道の駅で就寝したDAY 1から引き続き、飛騨・北信越の旅DAY 2です。
8月9日(日)DAY 2
この日まず向かったのは蓼科山の登山口・大河原峠。ナビに鬼細い民家を通らせられながらもなんとかたどり着いた登山口は既に霧の中。車もある程度停まってはいましたが普段なら突っ込まない天候です。ただしここから山頂まではわずか1時間40分の距離。朝食を摂り、準備をしたら6時20分に出発です。曇りで気分は上がりませんでしたが、この先登る色々な山への第一歩だったと思うと感慨深い。
天気はずっと曇りで、佐久市最高地点(2380m)などを通過しつつ1時間程度経った時点でこんな様子。
これでもかっていうくらいガスっている。そして女乃神茶屋登山口から登った場合と同じように山頂付近はゴロゴロした大きな岩だらけのエリアになります。霧で岩が湿っており登りづらい。ここを降りるのかと思うと登っている最中からげんなりしました。そして山頂。
7時45分ごろ撮影。周りは真っ白、初めて蓼科山に登ったときもたしかこんな天気だったな、と思い出していました。季節は違いますが、本気の蓼科山の景色はこんな感じです。
さて、長居しても仕方がないのですぐに下山です。下山する際、山頂の山小屋にある看板に先生の後姿に似た人が写っている看板を発見。
いつの間に来ていたのか?なんて話をしながらあっという間に下山です。時間があまりにも早いのでさてどうする、という話になり、どのみち諏訪方面に抜けていくなら霧ヶ峰に寄らないかと提案しその方向で話がまとまりました。最短ルートが工事中か何かで通行止めになっていたので、仕方なく迂回したところ牛乳専科もうもうなる牧場?があったので少し立ち寄ったりしつつ霧ヶ峰に向けて前進。近づくにつれ徐々に車が増えていき嫌な予感。そんな嫌な予感は的中しとんでもない数の車がいました。これは当分停まれないか・・・と半ば諦めていたのですが、駐車場に入った瞬間にサイドミラーを起こす車を発見。これは出るぞ、と少し後ろで待っていたらバックし去っていく。運がいい!すぐに停めて支度を済ませたら霧ヶ峰の最高地点、車山に向けて出発です。
蓼科山よりはマシでしたが車山も曇っており景色はほとんど見えない。正直車山は以前超快晴のときに一度きているので、写真としてはこちらをお見せしたい。
このときは今年の旅と反対に霧ヶ峰のあとに蓼科山に登ったようです。さて、今年の旅に話を戻します。山頂で食事を済ませて車に戻りますが、道中見えた駐車場の車の数がハンパなさすぎる。
今年はゴールデンウィークが自粛で外に出られなかったこともあり、その反動でお盆はどこも激混みだったようです。車に戻り、次に向かうのは温泉。下諏訪にある「ぎん月」という温泉です。風情のある温泉で、服を着て移動する少し離れた露天風呂は少し狭いですがちょうど他に客がおらずI氏とふたりで貸切でした。さっぱりした後は、2019年末に行けなかった「トコロテラス」に再チャレンジ。まさか1年の間にまた諏訪に来ることになるとは思いもよらず、人生わからないものです(大げさ)。道中給油したりしながら、15時前にトコロテラスに到着。注文したのはもちろんトコロテンです。
つるっと食べられて美味い!剱岳・立山の地図を持参し薬師岳への登山を検討したりもしますが、結果的に薬師岳に行くことはありませんでした。軽く昼寝もし、夕食をどこで食べるかの検討を開始します。このエリアはやはり蕎麦。この夜向かう道の駅の方角にある店で調べてみると、木鶏(もっけい)というユニークな名前の店が評判が良く気になりました。この時期は営業時間どおりやっていないという場合も多いので念のため電話したところ通常通り営業しているということで、18時半で予約して向かうことにしました。店の近くに再びザ・ビッグがあったので先に翌日の昼飯やら行動食やらを買っておくことに。長野近辺のスーパーは
税抜き157円は関東と比べて60円くらい安い!と、それはさておき買出しが済んだら蕎麦屋へ。
蕎麦処 木鶏(もっけい)(食べログ)
https://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20018178/
時刻は18時25分。ちょうどお腹が空いてきた頃でした。予約してあったので席はもちろん取ってあり、テーブルの上には粋なグリーティングカード(?)が置いてある。
人気店のようで、我々が入った後もお客さんがどんどん入店してきて数組後にはこの日の蕎麦が終了に。予約しておいて大正解でした。俺が頼んだのはおおもり蕎麦。
蕎麦に塩をかけて食べるという新しい提案!味が締まってメチャうまです。前日はカツ丼、この日は蕎麦、そして翌日以降も各地の美味しいものを食べたおす。四国九州の旅に引き続き、この旅もまた山に加えてグルメ紀行となりました。ここの店主はたしか福島出身だったと記憶しています。蕎麦といえばの信州で蕎麦で勝負をしたあたり、店主は実にチャレンジャー。また近くに行ったら是非立ち寄りたいお店です。
19時半ごろ店を出て、道の駅で飲むためのお酒を買いに再びザ・ビッグへ。そして道の駅・今井恵みの里のベンチで飲みながら待つこと2時間。22時前、満を持してOGTの登場です。事前のちゃんM情報でOGTの実家には軽トラがあるという話でしたがさすがに軽トラではなく軽ワゴンで登場。見た目が実に業者っぽい。到着早々翌日は3時台には起床して4時には出発、登山口に5時には着いている予定と告げるも「OK」と何の問題もないように答えるOGT。実に頼もしいです。そしてなんと翌日登山予定の焼岳に登ったことがあると言う。早めに言って!!随分前なのでまったく覚えていないのでもう一回登るのは問題ないとのことですが・・・この人はいったい何者なのだろうか。市街地からは遠いので夜中の交通量は多くないだろうとの想定は大きく外れ、トラック含めバンバン走っている。御嶽山の車中泊を思い出します。
さてこれで役者が揃い、OGTを加えた4人の珍道中の幕開けです。
続く→
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