福島放浪記其の二: 登山と温泉、あとロースカツ丼。

前日のブログを更新してから、大雨のなか安達太良山の登山口から近い道の駅・安達へ移動。車内で簡単な食事を済ませ、23時前に就寝。

※※※

翌9/21朝、4:30にセットした目覚ましで起きられず5時過ぎに起床。支度してすぐに出発し、安達太良山の登山口へ。到着した時点ではかなり細かい雨がほんのり降っていましたが、登山はできそう。車は1台止まっておりましたが既に出発した後でした。米を炊き朝ごはんを食べていたらもう一台北海道ナンバーの車が現れ、中の人と少し言葉を交わす。朝食を食べ終わり出発したのが7:20。いつもより遅めの出発です。

例の如く曇天で、歩きやすいものの展望は微妙。リフトやスキーのゲレンデ脇の緑に囲まれた道を歩き続けると展望台がありますが、曇っているのでう~んという感じでした。地図によると「紅葉時のパノラマ展望は圧巻」ということらしく、やはり東北の山は全体的に秋がよいのかもしれません。出発してから携帯をふと見ると、知人からのメールで「安達太良山に登るのならくろがね小屋の温泉は是非!あと下山後のソースカツ丼が有名!」という素晴らしい情報が。曇天で展望が望めないこの日の山行の楽しみが一気に増えました。

独りで山を歩いていると、色々なことを考えながら自分と会話します。この日は、はじめは”旅”について考えていて、そこからどんどん考えが派生していきました。

旅は確実に自分の世界を広げると同時に、自分が知らないことが膨大にあるということをまざまざと思い知らせてくれます。無知の知、というやつかもしれませんが、自分がどんなことに興味があり、何を知らなくて何を知りたいのか。特に旅をしていると、自分が選んだ場所に向かい自分が選んだことをしているので、なおさら自分の嗜好や興味のあることが浮かび上がってきます。観光地に行って何を見るか。行く行かない、見る見ない、の取捨選択をしていく中に自分の嗜好が意識的にも無意識的にも反映されていると思います(そりゃそうだろって話ですが)。

興味を持つ事で新しい事を知り、知る事で自分の世界が広がっていく。色んなものを見て、聞いて、触れてまわれる旅というのは、自分の世界を広げるという点では得難いものが得られると感じています。そんな自分の世界(学、知識、経験、というような言葉で置き換えることも)は浅く広くがいいのか、深く狭くがいいのか、というのはまた難しいところですはありますが、こち亀の両さんみたいに「興味があることに関してはなんでも詳しい」人というのが一つの目指したい姿なのかな、とも思います。旅をしながら、今は「勉強がしたい、学びたい」という意欲が強くなっています。

そんなことを悶々と考えているうちに、山頂付近に到着。ここは山頂が面白い場所に位置しており、稜線上にあるこんもりとした岩の密集体?のような塊が安達太良山の山頂なのでした。


あのこんもりした所の頂点が山頂です!


ここから振り向いて撮った図。曇天ですが視界は悪くありません。

友人より「山頂付近でボルダーが出来る」という珍情報も届いていましたが、はてさてどの岩だったのやら。周りを見回しながら岩体を登り始めると、山頂はもうすぐそこ。すぐに到着しました。


到着!百名山・安達太良山。


遠くに見えるあの頂は翌日に登る磐梯山だろうか?

天気は曇りでしたが山頂から見える稜線が素晴らしく気持ちが良さそうで、少し足を伸ばして隣にある鉄山まで行くことにしました。道中、左を向くと凄まじい光景が。火口でしょうか、スケールがでかく圧倒されます。


火口?スケールが凄まじく、自分が実に矮小に感じます。


「あの山まで歩きたい!」と思わせた稜線。彼方に見えるのが鉄山。

牛の背、馬の背、と名付けられた稜線を歩き、鉄山へ。10時前到着。この辺りから少しガスってきたので写真はありませんが稜線歩きを堪能できました。すぐに鉄山への分岐まで戻り、そこからくろがね小屋に向かう下山道へ。苦労する箇所も特になく、くろがね小屋へは10:50に到着しました。


くろがね小屋。

冒頭に書いたように、この日の楽しみの一つは温泉!410円と思ったよりもかなり安い価格設定の温泉は10時から受付開始ということで、この日は少し遅れて出たくらいでちょうど良かったのかもしれません。思えば下山後の温泉は何度となく行っていますが山行”中”の温泉は初!乳白色の温泉はあまりの気持ち良さに泊りたくなるくらいでした。もし次回があれば縦走とからめて泊りできてみたい。


山行中の温泉は反則!

小屋の方に「最高でした、また来ます!」と言い残し、下山。下山時は登りでは選ばなかった遊歩道に入ってみたのですが、これが思いの外内容が良く、行きでも使っていれば良かったと後悔。


魚止滝。木道に沿って沢沿いを進み、数本の滝の情景を堪能できます。

下山後はこの日の次の楽しみのロースカツ丼!甘辛のカツは柔らかくて絶品、ボリューム満点で実に満足な内容でした。北海道の豚丼南三陸の海鮮丼、といい、今回の旅の外食は丼物ばかりな気も・・・。ちなみにモンベルの会員カードを見せると温泉卵が付いて来ます。


登山口からすぐのところにある成駒というソースカツ丼屋さん。


ごちそうさまでした。美味しかった~!

食べ終わった時点でまだ14:30。次の予定は翌日のW百名山(西吾妻山+磐梯山)で、西吾妻山の登山口へはここから1時間程度。この日のうちに余裕で着けますが、10分程度のところに道の駅(つちゆ)があり、登山口で一晩過ごすのは辛い時が多いのでとりあえず道の駅に行く事に。道の駅で会ったおじさん(なんでも夏は中央アルプスで登山してたとか)と会話したりしながら、朝炊いた米の残り+カレーを夕食で食べた後いつの間にか寝ており、起きた翌日はこの旅で最もメンタルのやられる日になります。

この日のログ。安達太良山を経由して、鉄山に足を伸ばしてからくろがね小屋経由下山。

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