12月21日(土)。この日は仲間二人と陣馬山~高尾山のプチ縦走を行った日でした。メンバーは5月に那須岳に登ったのと同じ面子。まずは簡単にチーム紹介をしておきます。
チーム紹介
色々と盛りだくさんだったこの日をさっそく振り返ってみたいと思います。
12月21日(土)
カラオケオールしてしまい、気がついたら午前5時半過ぎ。一瞬状況の判断がつかなかったものの、二日酔いと寝不足の頭をフル回転させたところどうやらカラオケに10時間滞在したらしいことを理解し、数時間後には高尾駅でI氏と先生と待ち合わせていることを同時に思い出し青ざめる。会計を高速で済ませ、とにかくまずは五反田駅に向かうことが最優先だったのでRとAとは直接言葉を交わすことなく解散。すまん!何かに必死だったんです私。すでに耐久レースは始まっていました。
- 五反田で5時50分の山手線に乗り;
- 一度乗り換えて最寄の駅に6時29分に着き;
- 20分弱歩いて6時50分前くらいに帰宅し;
- シャワーを3~4分、登山+αの支度を5~6分で済ませ;
- 7時17分の電車に乗るため7時過ぎに家を出発し;
- 徒歩では間に合わないので大荷物を持って駅までダッシュ;
おおよそ1時間半の間にここまで詰め込んだ自分を褒めたい。何かに勝ったような負けたような、よくわからない気分で高尾に向かいます。もともとは
- 荷物が多いので少し早めに家を出て新宿のロッカーに荷物を預ける
- 電車代が安いので中央線ではなく京王線を使う
という予定だったものの、両方とも夢のまた夢。ロッカーは空いていることを祈って高尾駅、使用する路線は中央線です。そして8時35分、高尾駅に無事(?)到着。寝不足と二日酔いのダブルパンチでフラフラでしたがまずはI氏と先生に(酒くさい状態ということを除いて)迷惑をかけずに合流できたことにホッとしました。幸いなことにロッカーは比較的空きがあり、無事この日の夜の荷物を預けることができました。が、頭が回っていなかったのか登山用に買った2Lの水ごと預けてしまう。どうやら登山前日にオールするのはやめたほうがよさそうです。
二日酔いがすぐに治るはずもなく、ヨタヨタしながらバス停へ。8時55分のバスに乗り、バスに揺られながら陣馬山の登山口がある「陣馬高原下」まで向かいます。この揺れがこの日一番きつかったかもしれません。なんとか寝て乗り切りました。この日は数日前までは快晴予報だったものの、直前に予報が曇りに変わってしまい結果的に終日曇りでした。先生の「曇り女」説が覆される日は来るのだろうか。
9時40分くらいに登山開始。この日の行程はまず陣馬山に一気に登り、そこから徐々に標高を下げながら景信山や城山などを経由し高尾山に至り下山、というもの。最初の登りは一気に標高を上げるので多少きついものの、普段の自分であれば特にきつくもなく登りきれる程度の標高差です。が、この日は寝不足+二日酔いのダブルパンチでとにかくしんどい。ぜぇぜぇ言いながらなんとか陣馬山の頂上に辿り着きました。
天候が良ければ富士山が見えるようですが、この日はあいにくの天気で展望はゼロでした。時刻は10時40分くらい。少しお腹がすいていたので早めの昼食です。多少体調は良くなってきていましたがまだ不調気味。荒療治です。昼休憩をとったらすぐに出発。そしてここからが長い!!最終的に高尾山を下山するまで13km以上ある道のりの始まりです。曇っていたものの、縦走路上にはそこまで人が多くなく瞑想するような静かな山歩きを楽しめました。
そして12時15分くらいに高尾山への道中にある景信山に到着。サンタクロースの帽子をかぶった人が餅つきをやっていました。イベントがカオスです。
ここからもさらに山歩きは続きます。
そして13時過ぎ、高尾山にかなり近づいた地点にある城山に辿り着きました。歩き疲れてきていたので、3人とも甘いものやらおでんやらをいただく。
俺はラムネ、先生は甘酒、I氏はおでん。I氏がおでんのだしをテルモスに入れたいとか言っていたようないなかったような…。
高尾山周辺は普段登っている山とは雰囲気が異なり、遠足、ピクニック気分で楽しめる山域という印象です。城山の先はいったん標高を下げ、最後に高尾山へ登り返して目的の高尾山に到着です。
二人は来たことがある高尾山、俺は初登頂でした。陣馬山から繋げたおかげで高尾山はきっつい山という印象を植え付けられました。山頂でコーヒーでも飲んでいこうと思ったものの、水と一緒にコップもロッカーに預けてしまったことにこの時点で気づく。コーヒー飲むよりもさっさと下山して飯にしよう、ということになりサクッと休憩したらすぐに下山開始です。高尾山から麓に至るまでのルートはいくつかあり、この日選んだのは「6号路」ルート。沢沿いを歩いたりと自然を満喫できるコースでした。縦走中は二日酔いや睡魔の猛攻を受けましたが無事すべて退け、下山中はそれらが一周(?)して妙なハイテンションになっていました。そして15時過ぎにようやく下山!16km以上の長い山歩きがついに終わりました。
下山したらまずは飯!高尾山は自然薯蕎麦が有名ということだったので、近くの美味しそうなお蕎麦屋さんに入りました。適当に入ったこのお店は大当たりでした。
栄茶屋(食べログ)
https://tabelog.com/tokyo/A1329/A132905/13024652/
自然薯蕎麦は初めて食べましたが激旨い!!日本人だからこそ楽しめる食な気がします。「山と食欲と私」の高尾山の回での日々野鮎美曰く:
とのこと。食後は、自然薯に加えて温泉で疲労回復です。この日向かったのは駅に直結している極楽湯。この温泉は上の画像と同じ回に漫画でも登場しており、漫画で描写されていたスポットもばっちり見つけました。
温泉後、ビールを買う二人のとなりで俺はへパリーゼを購入。駅のホームで(へパリーゼで)乾杯です。あとは各々帰路に就く…のではなく、この日の行事はまだまだ続きます。
※※※
高尾駅でロッカーに預けた荷物をピックアップし、まずは新宿へ。そして山手線に乗り換えて向かったのは大塚駅。この日の夜は11月23日の時点で予約していた大塚の民泊物件でクリスマス会を予定していたのです。宿に到着したのは18時50分過ぎ。建物の見た目こそ「ここ大丈夫か?」というくらいの雑居オブ雑居ビルでしたが、内装はきれいで清潔感がありました。
クリスマス会に参加予定の残り2名は20時半くらいに合流するので、1時間半程度時間があります。この時間を利用して部屋で休憩…するのではなく、飲み会用の食材の買い出しに出かけました。
宿から池袋はぎりぎり徒歩圏内。まず向かったのは池袋地下街にあるお惣菜コーナー…ではなく、サンシャインに入っている大阪王将。大阪王将の冷凍餃子についていた200円クーポン券2枚を有効期限内である年内に使うためです。
この日二人は二杯目、俺は一杯目のビール。山歩きお疲れーーー!!!
注文したのは餃子3皿に生ビール三杯。400円分のクーポンに加えて店内のクーポンも追加使用したので、ひとりあたり餃子6個+生ビール一杯で
激安です。前日ひたすらビールを飲んだおかげ(?)で二日酔いになり「もう酒は勘弁」と思っていたのに、数時間後にはまたビールを飲んでいる。人間そんなもんですよね。買い出しに一向に辿り着けない我々でしたが、餃子後はようやく買い出しに着手。池袋の地下街でサーモンやらパンやらを色々と買い込み、その後ドンキでお酒を買い込んだら買い出し終了。宿に戻ります。ちょうど宿の外に到着するあたりで残りの2名も合流。合流したのはこの人たち:
全員集合したところでまずは宴会の準備です。そしてほぼほぼ準備が完了した図がこちら。
サーモンとアボカドのマリネ?はI氏作。いやI氏とTの合作か。山から引き続き、この日の後半戦であるクリスマス会という名の宴会の始まりです。場には先生の栃木土産のビール・餃子浪漫に加えて、俺のシドニー土産のSTONE&WOODも。前々から飲みたかった餃子浪漫を栃木の来らっせではなく大塚の民泊物件で飲むことになるとはさすがに予測できない!津々浦々から集められた物品が並びます。
ここは雑居ビルの屋上(?)に位置している物件で、多少騒いでもまったく問題ない。大いに騒いで盛り上がりました。宴会後半ではケーキも登場。クリスマス感が出ます。
カラオケオール明けからの山旅でクタクタだったからか何の話題で盛り上がったのやら詳細をほとんど覚えていませんが、夜中の1時半くらいまで起きていたことはなんとなく覚えています。酔っ払った先生は輩みたいになるので注意が必要です。
12月22日(日)
大塚のこの物件は殆どの面で五つ星だったものの、唯一の欠点は駅が目の前なので始発が動き出すと電車の音がやかましいということ。早朝に一度電車の音で目が覚め、そしてまた夢の中に戻る。…そして「仮面ライダーゼロワンが始まる」と、午前9時前にI氏から声がかかる。おかげでゼロワンをリアタイ視聴できました。グッジョブI氏!この回で登場したゼロワン・シャイニングアサルトホッパーフォームの武器はもはやファンネル。ガンダムじゃん!という突っ込みが俺のみならず盟友Zやネット界隈で騒がれていました。
部屋を片付け、チェックアウト時刻である午前11時よりも前に退室。今回はAirbnbを使用してこの物件を見つけました。Airbnbを使用するのは初めてでしたが、広い部屋で5人で泊まって一人約4,000円。布団もベッドも完備されておりかなり満足です。今後同じようなイベントを行うときは空きさえあれば同じ物件を使用したいくらいです。
さて、はっきりとしない思考をフルで動かしとりあえずお茶するために池袋に向かうことにしました。
向かったのはコメダコーヒー池袋西武前店。少し待ちましたが思ったほどの待ち時間はなく12時前に入店。久々のシロノワールを堪能しました。
13時前までの1時間程度滞在。ここで部隊は二手に分かれます。俺と先生、I氏の山組が向かったのはコメダからすぐ近くにある六坊坦坦面。1年ぶり2度目の訪問です。
六坊坦坦面(食べログ)
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13212978/
以前も書いたとおりこの店は山椒の痺れと辛さを1から5段階でそれぞれ調節できるシステムになっており、痺れは忘れましたがこの日は辛さは一番低い1で設定したように記憶しています。
相変わらず万人受けはしなさそうな味ですが、舌が麻痺するような山椒の痺れはたまに食べたくなります。次に訪れるのは2020年の12月になるのだろうか…。
食後、池袋駅でTPと合流し14時くらいに解散。もともとこの日はI氏とボルダリングに行く予定をしており二人ともクライミングシューズを持参していましたが、あまりにも疲れていたので翌朝予定していた『第4回早朝ボルダリングwithちゃんM』にI氏も参加することになりました。
そんなこんなで、前々日のカラオケオールからスタートした耐久レースを無事完走。密度の濃い3日間は実に思い出深いものとなりました。I氏とは翌朝のボルダリング、先生とは年末諏訪で再会するというトンデモ展開が待っていますがそれはまた後日…。
ようやく2019年も終わりが近づいてきました。
追記
帰宅し15時半からのシンカリオン映画紹介番組で公式からネタバレを食らう。やめてくれ!!その後17時から19時くらいまで爆睡し、起きてから本格的にI氏、ちゃんMと年末の『岩・雪・山』旅計画を立て始める。そして数日後、GWの四国・九州、夏の新潟・長野に次ぐ密度の濃い旅が始まる───
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