Prefectural Peak Hunting 42: 寂地山

11月28日。この日は山口県の最高峰・寂地山に登りました。山口県で一夜の宿を提供して下さったSさんや、岩国市の観光ボランティアの方も寂地山はご存知で、どちらかというと寂地峡という渓谷として有名なようです。予報は曇りでしたが、この日から数日間は晴天予報がなく、何日も待っていられないので曇りでも敢行する事にしました。登山口に着いたのは8時少し前。時期が外れているからか車は一台も停まっておらず、完全な単独行になりそうでした(実際なりました)。この時期は四国~九州の山ばかり巡っており、三嶺の山域を除き他のエリアは熊の心配がない(実際は祖母山で目撃情報があったりするようですが・・・)。寂地山の「熊注意」の看板を見て久々に熊の恐怖を思い出したのでした。寂地山の載っている山と高原地図は発売されておらず、過去の登山記録や国土地理院の地図、GPSを頼りに登りました。

http://kanto2525ohta.blog122.fc2.com/blog-entry-544.html
https://yamap.co.jp/activity/306810
たくさんの情報、本当に助かりました。お礼申し上げます。


駐車場にあった地図。コースタイムなどこの看板を参考にしました。

登山開始すぐは滝の近くや沢沿いを歩いていくことになります。標高700~800mくらいまでは沢沿い歩きが続きます。


滝をいくつも通過します。これは竜頭(りゅうず)の滝。


最初の方にあった洞窟、本当にこっちで道が合っているのかと疑いたくなる。


少しすると分岐が現れます。

今回は、上で紹介したふたつのリンク先の山行記録(まわったルートは逆ですが)と同様右谷(みぎたに)山~寂地山を縦走する予定で、余裕があれば吉和冠(よしわかんむり)山まで行ってみるつもりでした。


分岐後も沢が続きます(標高738地点)。

曇ったり晴れたりを繰り返しながら標高を上げていき、まずは最初の目標の右谷山へ。稜線に出たところで、こんな看板が。

マジっすか!熊の活動時期は11月中頃まで、というのをどこかで読みましたが比較的暖かい西日本でも同じなのだろうか?稜線は風が刃のように冷たく、雪は降っていませんでしたが手が痺れるくらい寒い!手袋を持ってこなかったのを後悔しました。

この右谷山から寂地山への稜線は、シーズン中はカタクリの花が咲き乱れているそうで「カタクリロード」などと呼ばれているそうです。上のリンク先のサイトにも写真つきで紹介されていますが、シーズン中はこの日無人だった駐車場がごった返しているようです。この日は完全にシーズンから外れており、どの草がカタクリなのやらサッパリ分からない中寒い稜線を寂地山へ。山頂では昭和38年(1963)、山口国体の時に炬火が採火されたらしく、小さな祠と石碑が建てられていました。

写真を何枚か撮っていたらiPhoneの電源が何故か落ちる!バッテリーは半分近く残っていたのに、モバイルバッテリーに繋げないと再起動しない。この旅で大活躍したiPhone 5Sもそろそろ限界かもしれない。山頂は稜線以上に寒く、手が刺す様に痛い。寂地山の山頂からさらに先に行かないと到達できない吉和冠山は諦め、下山することにしました。下山は「犬戻の滝」という滝が見られるルートへ。山頂から1時間弱下るとそこからは林道を延々と駐車場まで歩くことになりました。


奥に見えるのが犬戻の滝。三段に分かれている滝はなかなかのダイナミックさ。


滝からは沢が続いています。この時点では晴れており少し暖かくなっていました。

駐車場に戻り、ひと段落。これで今回の旅で登る予定だった山は残すところ1座となりました。寂地山の登山口から恐羅漢山の登山口へは車で1時間半程度。寂地山と恐羅漢山、いずれも山口・広島・島根の県境周辺に位置しており、距離的にはかなり近い。時間は既に午後でもちろん同日に登れるわけはないので、温泉施設に立ち寄ってから道の駅に移動することにしました。道の駅への道中にある温泉施設・クヴェーレ吉和に向かったところまさかの月曜休みで開いておらず、次点の湯来(ゆき)温泉へ。ここが実に居心地がよく、翌日再訪することになります。


広くて綺麗な施設で、利用客も多かった湯来温泉(湯来ロッジ)。

温泉の横にあったコンビニで夕食とお酒を買い、この夜の宿泊地・道の駅来夢とごうちへ。翌日は旅最後の山・恐羅漢山に登る予定で、そうなった場合この夜が旅の目的達成前の最後の夜。名残惜しみながら、軽く飲んで翌日に備えて早めに就寝しました。

このときのログ。左端が右谷山、一番上が寂地山です。スタートは画面一番下で、時計回りにぐるっと回っています。13km強も歩いた気がしませんでしたが、意外と距離があったようです。

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