奥秩父の旅: 金峰山を駆ける

お盆の旅から2週間。8月29日、30日の土日予報が相変わらずころころ変わるので予定がなかなか定まらなかったものの、この週末は土曜日が出勤日だったのでもともとは日曜日に単独行で常念岳を狙っていました。ところが水曜日の時点で常念岳はこんな予報になってました。

晴れと晴れの間の雨

行きたい日曜がピンポイントに晴れと晴れに挟まれて雨とか、来るなと言われているのか!?この時点で予報が快晴なのは筑波山、丹沢、金峰山くらい。この選択肢であれば金峰山を選ぶほかありません。金峰山であれば過去に一人で一度登っているのでせっかく天気が良いのであれば山頂での景色を共有したいと思い仲間を募ってみたところ、この週末はI氏は三連休だったようで金曜に巻機山、土曜に至仏山という濃い目の連登につき日曜はレストに充てるということでした。金曜も土曜も晴れていたようで羨ましい!結果的に金峰山はお盆の旅でも一緒だった先生と二人で行くことになりました。

そして同時並行で月曜日の時点で9月第一週(翌週末)の登山計画も始動。I氏、OGTというお盆メンバーに加えてちゃんMも参戦。行く山によっては先生も参加可能という状況でした。この夏は本当に走りながら計画を立てていた気がします。そしてこの週は水曜日はボルダリング(ジム)、木曜日は会社帰りに盟友Zとびっくりドンキーで白馬の土産を渡しつつ軽く撮影会をしたりと毎日動き回っていました。びっくりドンキーでは少し早いがと誕生日プレゼントにポケモンの食玩を一式いただく!

ポケモンバトル!

最近の食玩は本当にクオリティが高すぎる!食玩の域を超えています本当に。ありがとうZ!

さて、山の話です。最後の最後までどこの山に行くか迷いましたが金曜の時点で金峰山に仮決定し先生に連絡。ただ、この時点でも金峰山は晴れのち雨というわけのわからない予報。仮に金峰山にするにしても速攻で山頂に至りたいので最短の大弛峠から行くか?でもそれでは内容が面白くないのでは?という自問自答を繰り返す。ほかのエリアとしては早朝の日光白根山、もしくは一番予報がいいのは丹沢でしたがこの時期の丹沢は選択肢にありません。

土曜日、出勤日。男体山の山頂にあるライブカメラを見てみると早朝以外は毎時0分全部真っ白。この時点で行く山は金峰山に決定とし、どの登山口から登るかは合流してから決めることにしました。金峰山の予報は徐々に好転しており瑞牆山荘から出発しても晴れているうちに山頂には着けそうな予感がしていました。そして仕事を終え19時前に都内で先生と合流。再び山の旅が始まりました。紹介するまでもないかもしれませんが、改めてこのときのメンバーを紹介したいと思う。

チーム紹介

筆者「Y」。2017年5月2018年10月に次ぐ3回目の金峰山です。思えば毎回違う時期に登っているようです。今回も晴れるといいが果たしてどうなることやら・・・
登山女子「先生」。これまでも少しずつ山に登ってはいましたが今年は比較する年がないくらい山に登っています。2020年は先生にとっての登山元年となりました。

それでは早速振り返ってみたいと思います。

8月29日(土)登山前日

都内で合流後、中央道で長野方面に向かい須玉ICで降りる。この日向かったのは2018年にI氏と登ったときに利用させてもらったみずがき湖ビジターセンター。翌日の朝食やら行動食やらがないので道中にあったローソンに立ち寄り諸々購入しさらに前進・・・したところで、そもそもこの日はまだ晩ご飯を食べていないことに気づく。飯屋を探さねば、ということで見つけたのが国道沿いにあるすき家141号北杜須玉店。いつだったか忘れましたがOさんやTさんらクライミングメンバーとクライミングに行った帰りにラーメン屋を探してもないので入ったのがここのすき家だったような記憶があります。すき家に向かう道中、ザ・ビッグを発見。次回また来ることがあればコンビニではなくここで食材を買ってもいいかもしれません。牛丼大盛を食べて店を出たのが21時半。ビジターセンターまで20分程度の距離なので22時前後にはビジターセンターに着いていたのではと思います。空は一面の曇り空で星空が見えない。このビジターセンターは星空で有名なのでせっかくなら見たかったところですがこればかりは仕方がありません。翌日に淡い期待を抱きつつ、就寝。今年何泊目の車中泊なのだろうか。

8月30日(日)登山当日

写真で振り返ってみると5時過ぎには登山口に立っているので、ビジターセンターで起きたのは4時かそれよりも早かったと思われます。20分程度運転し瑞牆山荘に到着。駐車場は思ったよりも空いており普通に停めることができました。朝食を摂り支度をしている最中にデジカメを家に忘れてきたことに気付く。しまった!次回以降気をつけることとし、気を取り直して早速出発。この日は早い時間ほど晴れている予報だったので素早い行動が求められていました。登山開始15分程度で瑞牆山が見えてきました。いつ見ても特徴的な山です。前回撮ったのとほぼ同じ場所とアングルで写真を撮っていました。

遠方に見えるのは瑞牆山
今回。

瑞牆山、山容1
前回(2018/10/7撮影)。

変わらない良さって、やっぱりあると思います。さて、富士見平小屋に到着したら軽く休憩し、テント村を右手に見ながらさらに先に進みます。ペース速めに歩いていたので「歩くの速いね~!」なんて言っているおじさんもいた気がしますがあっという間に声は遥か後方でした。このあたりで既に枯れた花が左右に見られ、もう夏も終わりに近いのかと思ったりもしました。上の写真から1時間くらい、大日岩の下を歩いているあたりで少し景色が開けて遠方に南アルプスの山々を視認できました。

南アルプスの山々
右のほうに二つ連なっている山は左側が仙丈ヶ岳、右が甲斐駒ヶ岳

大日小屋から大日岩への登りは相変わらずきついですがここも一気に突破。大日岩には6時半に到着しました。登山開始から1時間半。コースタイムは2時間20分なのでx0.65くらいのかなり速いペースでした。分岐があるのでそこで休憩しながら大日岩を眺めていると、よく見たら人が座っている。

大日岩
よく見ると・・・

仙人がいる
人がいる!?

仙人か!?確かに景色が良さそうではある。さて、山頂に向けて再出発。まずは展望の開ける砂払ノ頭に向かいますがここの坂も相変わらずそれなりにきつい。それでも展望が開けていることを知っているからこそ頑張れます。そして30分程度歩いたところで山梨側が見通せる稜線に突入!

富士山出現
7時過ぎ。富士山もばっちり。

この時点での天気は快晴以外のなにものでもありませんが、山頂で景色を拝みたいので曇る前に到着するべくペースを落とさず進みます。

五丈岩ガッ
さらに30分進んだ場所にて撮影。五丈岩をガシッと。

五丈岩はすぐそこに!
ここもまた、前回とほぼ同じ位置で撮っている(2018/10/7撮影)。

そして上の写真から歩くこと約10分。

山頂到着!

7時45分、登頂!富士山が完全に姿を現している最高の快晴です。トレランスタイルで駆け足で早い段階で我々を追い越していった若いお姉さんが何故か我々よりあとから到着し写真を撮ってくれました。どんなルートで山頂まで来たのか不明です。比較的早い時間であるのにもかかわらず山頂一帯は混み合っていました。大弛峠から登ったか、もしくは富士見平小屋などで宿泊したのだろうか。

最高の景色

ひと!ひと!!

五丈岩と富士山と

さて、最高の景色を見ながら食事です。時間的には完全に朝食ですが二食目です。食事中、五丈岩を登ろうとする人がチラホラ現れだし、山頂で写真を撮ってくれたお姉さんもトライしていましたが苦戦中。3回目の金峰山ですが五丈岩は一回も登ったことがないので食事もそこそこにこの機会に挑戦することにしました。取り付きは簡単ですが途中のトラバースする面に乗り込むところが尋常じゃなく怖い。あの一手だけボルダリングなら5級くらいはあるかもしれませんが高さを加味すると4級かもしれません。あとから登ってきたまさかのソリューション装着の男性がヒールをかけてスッと乗っ越す。登山靴ではヒールも何もかかりませんがこちらもなんとか手足を駆使してトラバースの面に乗り、少しずつ横移動します。蛇足ですが乗っ越す際にiPhoneの画面に貼っているガラスフィルムが割れるという事象が発生。フィルム貼っておいて正解でした。

トラバース移動
ひとつ下の段の左端にいるのが山頂で写真を撮ってくれたお姉さんです。

上の写真、丸く囲っているのが俺ですでにトラバース面に乗っておりおそるおそる横移動しています。下から見ているよりも足元が水平じゃないのでバランスが難しい。最後にもう一箇所乗っ越したら五丈岩のてっぺんです。ここの乗っ越しはさほど難しくありません。

ハイファイブ!

頂上に先に着いていたソリューションの男性とハイタッチ!360度遮るものがなく最高の景色でした。3回目でもこんな発見があるあたり同じ山でも何度でも来たくなります。

五丈岩より撮影
五丈岩の上から見る富士山。

五丈岩より撮影2
五丈岩の上から山頂方面を撮る。

五丈岩から降りたら残していたカレーメシの残りを食べて、定番の場所で富士山をバックに写真を撮ります。

恒例の其の一

恒例の其の二
くたくたです。

時刻は8時半。この日は朝一から行動した甲斐もあり時間はかなり余裕でした。より富士山が目の前に見える位置に移動して下山前にお茶することにしました。のんびりと9時過ぎまで過ごして雲が出てきたので撤収、下山です。稜線に入るあたりまではまだ晴れていましたが、ちょうど樹林帯に入るあたりであたりはガスに包まれていました。

気持ちの良い写真
下山時も気持ちが良い稜線。

大学生くらいの集団が「これはこれで幻想的だ」みたいなことを語っていましたが、もう30分前の景色を見せてあげたかった・・・。さて、この日の下山は想定外のトレランをする羽目になります。諸事情あり、大日岩の下にある鎖場から登山口までノンストップで後ろを振り向かずに猛ダッシュで駆け下りる。この日は山にも色んな人が来ているのだという当たり前のことを改めて気づかされました。

猛ダッシュ後の下界。
ここを通り過ぎれば瑞牆山荘。

11時40分ごろ車に到着。心配していた天気はまったく問題なく、下山時の猛ダッシュに至ったハプニングを除けば最高の山行となりました。早々に撤収し、このときまず向かったのは山梨のほったらかし温泉。大菩薩嶺の帰りに行って以来なので久々に行こうという話になったのですが、ここでトラブル発生。クリスタルライン経由で下道を通っていたところ、甲斐市への道が八方塞がりでどうやっても南側に降りられない。何度も看板で警告されてはいましたが「普通車以外は通行止め」とあったので軽自動車に乗っている以上大丈夫だと踏んでいたのですが・・・普通車も含め完全に通行止め。これは看板を設置した人たちに文句を言いたい!木賊峠以南に進めないので、仕方なく西進して北杜市のほうに向かいます。北杜市に向かいつつ電波状況がよくなったあたりで改めて温泉を調べて「たかねの湯」という日帰り温泉施設に向かいました。

紆余曲折あり温泉に到着したのは13:15。なんとしても施設の後ろ側に行かせようとするナビを無視してなんとかたどり着きました。直行すれば30分程度で到着するところを1時間10分程度もかかってしまう。真夏の山から降りてきてすぐに温泉に入れないのは辛い!うたた寝しながらのんびりと入らせてもらいました。温泉のあとはフルーツ牛乳をいただき、帰路に就きます。道の駅・にらさきに立ち寄りビール、ぶどう(シャインマスカットではない)、お土産(シャインマスカット・サブレ)などを買い、給油したら韮崎ICから中央道で東京方面へ。高速に乗ったのは15時過ぎでした。例のごとく大月から先が渋滞しておりいったん降りて上野原ICから中央道に乗りなおします。この下道はこれもまたいつだったか思い出せませんがOさんやTさんと走った記憶が突然よみがえり、コンビニとのT字路で「ぽっちゃりした山ガールが歩いている」なんて失礼なことをみんなで言ったことを懐かしく(?)思い出しました。そんなコンビニでは今回、目の前の車が所謂コンビニワープをするところを目撃。本当やめたほうがいいと思うんですよね・・・

そして19:45ようやく帰宅。まず最初にやったのは、仮面ライダーゼロワン最終回の録画視聴。コロナの影響が出て思うように話を進められなかったとは思いますが、それでもあのまとめ方は素晴らしい!次回作が始まった今でもゼロワンのオープニングが頭に流れているくらい印象に残る作品でした。12月に公開予定の劇場版が楽しみでならない。そしてこの夜はしこたま酒を飲んでベッドにダイブ。翌朝起きるのがしんどかったような・・・

こうして奥秩父の盟主・金峰山への三回目の登山が無事終了しました。コロナの影響であまり出かけられなかった6月、雨の影響でまったく山に行けなかった7月の2ヶ月分を補って余りあるくらい8月は山に出かけました。それでもまだまだ今年の山行記録は止まりません。ここからわずか1週間後、再び山に向けて車を走らせます。

奥秩父の旅・完

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