Prefectural Peak Hunting 2: 伊吹山

本日は旅の第二弾ということで滋賀県・伊吹山に登ってきました。伊吹と聞くと仮面ライダー威吹鬼を思い出します。

家を出たのは朝の6時過ぎ。伊吹山登山の最寄り・近江長岡駅に着いたのは8時少し前で08:07発の登山口行きのバスに乗る予定でしたが、平日はバスの始発が08:45というアクシデントが!アクシデントというよりただの確認不足ですが、登山口まで歩いた方が若干早そうだったので歩くことにしました。


近江長岡駅着


4.9km、相変わらず無駄に歩きます。

天気は曇りで、伊吹山の山頂はどうやらガスっているようでした。


山頂が見えない。

登山口に着いたのが9時少し前、休憩していたらバスが到着しました。バスより先に着いた謎の優越感に浸りつつ準備を整え、いざ出発。


案内図。伊吹山は日本百名山でありつつ、花の百名山でもあるそうです。


登山道は唐突に現れます。

コースタイムよりもかなり早いペースで歩行し、5合目に到着した時点でまだ10:20。本当なら景色も楽しめながら歩けたと思うのですが、非常に残念ながら登りはガスの中に入りっぱなしでした。


5合目到着。伊吹山は未だガスの中。

速いペースを保ち、山頂に到着したのは11:20過ぎ。2時間20分で到着しました(コースタイムは3時間50分)。山頂には標高を示す標識と、日本武尊が祀られていました。眺めていたら売店のおじさんが「おにいちゃん、撮ったろか?」と話しかけて下さり、数枚パシャリ。


日本武尊と一緒に。

なぜヤマトタケルが?と思いながらフラフラ歩いていると、別の祠に白い猪が。何かと思って近づいてみると、ヤマトタケルとの縁が書かれていました。


伊吹山之神 白猪

伊吹山神は、英雄ヤマトタケルを退け、
死に至らしめた「荒ぶる神」として
「古事記」に登場します。

とのこと。山と日本史は密接にリンクしているようで、山に行く度に日本史をもっと勉強したいと感じます。ここは花の百名山ということもあり、山頂の花畑は圧巻でした。


ガスっててただの草むらにしか見えませんが…。

山頂には一等三角点もあり、記念にパシャリ。


一等三角点。

軽く昼食を済ませて下山を開始したのが12時過ぎ。途中でだんだん天気が良くなり、視界がパァーッと晴れました(冒頭の写真)。

そのまま下山を続け、登山口に着いたのが14時ジャスト。下から見上げると、伊吹山の山頂はまだガスに包まれているように見えました。


おつかれさまでした、俺の足。


山頂はまだガスの中?伊吹野に向かいながら撮った写真。

事前調査で、伊吹山の麓は日本蕎麦発祥の地で「伊吹野」という蕎麦屋が行列ができる有名店、という情報を掴んでいた俺は、登山口から徒歩15分強のところにある伊吹野まで休憩もせずにそのまま歩き続けたのでした。食べログでも紹介されています。


ようやく到着!伊吹野。


天ぷらおろしそば、1,400円也。

疲れた身体に染み渡る!!辛口の大根おろしがいい感じです。また来る機会があったら、その時は蕎麦を大盛りにしてビールと頂きたい。


登山口の三之宮神社。写真では伝えづらいですが石垣の周りに水が流れててせせらぎが実に風流です。


バス停。

蕎麦屋から登山口まで歩いて戻り、16:05のバスに乗り近江長岡駅へ。現在、大垣行きの電車に乗り揺られています。

今回の行程。総歩行距離4.8km、最高到達点は1,377mでした(ログの標高はGPSの誤差かと)。名古屋から片道1時間ちょいでこんなに手軽に百名山に登れるとは驚きでした!

次の旅は明日から、神奈川県・丹沢。思えば、富士山→伊吹山→丹沢山→大雪山→トムラウシ山、と、旅の序盤は百名山目白押しです。

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