君は、生き延びることができるか。

寒い時代だとは思わんか・・・
───ワッケイン

コロナ禍に実にしっくりくる台詞です。年末年始にかけては実物大ガンダムを見たり真っ白な飛騨高山まで旅をしたりと色々なイベントがありました。年末の行事一発目として横浜に実物大ガンダムを見に行ったときのことを書きたいと思います。

12月27日(日)

ガンダムを見られるのは横浜の中華街のすぐ近くにあるガンダムファクトリー横浜です。2時間ごとの予約制入場で事前に14時入場の券を予約していたこの日。メンバーは12月13日(日)にROCKLANDSに登りにいったときと同じTさん、Oさん、先生の3名です。Tさん、Oさんの二人と待ち合わせしていたのは会場13時45分。その前に先生と中華街近辺を散策するために11時過ぎには中華街に着けるよう、最寄のバス停から9時台のバスに乗って出発しました。予定通り11時過ぎに中華街に到着。すでに合流していた先生と昼食を摂るべく向かったのは秀味園という台湾料理の店でした。

秀味園、外観

秀味園(食べログ)
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140105/14000471/

この店は魯肉飯(ルーローハン)という煮卵や豚の角煮を白米に乗せた台湾の屋台料理がお勧めとのこと。早速いただきました。

魯肉飯

写真写りはあれですが、B級グルメ的な旨さに加え500円というコスパの良さ!一緒に頼んだ小籠包は味に対して割高な印象ですが魯肉飯は胃袋にガツッときます。台湾といえば2014年1月、何故か当時の俺はブログにつけていないようですが高校の同級生の結婚式に参加するため初めて上陸(?)しました。似たような飯の写真でもないかと当時の写真を見返していたところ空港での写真に・・・










ガンダム in 台湾

ガンダム!!

台湾まで来て俺は何を撮影しているのか。今も昔も俺という人間はガンダムを見ると心躍らせるようです。そして時は経ち2020年12月27日、現代日本。秀味園を出た俺と先生は中華街から元町へと移動します。

胡蝶しのぶさん。
元町に向かう途中にあるアニメショップの店頭に並んでいたガチャガチャに吸い寄せられていく先生。鬼滅ガチャをまわして人気の胡蝶さんを引き当てました。なんだかんだブームに乗っかっている我々です。

さて、アニメショップをあらかた見たら一路元町へ。元町へ来たのはずいぶん昔、下手したら10代の頃に訪れたのがおそらく最後。オサレな街だったくらいの記憶しかないのでほとんど初めて来たのと変わりません。そんな元町はかすかな記憶にあったとおりのオサレな街でした。この日立ち寄った中では特に「銀座 伊東屋」が良かった。

外観からオサレ

『切手に添えるスタンプ』といった可愛らしい各種雑貨、ペンや色鉛筆、などなど、3階建てのどのフロアも実に楽しく物色できます。そうこうしているうちにいい時間になったのでガンダムファクトリーへの移動を開始。近づくにつれ遠目でもガンダムが立っているのが分かりました。

見えてきたガンダム

この日はもともと曇り予報でしたが上の写真で分かるように超快晴。絶好のガンダム日和(?)でした。入り口付近で待っているとまずOさんが登場し、その後Tさんが現れる。Oさんは家の近所にもあるというラーメン屋で昼食を済ませ、そしてTさんは中華街の奥にある中華まんの店からタクシーで近くまで来たのだとか・・・。入場するまで少し時間があったのでトレーラーショップでグッズを物色。買いたいと思うものはなかったのでそのまま入り口に戻り列に加わりました。

エントランス
入り口を見上げて。

ご当地マンホール
トレーラーショップ近くにあった2020年4箇所目のご当地マンホール。

そして14時少し前。満を持して入場です。入場と同時に全員に1/200スケールのRX-78F00ガンダム(この会場にあるガンダム)の簡単なプラモデルが配布されました。バンダイ太っ腹じゃん!と思いましたが、この機にガンプラのファン層を拡大しようとしている魂胆も透けて見えたり・・・。そんな魂胆を知ってか知らずか、この筆者は帰宅後に早速この1/200を作ったのだそうな。

滲み出るおもちゃ感

素組みではおもちゃ感(?)がありすぎるのでスミ入れペンでディティールアップしました。

ディティールアップ!

ドックをイメージしたコの字はチープすぎるので省きます。それなりに見られるようにはなっただろうか。さて、1/200の次は実物大です。ご対面を果たした1/1スケールのガンダムは大きさこそ以前製作されたお台場ガンダムと変わりませんが圧倒的に動きます!

こいつ・・・動くぞ!

あ、歩いている!?
動画から抜粋。動いている・・・

めちゃくちゃ動きます!起動実験という設定でちょっとした演出も交えながらガンダムがドックから出てきます。ところで『RX-78F00』という形式番号の由来はオフィシャルサイトに詳しく書かれていました。どうやらこの機体はアムロ・レイの乗っていたRX-78-2とは別機体という設定のようです。

極東アジア地区の地球連邦軍関連施設「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の近郊において、「RX-78」タイプと思われるパーツが大量に発見された。(中略)その技術上の情報を解明するため、さまざまな領域のエンジニアたちが「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」に密かに集結。バラバラに保管されていた多数のパーツを長い時間かけて、研究・分析・再構成することになった…。
https://www.gundam.info/news/hot-topics/01_1816.html

形状の違いをアニメの設定と交えて上手く説明しやがるぜ・・・!14時の起動実験を見終えた我々はそれぞれ自由にガンダムを見て回りました。

みなとみらいとガンダム
遠くにはみなとみらい。

真正面。
真正面。

背面
背面。

脚
脚。

ガンダムの足跡、と俺
ガンダムの足跡、と俺。

踏みつける先生
ガンダムの足跡を踏みつける先生。

ある程度眺め回したらいったん俺一人会場内のショップの列に加わります。RX-78F00ガンダムのROBOT魂やら超合金やら、ここでしか買えないグッズが多数おいてあるのでした。そうこうしているうちに次は格納されるシークエンスが始まったので列にいながら遠方より眺めます。

閉まりゆくドック
徐々に閉じていくドック。

ガンダム、ファンサービス中
ドックが閉じた後、上半身と顔を観客の方へと向けファンサービスするガンダム。

格納後
格納後。イカすぜ・・・

ファンサービスするガンダムのすぐ近くに人がいるのが見えるだろうか。本当はそこまで上がるチケットも欲しかったのですが、12月中旬の時点で1月末の週末まですべて予約で埋まっている!イベント開催中に一度は上まで上がってみたいものです。ガンダムが格納されたあたりで列が一気に動き、ようやく入店。商品を物色しました。超合金が間違いなく一番クオリティが高かったものの22000円も出せません。最終的にROBOT魂を買いましたがこれもクオリティが高い!後日撮った写真がこちら。ガンダム大地に立つ!なポージングもできたり。

武装・横浜ガンダム

ガンダム、大地に立つ!

ROBOT魂を購入して店を出たのがちょうど15時過ぎだったので起動実験のシークエンスを再び真正面から見ることができました。

少し正面を向いて

上でも一枚載せましたがみなとみらいと一緒に映っているのがまたなんとも言えない!この2回目の起動実験シークエンスの際、Oさんは「足の裏に注目した」らしく見るポイントがマニアックになってきました。起動実験のシークエンス後にうろうろしていたところ物販のすぐ近くにガンダム自販機(?)を発見。このデザインはGガンダムでも採用しないだろ・・・

自販機ガンダム
こ、こいつは・・・!?

このガンダム自販機のすぐ近くにガンダムのガチャがあったので500円でワントライ。ラインナップはすべてRX-78F00、彩色済みのものはいまいちだったのでクリアバージョンが欲しいと念じながらまわしたところ見事に引き当てる。どこで運を使っているのか俺は。

RX-78ガンダムが増えていく
後日撮影。左がガチャ、右が入場者特典の1/200、奥の箱がROBOT魂。

この日3機もRX-78F00を入手した俺でした。そうこうしているうちに再び格納の儀(15時半の回)が開始されたのでしばし堪能。我々はガンダムの出たり入ったりを何回見ているのか。でも何度見てもいいんですこれがまた・・・

再び格納されたガンダム。

ファンサービスII

会場にはこの1/1ガンダムがどのようにしてできたのか、を立体物も交えて紹介するブースもあり帰り際に立ち寄ります。実物大のガンダムを自立させ、さらに歩行させるのは相当難しいんだろうなというのが改めて分かりました。RX-78F00の足がドムやドラえもんみたく浮いているという点も、現在の技術力で安全性も確保することを考えるとやむを得なかったんだろうと想像がつきます。

30分の1スケール、横浜ガンダム
日々のメンテナンスを立体化した1/30スケールの模型。

自立歩行するガンダムを見たいのと同時に、兵器に転用されたら1年戦争が本当に起きそうな気もするのでモビルスーツを動かすというのは空想の世界の話でいいような気もします。

名残惜しみながら会場を後にし、次に向かうのは北千住です。最近あいみょんばかり聴いている俺としては北千住駅のプラットホームやら銀色の改札やらを見るだけで胸躍るわけですが、向かった理由はもちろんあいみょんの聖地めぐりではありません。「ゑびす屋」へ行くためです。遡ってみると2016年8月に千葉の最高峰(注:408m)に登った日の夜に訪問していたらしく、さらにその翌日に会社の寮を完全に出て以降数ヶ月続く車=家のヤドカリ生活が始まった、みたいです。あれから4年以上の年月が経ち、巡り巡って再び同じ寮で生活しながらゑびす屋に向かうことになるとは、人生何が起きるか本当に分かりません(自分のことながら)。

そんな振り返りはさておき、ガンダムファクトリー横浜から北千住へは地下鉄を乗り継いで向かうことにしました。すぐ近くにある元町・中華街駅のプラットホームは外国の駅のような雰囲気、個人的には台湾っぽいと感じましたが果たして・・・

ここは台湾・・・?

そして北千住に到着。商店街の木電気を見ながらゑびす屋に向かいます。Oさんとゑびす屋の接点となった木電気についてはこちらの記事でも触れられていました。

「キデンキくん」の生みの親
http://www.adachi-asahi.jp/?p=29602

記事内の小倉部長がゑびす屋の大将、「ハンドル操作で上げ下げできる画期的なもの」を考案したのがOさんだったりします。さて、18時に予約していたゑびす屋に少し早めに到着。一度倒れたという話を聞いていた江戸っ子の大将は今は復活されたようで、あの店の清涼剤ともいえるノブさんもお元気そうでした。飲みながら語らっていると20時過ぎから畳み掛けるようにお酒が戦線に投入されます。頭の中にはガンダムの次回予告のあの台詞が流れていました。

君は、生き延びることができるか。

そこから1時間、弾幕をなんとかかいくぐり(というより被弾しながら突き進み)21時半にようやくお目当ての鰻にたどり着きます。

これがゑびす屋の鰻重だ!

相変わらず美味しい!!そこからさらに1時間くらい滞在し22時半。宴もたけなわ、楽しかった一日もこれにてお開きとなりました。

※※※

実物大の動くガンダムを実現させたのに、「2本足歩行のできる実物大のガンダムを作れなかった」ことに対して富野監督は「ごめんなさい」と言っていました。確かに二足歩行はしていませんでした。でも、十分すぎるくらいの感動を与えてもらいました。実物大のガンダムを動かそうという途方もない夢を、また人によっては何を馬鹿なことをと思われるであろうことを、本気で真剣に取り組んだ人たちの熱意には本当に心を打たれました。2020年の最後の最後に、素晴らしいものが見られたと思います。

このプロジェクトに携わった全ての方へ、ありがとうございました。

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