Prefectural Peak Hunting 17: 岩手山


下山後に撮影した写真。

9/11。前日到着した馬返し登山口駐車場にてこの日は5時少し前に起きて朝食を摂ったり支度をしたりし、5:30出発。既に何名か登山者が出発しており、あとを追う形で頂上を目指しました。朝の時点では天気はやや曇りで、実際天気予報も午前中は曇り予報だったのであまり期待していなかったのですが、結果的に今回の旅の中でも指折りの、記憶に残る素晴らしい山行となりました。

5:35撮影、登山口。少し曇った天気の中鬱蒼と生い茂る樹林に突っ込むのは毎度のことながら自分の勇気を奮い立たせる必要があります。ここの標高は650m弱、ここから2,038mの岩手山頂上を目指すことになります。1合目、2合目あたりまでは樹林帯の中を進んでいくことになりますが、2.5合目にある分岐点を過ぎた辺りから徐々に木々の背が低くなり、活火山らしいごつごつした道を進んでいくことになります。自分は森林浴や花を愛でながらの山行ではなく、稜線歩きや岩稜歩き、森林限界を超えたような標高の高いところを歩くのが好き、というのを今回の旅で痛感しており、今回の馬返しコースは実に自分好みのコースでした。

天気は6時過ぎの時点ではまだどんよりしておりましたが、徐々に雲が流れていき7時過ぎには日差しが眩しいくらいの快晴に!以降登頂するまでずっと快晴でした。


6:15撮影、まだ曇っていますが青空が少し覗いています。


7:36撮影、雲が流れて下界の街並みがくっきりと見えました。

自分は楽しいと歩行スピードがどんどん上がっていくらしく、コースタイム3時間半の8合目避難小屋にわずか2時間ちょいで到着していました。


8合目避難小屋。避難小屋と呼ぶにはかなり豪華な造りでした。

ここから山頂はもう少し。お鉢巡りの途中にある山頂までのコースタイムは反時計回りで50分。


避難小屋から少し歩いた地点。こんもりしたところが山頂・・・ではない!


上の写真のこんもりしたところに立った図。目の前の山の頂点が山頂・・・
・・・ではなく、写真一番左に見えている赤茶けた山が山頂のある「薬師岳」。


薬師岳へのアプローチ。山頂はすぐそこ!

そして山頂に到着!到着したのは8時半ちょっと前でした。登山口からスタートしてから3時間というのは我ながら飛ばしすぎですが、それだけ楽しく登れたということだと思います。


8:27、山頂到着!

山頂からは360度絶景が広がっており、山頂にいる時点ではどれがなんの山なんだかさっぱりでしたが、下山してから調べまくったところこちらの方がスーパーナイスな写真をアップして下さっていました!おかげで撮った写真に写っている山を把握することが出来ました。ありがとうございました。


正面一番奥にうっすらと聳えているのが鳥海山、
写真右の方、雲の上に黒く頂上が飛び出ているのが翌日登ることになる秋田駒ヶ岳。


写真中央やや右、平坦な山塊が前日訪れた八幡平。


写真中央、地平線の彼方に一番高く聳えているのが岩手県にあるもうひとつの百名山「早池峰山」。

今回はタイミングが合わず登ることができませんでしたが、早池峰山まで見渡すことができ、雲はやや多いものの最高のパノラマが広がっていました。山頂でパノラマをひと時楽しんだ後は、お鉢巡りの残り半周をして、岩手山神社奥院に参拝をしてからの下山。


お鉢巡り途中に現れた稜線、おそらくこれが鬼ヶ城と呼ばれているコース。
ジャンダルムみたいで実に登高意欲が湧きます。また戻ってきます!


奥院にて、まさかのチーバくん発見!
千葉から来て岩手山でチーバくんを見るというのは何か強烈な縁を感じました。


今回のログ、お鉢巡りが分かりやすいです。


お鉢巡りで一周して、奥院でログを止めました。アルファベットのQみたいな形になっています。

前週登った岩木山、前日登った八甲田山・八幡平のW百名山に次いで岩手山も百名山。これでこの旅以前に登った八ヶ岳、この旅が始まってから日出ヶ岳までに登った17座、と合わせてこの日までに登った百名山は22座になりました。

馬返しコースには隣接した新道と旧道があり、今回は登りに新道、下りに旧道を使いましたが、逆の方がよかった印象です。前回のブログでも触れたように、下山中は砲撃の演習のような音が鳴り響いていました。そんなこんなで無事下山し、この日はこのあと網張温泉に行く予定だったのですが、せっかく奥院に行ったので実際の岩手山神社にも行ってみることにしました。ナビに従っていくと、途中ずばーん!と目の前にさっきまで頂上にいた岩手山が現れたので車から降りてパシャリ、これが冒頭の写真です。これは前日撮った裏岩手に対して表岩手という角度になるかと思います。

ナビの示す場所に着いたものの、何故かロープが張られており立ち入り禁止。ん?ということでナビで調べなおしてみると何故か二箇所の岩手山神社が表示される。

どういうことかよく分かりませんが、とりあえずもう一方の岩手山神社に行ってみると、規模が妙に小さい。少し調べてみると、どうやら岩手山神社という神社は登山口ごとにあるそうで、ここは馬返し登山口から近いところ、ということらしい。やはり最初に行ったところがメインの岩手山神社みたいだったのですが、はたしてどうやって入るのか?とりあえず、せっかく来たのでこの神社にも入ってみることにしました。


小さいとはいえ神聖な雰囲気。

さて、ナビが示す場所からは入れないもう一方の岩手山神社にどうやって入るのか。色々と調べてみると、こちらのブログにて行き方を詳細に記してくれていました!ナビは無視してブログどおりの道を進んでいくと、ブログと同じ入り口に到達。情報社会に感謝です。


ようやく入り口に到着。

ここから奥に進み、ようやく拝殿に到着。何故か人が多く来ておりましたが、その理由はすぐに判明します。とりあえずこの神社の見所である夫婦杉(めおとすぎ)と遥拝所を見学。


拝殿。


夫婦杉、樹齢は少なくとも400年は経っているとの事。


遥拝所に行きましたが・・・


岩手山は雲に隠れて見えず。
これは冒頭の写真の位置から岩手山をぐるっと回って反対側から見ていることになり、
確かに反対側には雲がたくさんありました。

さて、ここに人がたくさん訪れていた理由。それは、ここには「神山の秘水」と呼ばれる湧き水があるからです。この湧き水は岩手山の雪解け水ということですが、水の力強いパワーが秘められている、とされているそうで、地元の方々が空のペットボトルを大量に持ち寄って秘水を持ち帰っていました。たしかに美味しそうで、俺もちょうど空の2Lペットボトルがあったのでもらって帰りました。

ようやく見つけた岩手山神社で参拝したあとは網張温泉に移動。神社からも近いですが岩手山の登山口からも車で25分とかなりいい位置にあります。ちなみに翌日行くことになるつなぎ温泉も登山口から30分程度の位置にあり、岩手山と温泉の組み合わせは色んなバリエーションが考えられそうです。これはまた来なくては・・・。

日帰りの「薬師の湯」に入りましたが、少し緑がかった乳白色の湯で身体に良さそうな雰囲気。露天風呂に入っていた年配の客が神奈川在住の登山者らしく、「高尾山はトレーニングにならないけど夏の丹沢は暑い」とかなんとか話していたのを隣で聞きながらゆっくりと疲れを癒し、上がった後は翌日の秋田駒ヶ岳登山の計画を練り始めます。

秋田駒ヶ岳登山に続く→

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