Prefectural Peak Hunting 1: 富士山

会社を辞めて出た旅の第一弾は静岡・山梨の最高峰、富士山。富士山は一昨年、昨年、と既に2回登ってますがいずれも5合目から。クライミング部の面々より「それではいけない。海抜0mから登るくらいやらないと」というありがたい (?) お言葉を頂き、調べてみると「登山ルート3776」なる企画を富士市が行っておりました:

「富士山登山ルート3776」に挑戦!
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/fujijikan/enjoy/kb719c0000002n3y.html
ウェブサイトでは3泊4日を推奨していましたが、このプランだと毎日目的地に昼前くらいに着きそうだったので1泊2日の強行プランへ変更。そして紆余曲折ありこのプランが旅の第一弾になったのでした。

7/22(金)。前回のブログを電車内で書き終わり、08:22に吉原駅に到着。そこから少し南下して海抜0m地点のある富士塚へ。ここが今回の旅のスタート地点です。実際この日は山に登っていないので、友人達に言わせると「0日目」ということ。


起点。今回の旅はここからスタート。


開けるとこんな感じです。


ちなみに富士塚はこちら。

靴紐を締めたり準備をし終わったのは08:50。ここから地図が示す通りにひたすら北上していきました。名勝「左富士」や平家越などを経て、第一の中継点・よもぎ湯へ。


左富士。


平家越。


中継点・よもぎ湯にあるボックス。

よもぎ湯に到着したのは11:30くらいで、この時点での歩行距離は11.7km。天気は曇り、初めのうちは道も平坦で楽勝だったのですが、大渕街道に入った途端急に坂になって汗だくになりました。よもぎ湯で風呂に入れましたが、このタイミングで入るのも訳がわからないのでスルー。時間的に昼食の時間だったので、朝家を出る前に作ったおにぎり2個でエネルギー補給。本来の1日目の終了点はここですが、もちろん推奨ルート2日目の行程に突入します。

ここからがキツイのなんの。林道のような道をひたすら15km近く歩くわけですが、舗装された道で足が痛いわ景色が変わらないわで色んな意味で疲弊し始める。(山の旅に出て山に入る前にクタクタになるのもいかがなものなのか?) そこで、昼休み中に会社の同期から得たありがたい (?) 情報「(旅と)示し合わせたかのようにPokemon GOも始まった」の出番です。さっそく昼休み中にダウンロードを始め、歩きながらダウンロードが終わり主人公の詳細を打ち込んでゲーム開始。鬼暇で辛いだけの林道が、ポケモンが出現するフィールドに早変わりしました。


林道でズバット出現!確かにここに出そう。

これでリングマでも出てきたら嫌な冗談だと思っていましたが、そう都合よく色んな種類が出てくるわけもなく、しかも14時過ぎから降り始めた雨が本降りに。ザックカバーをつけ雨合羽を着て事なきを得ましたが、雨のせいで頼みのPokemon GOを絶たれた俺はひたすら歩くことしかできないのでした。

そんなこんなで、なんとか目的地の表富士グリーンキャンプ場に着いたのが16:00、歩行距離26.7km。よもぎ湯からジャスト15km。舗装された道を歩き過ぎたせいで足は棒切れのようでした。


初日の行程。

受付でチェックインを済ませ、止まない雨の中張ったテント内に避難。水を汲みに行くにも雨の中外に出たくなく、とりあえず初日の行動食の余りを食べていたら眠くなり19時くらいまで仮眠。テントに落ちる雫の音が止まないので雨が降っていると思っていたのですが、それは木立から落ちてくる雫で雨自体は既に止んでいました。水を汲み、ささやかな夕食の用意をして食べた後、片付けなどして22時過ぎに就寝。2回くらい起きましたが意外とぐっすり寝れました。

7/23(土)。5時に出発する予定を立てていたのに、まさかの5時少し前起床。やばい!と思い大急ぎで朝ごはんを食べてパッキングを済ませ、05:30に出発。この日は前日と打って変わり晴天。前日、キャンプ場に入るため曲がった道路の先を5km歩いた地点に、地図を見ると「旧料金所ゲート」なる場所があり、そのわきに「ガラン沢コース」と呼ばれる道への入り口があるはずなのですが、到着してパッと見た感じ見当たらない。が、よくよく見てみると…


旧料金所ゲート。
この写真右側の鬱蒼と生い茂る木々の中に…


入り口がありました。分かりづらい!

舗装された道から解放されて足的には非常にありがたかったのですが、陽の光が全く入らないこのエリアは一人で歩くのはかなり不気味で、後ろからトレランの人が現れた時は熊かと思いました。


もののけの森?魔化魍が出るとしたらこんな場所。


2時間弱歩いて到着。

ガラン沢に着いたのが07:36。この時点まではコースタイムを上回っていたのですが、この辺から砂利道に突入し、足に回復しきっていない前日のダメージを抱える自分にとっては非常に厳しい道が続くのでした。それでもなんとかコースタイムは維持し、6合目に到着。登山ルート3776のスタンプをもらうのはここがラストで、後は頂上に行った時点で写真を撮れば完了です。


スタンプ。起点は二箇所のうちどちらかでOK。

6合目〜7合目あたりまでが砂利道のような道でキツイ富士宮ルート。この日のような足のコンディションでは、ダメージが通常よりでかいのでした。休憩を多く取り、ガスって景色も見られず陰鬱とした気分でいながらなんとか8合目あたりまで着いたものの、腿が悲鳴を上げだし少しの間本気で継続するか悩みましたが、腿はだんだん落ち着いてきてむしろ調子が出てきました。雲の上に出てむしろ日差しで暑いくらいの中、コースタイム通りに各ポイントを通過し(こんなに休憩してもコースタイムか、と思いつつ)、3,000mを超えたあたりからは息が上がる回数が増えつつ、ようやく待ちに待ったこの鳥居にたどり着いたのは15:05。


ようやく頂上直下の鳥居の一歩手前まで!


通過!頂上側から鳥居を入れて撮るとこんな感じに。

冒頭に載せたのは旅の相棒、ダンボー・ミニですが、あの写真も頂上から雲を見下ろしている形で撮りました。

が、頂上にたどり着いただけではまだ最高峰には至っていない。ということで、剣ヶ峰を目指すことに。ザックは鳥居近くにデポして空身で向かいました。実はこの時点で時間がかなりカツカツで、富士宮5合目の19:00発最終バスになんとしても乗らないといけないので、ここからは慌ただしく動く必要がありました。


ということで、最高峰写真はセルフィー。

大勢の人が写真を撮るために並んでいる剣ヶ峰で写真撮ってる暇はない!ということで無理やりセルフィーして記録写真とし、鳥居に戻ってザックを回収。行動食でエネルギー補給して急ぎ足で5合目まで向かいました。

無事最終バスに間に合い、富士宮駅から乗り換えつつ23時前に名古屋の祖父宅に到着し、遅い夕飯を食べかきまくった汗を洗い流しました。ジオグラフィカというGPSアプリでログを取っていましたが、0mから3,776m地点まで無事ログが取れていたようです。


総歩行距離41km、なぜか海抜-9mからスタートしていますが3,776mもバッチリ表示!


真ん中の赤い線が今回の行程。

こんな感じで、2回目以降も続けていこうと思います。1週間くらい名古屋にいる予定です。

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