17’初登山は蓼科山。

前回の更新から2ヶ月経ちました。この2ヶ月間何もしていなかったわけではもちろんなく、その中で一番やっていたことといえばこのブログサイトの構築です。ドットインストールでHTML、CSS、PHP、MySQL…などを勉強し始めたのが2月初旬。1ヶ月経った3月初旬にようやく以前つけていたアメブロの記事の移植も終わり、このブログで再始動することができるようになりました。以前のブログで簡易的にサイドバーに表示していた自分の略歴をプロフィールとして文章に起こしたり、こちらもサイドバーに表示していた都道府県別最高峰巡りの表を固定ページとして用意したりと、自作ブログは自由度が高くて楽しい。以前は投稿記事の一つでコツコツ更新していた読書リストも本棚として固定ページを用意したり、撮りためた写真もギャラリーとして公開できたりと、凝り始めるとコンテンツ編集でまた寝ない日々が始まりそうなのでサイトの編集はここらで終わらせようと思います。そのうち勉強を始めてからこのブログサイトをリリースするまでの流れを備忘録として簡単にまとめたい。

さて、タイトルにもある初登山、2017年は蓼科山でした(2016年は1月9日の丹沢)。蓼科山といえば昨年の旅の最中にも登っており、今回で2度目ということになります。前回は途中からガスってしまい展望がなく、記事的には霧ヶ峰のついで、みたいな酷い扱いでしたが今回は蓼科山メインです。長野に移動してから蓼科山に行くこの時期までずっと「冬山をやるかどうか」ということで悩んでおり、蓼科山登山を一つの試金石として、今後自分が冬山に入っていくかどうか計ってみようと思ったのが蓼科山登山を計画した主な理由です。

1月28日、早朝。この日は朝7時に出発したと記憶しており、たいした渋滞もなく2時間半くらいで登山口である女乃神茶屋に到着。昨年10月にも来ましたが、雪景色で雰囲気が全然違う。

10月の登山口。
こちらは10月の登山口。

1月の登山口。
こちらは今回、1月の登山口

寒いと思いかなり重ね着をして歩き始めたところ、10分もしないうちに汗だくになり色々と脱ぐことに。この時期とはいえ登り始めはやはり暑い。車が既に数台きており、前後に登山者がいて冬山の単独行とはいえ比較的安心感がありました。アイゼン歩行に慣れていないので特に岩が露出しているところの歩行に苦労させられました。

蓼科山、登山道風景。
こんな景色が続きます。

10月に登っている山なので、平坦なところも急登なところも展開はだいたい予測したとおり。事前にネットで調べていた情報だと森林限界を超えたあたりから突風+極寒になるということだったので、今回の核心は森林限界を超えた辺りだろうな、という予想も、残念というかなんというか当たってしまいました。


森林限界を超えたポイント。

上の写真の森林限界を超えたポイントから、急に風が強くなりました。とにかく

寒い!!!

写真の通り天気は抜群で景色は最高だったのですが、山頂付近はとにかく寒い。そこから歩くこと数分、夏山では迂回しないといけないところも雪のおかげで直登することができ、すぐに山頂へ。山頂は360度見渡す限り山に囲まれた大パノラマでした。

蓼科山、標識。
標高2,530m。夏以来2度目の蓼科山山頂は景色最高でした。

蓼科山から望む八ヶ岳+南アルプス。
八ヶ岳+南アルプス。蓼科山も八ヶ岳に含まれると思いますが八ヶ岳核心部の赤岳あたりは遥か遠い。

蓼科山から望む中央アルプス。
中央アルプス。木曽駒ヶ岳はいずれ必ず登りたい山。

蓼科山から望む北アルプス。
御嶽山と北アルプス。夏にあの稜線を歩いたのだと思うと感慨深い。

※2020.01.16追加

写真や動画を撮りながら山頂で過ごしていたのは、おそらく5分弱。特に動画を撮っているときに一瞬グローブを外したときは指がもげるかと思うくらい一瞬で凍りつきました。下山は来た道をそのままリターン。雪山の下山に慣れていないので何度かすっ転びながらもなんとか車に到着し、往復4時間程度だったかと思います。やれやれ、と思いザックに装着していたピッケルを見ると、なぜか先端のキャップがない!!キャップはあくまで付属品なので別に必須ではないのですが、なんとなく山に落とし物をしたくはなかったので、15分くらい悩んだ末少し登り返して見てみることにしました。何度か木の下をくぐったのでそのときかな・・・と、下を見ながら登り返してみるものの、見つからない。昨年の大雪山の際に落としたアイゼンの袋といい、本当に微妙なものを山に落とします。すみません。

蓼科山、2,110m地点。
結局ここまで登り返しました。

下山してくる人たちに「今から登るんですか!?」と心配されたりしながらも辿り着いた2,110m地点までに見つけることが出来ず、時間的にこれ以上ねばれないので断念。諦めて下山しましたが、ちょうど夕方で最初に下山したときよりも雰囲気の良い中下山することが出来ました。初回には気付かなかった動物の足跡も目に留まる。

動物の足跡。
なんの足跡だろうか?

2度目の下山後は、そのまま来た道を長野市までリターン。こうして2017年度一発目の登山は無事終わったのでした。天候に恵まれたので難所もなく無事終えることが出来ましたが、夏とは雰囲気が全く異なる冬山に単独行でどんどん行きたいと思えるほどピンと来るものはありませんでした。もしここで冬山にハマっていたら、2月はウェブの勉強ではなく冬山に通いつめていたと思うので、そういった意味では本当に冬山をやるかどうかの試金石的な山行になったと思います。このあと、色々と考えてウェブの勉強にひた走ることになりますが、それはまた次回のブログにて。

次の旅のアイデアも徐々にまとまりつつあり、また昨年末友人に立てた「クリエイティブに生きる」という誓いも徐々に実行に移しています。長野の気候もようやく春の兆しが見え始めた今、やっとスイッチが入ってきたように感じます。

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