年越し食い倒れ旅行 PART I

2020年12月末。仕事納めは28日だったので29日から長期休暇に突入します。当初はI氏と先生と三人で大菩薩嶺あたりの山小屋で年越し+御来光というプランを検討していましたが想像以上にコロナ禍が深刻なことになってきたので、山小屋で宿泊することはリスクが高すぎると判断し年越しを山で過ごすことは断念。1年中コロナの災禍に見舞われた2020年でした。I氏は出かけること自体を断念したということでしたが、せっかく予定を空けていたしということで先生と二人でどこかへ出かけることにしました。12月20日(日)にITパスポートの試験を受けたことでようやく色々なことにひと段落ついたので21日(月)に信州~飛騨高山方面の旅館を調べまくり、結果2020年12月31日~2021年1月1日にかけて飛騨高山の旅館に宿泊することに決定。

飛騨高山温泉 旅館 あすなろ(公式ページ)
https://www.yado-asunaro.com/

プランを立てた約1週間後の12月29日(火)。世の中はコロナに加えて「年末年始の大寒波」について騒ぎ立てていました。飛騨高山へ行くにはちょうどお盆の旅のときに焼岳に行ったとき使った道をほぼたどりなおす感じになるので、大寒波がきたら大雪になるのは間違いありません。千葉から飛騨高山へ一気に行くのではなく、30日の時点で長野あたりまで移動しておき翌31日に飛騨高山へ移動してはどうか、と提案してみたところ先生も同意だったので直前でしたが再び宿を探し始めます。色々と検討した結果決まったのが長野県千曲市にあるこちらの温泉宿。

温泉旅館 菊水(公式ページ)
https://kikusui-web.com/

もともとは30日か31日に低山へ登山もしようかなんて話も出ていましたが、大寒波がきているということもありこれは取りやめ。主に雪景色と食を堪能する旅にすることとしました。もはや紹介するまでもありませんが、このときのメンバーを念のため紹介したい。

チーム紹介

筆者「Y」。この旅の延長線上に雪山登山があることはうっすら予感していました。そのために体に栄養分を蓄えたのかもしれません(言い訳)。
さるぼぼ「先生」。年末年始はひたすら美味しいものを食べて飲んで過ごしたこの人。1月からは節制生活を開始することとなります。

それでは早速振り返ってみたいと思います。

12月30日(水)旅の始まり

2020年最後の旅が始まりました。出発したのは11時過ぎ。予定よりも1時間くらい遅い出発ですが特に問題ありません。群馬県を経由して長野県方面へと前進。群馬県側では雪は現れず、チェックイン時刻よりも少し早い14時くらいに旅館に到着してしまいます。この時点では長野県側でもまだ雪はあまり積もっていませんでした。チェックインの15時まで少し時間があったので昼食を摂るべく市街地の方まで移動します。立ち寄ったのはこちらの蕎麦屋さん。

信州蕎麦 わきゅう(食べログ)
https://tabelog.com/nagano/A2001/A200103/20023369/

先生はくるみ蕎麦、俺はもり蕎麦の大盛りにしたところこの大盛りが・・・

大盛り過ぎる

大盛り過ぎる件。

腹がはちきれそうになりました。15時過ぎに旅館に戻りチェックイン。

雰囲気良し!

雰囲気のいい旅館です。追加2000円で貸切風呂の予約もできるということだったので17時から予約しておき、しばし部屋で休憩です。蕎麦が胃の中で暴れまわっていました。17時になり向かった貸切風呂が実にいい!!

THE貸切風呂

50分という時間制限はありますが十分堪能できました。部屋に戻り、改めて出かける用意をしたら夕食を摂りに表に出ます。すでに18時を過ぎており旅館の人から「19時くらいまでしか開いていない店が多い」と忠告を受けます。この時点でかなり寒くなってきており、雪も積もり始めていました。車で出ましたが結局旅館からすぐ近くのモツ鍋屋にすることにしたので旅館に戻って車を置き、徒歩で改めて店に向かいます。

みのや・四代目(食べログ)
https://tabelog.com/nagano/A2001/A200103/20010365/

みのや、入り口

日本酒を飲みながらあん肝とモツ鍋を楽しみました。いただいた日本酒は佐久乃花 裏佐久 辛口吟醸。長野県内限定品とのことでスッキリ辛口で実に美味でした。

モツ!モツ!

サイン入り色紙
孤独のグルメ原作者の久住昌之氏も来店されたようです。

蕎麦が効いていたので夕食はほどほどに会計を済ませ、店を出ます。この時代に珍しくここは分煙すらされていない喫煙可能な店だったらしく、ちょうど会計をするあたりで煙草を吸い始めた人がいました。タイミング良かった(?)かもしれません。外は店に入ったときよりも風雪共に強くなっていました。それでもこのあと訪れる飛騨高山に比べればたいしたことありません。コンビニでお酒と翌日の朝食を買い込んで旅館に戻り、まずは温泉。ちょっと設備の古さは感じましたが誰も入っておらず実質貸切状態でした。23時に男女の温泉が入れ替わるということで、寝る前にもう一度温泉に入ります。このときも実質貸切状態。3回も温泉に入る温泉三昧の一日となりました。

そして よが あけた!

12月31日(木)大晦日

ついに大晦日です。2020年もあと一日となりました。朝一でまずは風呂に入ります。露天風呂に行ったところ一人いましたがすぐに貸切状態となったので風景写真を撮らせてもらいました。

雪と露天風呂

雰囲気GOODです!この旅ではとにかく温泉に入りまくり、そして美味しいものを食べ倒しました。10時にチェックアウトしたら早速飛騨高山方面へ向けて出発します。松本まで高速で移動するべくまずは姨捨スマートICへ。

止まらな~い
助手席より撮影、こんな道を行く。

BGMはワルキューレ。熱唱しながら前進します。松本で高速を降りて給油し、ローソンで無料のラテを手に入れたら一路上高地方面へ。沢渡あたりまでは地面があまり凍結しておらず比較的走りやすかったのですが、沢渡から先が

凍結地獄。

道が真っ白、ウォッシャー液も凍りついてフロントガラスが綺麗になりません。

ネズコだと・・・?
ん?ネズコ?禰豆子??

マイナス7度とは・・・
マイナス7度・・・時刻は午後12時過ぎです。

実は大木だという大ネズコを通過し、マイナス7度という表示も通過したあたりで一度車を停めてフロントガラスを綺麗にしました。場所はこの辺。

看板にも積もる雪

現在地はここ

まさしく長野と岐阜の中間、北アルプスの真下といった場所です。そりゃ寒いわけです・・・。フロントガラスを綺麗にしたら改めて出発。ここに至るまで何台もの車が立ち往生していましたがあの人たちは無事目的地に辿り着いたのだろうか。君たちは、生き延びることができたか。

さらにすごいことに・・・
道はさらに白くなります。

道が凍結している上に意外と交通量が多く、対向車までバンバン来るのでずーっと緊張状態が続きます。そして13時前にようやくお盆の旅でも立ち寄ったローソンのあるエリアまで辿り着きました。

つららが・・・
写真のとおり、寒い。

酒ゲット!
酒入手!

酒屋で日本酒と地ビールを仕入れて、昼食を摂るべく調べた店へと向かいますがこの日は開いておらず、別の店に向かうとそこは繁華街で駐車できるような環境ではない。旅館がすぐ近くなので先に旅館に行き車を停めて、徒歩で繁華街に向かうことにしました。大晦日ということもあり店があまりやっておらず、図らずも近くを歩いて観光することとなりました。

勝手に被写体
勝手に被写体になってもらったカップルと古い町並み。

ひたすら歩いて最終的に入ったのはこちらのラーメン屋。

蔵食房 龍々(食べログ)
https://tabelog.com/gifu/A2104/A210401/21016748/

飛騨高山といえば高山ラーメンが有名だと思いますが、この店は担々麺が一押し。ということで二人とも担々麺を注文しました。

トマトがポイント

トマトがポイントらしく、さっぱりしていて旨い。旅館での夕食に備えて小盛りらーめんとから揚げのセットです。それにしても、このエリア一帯には外国人が多く観光?に訪れていましたが彼らはいったいどこから来たのだろうか。留学生なのか、それとも・・・?龍々を出た時点で雪が本格的に降ってきていました。追加でお酒を買っていこう、という話になり改めて古い町並みのエリアに戻ります。

酒屋には雪が似合う
翌日も訪れることになるお店です。

うめたん
名前が可愛いこちらを購入。うめたん。

旅館に戻る道中、重要文化財に指定されているお寺の横を通ったので立ち寄っていきます。寒いのによく歩く人たちです。

お寺、入り口

風情のある三重塔
奥には三重?の塔も。

この時点では屋根などにあまり雪が積もっていませんが、元旦に改めて訪れた際はとんでもないことになっています。そしてようやく旅館に戻ってきた二人は車から荷物を出してチェックイン。時刻は15時40分をまわっていました。

あすなろ!
お世話になった旅館。

チェックイン後は温泉に入ったり持参したSwitchでマリオやったりうめたん飲んだりしながら夕食まで過ごしました。

ゲーム三昧

うめたんと先生

そして19時の夕食。予約した時点から期待していた飛騨牛がトロトロでやばい(語彙力のなさもやばい)。

肉、ビフォア
ビフォア。

肉、アフター
アフター。

旅館といえば以前母と行った駒ヶ根の宿でもそうでしたが、夕食の量がすごい!この日も予想通りすごい量の食事でお腹がパンパンに。前日の大盛り蕎麦といいこの旅行で体重が増加したことは間違いない。

年越し蕎麦@あすなろ
年越し蕎麦も出ました。

ちょうど紅白歌合戦の後半に見たい歌手が集中していたので、食事後は部屋に戻り紅白を見たりガキ使を見たりとダラダラ過ごす。そんなことをしていると・・・

元旦へと続く→

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