夏の旅の忘れ物

東北の早池峰山に続く充電の旅第二弾は、夏の旅で残してきた新潟の百名山に登る旅でした。目標は『雨飾山』と『高妻山』。いずれも夏の旅で登ろうとして天候など考慮して断念した、言ってみれば夏の旅の忘れ物のような山。そんな忘れ物を取りに行くべく、11月1日に早速出発です。

11月1日(金)

今回も例の如く下道で向かいます。雨飾山と高妻山は新潟の山と言ってもいずれも長野県と新潟県の県境に位置している山で、登山口は長野県側にあります。よって夏の旅のときのように北に向かうのではなく、長野方面に前進することになります。出発時点では関東から見てより遠い位置にある雨飾山にまず登り、その後移動して高妻山に登る予定でいました。雨飾山の登山口があるのは雨飾高原キャンプ場で、距離にして320km、7時間弱の行程です。到着があまり遅くなりすぎないよう、午前11時半くらいに出発。近所のGSで補給し、熊谷、伊勢崎と進んでいきます。前橋を過ぎ渋川市半田にあるローソンに着いたのが16時過ぎ。車を出たら結構肌寒かったことを覚えています。

この時点で翌日の天気を調べてみたところ、雨飾山よりも高妻山のほうが良い予報。位置的にそこまで大きく変わる山ではないので同じような天気だと思っていましたが、ここは予報を信じて先に高妻山に登るよう順番を変更しました。高妻山の登山口は戸隠牧場にあり、雨飾高原キャンプ場よりも手前にあります。このローソンからの距離はだいたい150kmくらいで、下道で行くと3時間20分くらいの距離。予定よりも早く運転が終わるな、なんて思っていましたが道中様々なハプニングがあり到着が遅れることとなります。

※※※

少し車を走らせると、なにやらGoogleマップのナビ上にルート変更の表示が出ている。運転中で細かい表示を確認することはできませんでしたが、406号線が通行止めなので292号線へ変更するようにというような指示だったように記憶しています。走行中に事実確認を取る方法がないので指示通りにルートを変更しました。292号線は草津白根山の真横を通過する道。山道に突入する手前はまさしくかの有名な草津温泉で、THE温泉街という雰囲気の場所でたくさんの観光客(?)で賑わっていました。

山道に突入する直前、いやな看板に出くわします。以下のようなことが書かれていました。

国道292号 本宮~万座三差路 間(約2.5km)

  • 歩行者通行禁止
  • 自転車、オートバイ、オープンカーは、噴火時に危険なため、通行ができません。
  • 通行可能時間は、8時~16時30分
    ※16時30分~翌朝8時の間は、殺生~万座三差路間は通行止めとなります

自分の認識が正しければ、16時半から翌朝8時までは通行止めと書いてある。通行止めだと…!?ただ、看板のある位置にあるゲートは開いていたのでとりあえずナビを信じて行けるところまで行ってみることにしました。そして車を進めること約10分。





看板どおり通行止めされていました。地図アプリ上で位置を示すとこんな感じです。

ルート変更

ナビアプリは時間制の通行止めには対応していないのだろうか。愕然としましたが、その場にいても何も解決しないのでとりあえず来た道を引き返します。看板のあったゲート位置は広場みたいになっていたので、とりあえずそこまで戻ってみることにしました。改めて地図アプリを起動し、292号も406号も回避するルートを検索をかけずに探してみると、146号を軽井沢まで南下し18号経由で小諸、上田、長野市と北上するしかなさそう。ただそれはかなりの遠回りになります。なんとかならないかとナビに戸隠牧場を入力し改めて検索してみると、406号を通る道を示している。地図をズームしてみると、どうやら一箇所だけ406号から外れて、改めて406号に戻っているようです。迂回ルートがあるのならなんとかなりそうだと、早速向かってみることにしました。来た道を戻ることになりますが仕方ありません。

406号に入り、迂回ルートに入る前にコンビニで晩御飯や翌朝用のおにぎりなどを調達。すでに時刻は19時前、本来ならいずれの登山口でも到着している予定だった時間帯です。その後少し進むと確かに通行止め箇所がありましたが迂回ルートが看板で示されていました。今調べたところ、10月12日の台風19号の影響で橋が崩落したことが原因のようです。地図アプリ上だとこんな感じです。

通行止め箇所

ニュースによると、

崩落した鳴岩橋の緊急迂回路を年内に整備するほか、来年6月ごろまでに流域の二次災害予防のための工事を完成させる見通し(一部中略)

なのだとか。台風19号は本当にいたるところに爪痕を残しています。噴火に加え台風により通行止めになっていた各地の道路。今後災害が増えていったら日本はいったいどうなってしまうのだろうか。

今地図を見ていて、この道は四阿山の麓を通過していることに気づきました。昨年四阿山に登った際の記録を見てみたところ、赤城山から四阿山に向かった際にまさしくこの道を通っている。上記のルート変更の直前あたりで「八ツ場ふるさと館」という道の駅を通過しており、ちょうど台風19号の際に一昼夜にしてほぼ満水になり話題になった八ツ場ダムと同じ名前なので記憶にとどめていたのですが、実は昨年車中泊していたようです。自分のことながら意外と覚えていないものです。

迂回路を介して橋崩落箇所を突破し、菅平方面に前進します。その菅平にある菅平牧場がまさしく四阿山の登山口だったわけですが、戸隠牧場に移動しているこのときはまったく気づかずに通過しました。呆れるばかりです。菅平を頂上として、この先は須坂方面へ向けてどんどん坂道を下っていきます。すでに長距離運転していてヘトヘトの状態でこの坂道は結構堪えます。コンビニで購入したおにぎりが車の中で転がりまわる。もっと先のコンビニで買えばよかったと思いましたが後悔先に立たず。

そのまま運転し続け、20時50分くらいにようやく戸隠牧場に到着。コンビニに立ち寄ったりもしましたが、結局家を出てから9時間もかかりました。少し早めに出て正解です。到着した戸隠牧場の気温はおそらく10度未満と寒く、そして例の如くあたりは真っ暗でしたが見上げれば寒さも暗さも気にならなくなるような満天の星空。快晴予報と相まって翌日にかなり期待が持てました。すでにいた車は5台くらいで、あとから何台か追加されたと記憶しています。22前に就寝。

そして高妻山へ。

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