ」!!と、周りの観光客がおそらく誰一人思っていない感想を一人密かに抱いていました。この日は霧が濃くかなりおどろおどろしい雰囲気でしたが、映画の再現という意味ではバッチリだったような。
翌11日。八王子あたりまで移動し風呂に入ったり食材を買ったりした後、夕方都内での用事を済ませてこの日は道の駅・川口あんぎょうへ。昨年の旅から一体何箇所の道の駅に泊まったのか、一度リストアップしてみたいところです。車中泊グッズとして自分の中では絶対に欠かせないのがこちらのライスクッカー。
一昨年(2015年)11月、一人旅用にと買って柏の部屋で試しに使ったのを今でも懐かしく思い出します。あれから日本全国を巡る旅を経て、今もなお大活躍しています。そしてこの日は気温が高く結構暑かったので、USB扇風機を投入。
この扇風機も昨年の旅を始める前、車中泊の練習がてら毎晩車の中で寝ていた頃から活躍していましたが、こちらも相変わらず大活躍中です。
車中泊で2泊過ごした後、12日は午前9時くらいに駐屯地に着くように出発。H28年度の訓練と同じ駐屯地だったという事もあり内容は似ていましたが、別の中隊だったので細部は多少異なり、その中でも「厳しさ」は前年度に比べ大幅に上昇していました。小銃を持って全力疾走するのがあそこまで大変だとは・・・。下に簡単に5日間の内容を書いておきます:
1日目:被服受領、健康診断、小銃の分解結合
2日目:体力測定、射撃姿勢・基本教練、無線通信
3日目:衛生、射撃、CQM・救護、武器手入れ 課業外:格闘訓練
4日目:基地警護・有線通信、法務、総合訓練、無線通信 課業外:格闘訓練
5日目:被服返納、部屋の清掃
その日の内容ごとにメモを取っていたわけではないのでうろ覚えですが、大体こんな感じでした。昨年と異なり今年から射撃に使用する火器が64式小銃になり、予備自衛官補の頃に戻った感じでした。今回は特にCQM(Close Quarters Marksmanship:近接射撃)と総合訓練が充実しており、予備自衛官の訓練参加はまだ2回目ですが前回よりも勉強になったように感じます。
毎回予備自衛官の訓練にはランダムに人が集まりますが、今年は同じ部屋に実に愉快な人たちが集まっており、特に見た目完全にフィリピン人なI氏(通称”カルロス”)と平成7年生まれのK氏(通称”平成セブン”)と仲良くなり課業時間中も課業外もワイワイ騒いでいました。一番うるさい3人組だったのは間違いない。
昨年は5日間の訓練の翌日に秋葉原にボルダリングに行っていますが、今年は訓練終了直後に平成セブンと近場のボルダリングジムに行く事に。13時に解散して14時には既にジムに到着していたあたり、パワフルです。今年も訓練終了時に支給されたクエン酸ゼリーは、まさにこのためではないだろうか。
今回行ったのは埼玉県入間郡にあるライムストーンというジム(行ったことのあるジムリストも更新しておきました)。訓練終了直後にもかかわらずジムに3時間以上いるあたり、元気というかなんというか。訓練+ボルダリングで疲れた身体にたんぱく質を補給しよう!!ということで、ボルダリング後は焼肉屋へ。
食べ放題でがっつりたんぱく質を補給し、平成セブンを近くの駅に送った後、愛知方面に向けて出発。来たとき同様、一気に移動すると疲れるので途中の道の駅・どうしにて車中泊。道の駅車中泊があるのが当たり前の生活になってきました。5月17日午後に名古屋の祖父宅に到着し、今に至る。今後どうするか、未だに考えあぐねていますが、当面は転職活動をしつつ他の選択肢も模索しようかと思います。
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