今年は1月の丹沢に始まり、少し間が空いて7月に入ってから男体山、赤城山、至仏山、四阿山、大菩薩嶺、8月に入ってからは富士山、と足しげく山に通っており、そして0合目から富士山を登ってから1週間後、次は東北の山に向かいました。
このときの目的は、一切経山に登って五色沼(通称”魔女の瞳”)を見ることと、安達太良山でボルダリングすること。予定では11日移動日、12日ボルダリング、13日登山、14日移動日、という移動日を2日設ける贅沢なプランでした。
前回の富士山同様、今回も簡単にメンバーを紹介したい。
クライミング部紹介
グルメあり、温泉あり、山あり、クライミングあり、の今回の旅。さっそく振り返ってみたいと思う。
旅の始まり、8月11日(土)
午前11時。同じ街に住むOさん宅まで歩いて向かい、合流後Oさんの車で千葉県内某駅へ移動し部長とTさんをピックアップ。時刻は昼過ぎ、余裕の出だしです。Nさんだけはこの時点ではそもそも合流できるかどうかも未定という状況でした。
高速を乗り継ぎ順調に東北方面に向かっていましたが、宇都宮付近で渋滞に巻き込まれる。まだまだ帰省ラッシュだったようです。渋滞を抜けるのにかなり時間がかかりそうだったので、せっかく宇都宮付近にいるし餃子でも食べていこうか、という話になり、高速を降り宇都宮市街へ向かいました。先月の男体山の帰りに鹿沼でみんみんに寄ったばかりだったのでみんみん以外をリクエストし、色々と調べた結果食べログで上位の正嗣(まさし)へ行くことになりました。
正嗣 宮島本店(食べログ)
https://tabelog.com/tochigi/A0901/A090101/9000046/
向かったのは宮島本店。時刻は14時過ぎだったのでそんなに混んではいないだろう・・・という我々の予測は大きくはずれ、ものすごい大行列でした。
上の写真の行列は左に折れて路地の奥まで伸びています。まったく知らずに来ましたが、この道はみんみんや正嗣など人気店が並ぶ『餃子通り』だったようです。
並びながら作戦会議を行い、並ぶ班と他の餃子屋に偵察に行く班に分かれることにしました。偵察班からは「みんみんの方が列が長い」「他の店の列の長さもヤバイ」というような報告が相次ぎ、これはどうしたものかと検討。正嗣では調理済みの餃子のテイクアウトも行っているので、イートインではなく近くの神社の外のベンチで座って餃子を食べることにしました。テイクアウトもそこそこ並んでいましたがイートインほどではなく、すぐに待望の餃子を入手しました。
神社の境内で餃子を食べるのはどうなんだろうか、という話をしながら神社へ向かい、神社外にて餃子タイムです。
正嗣の餃子は生姜とニラの味が特徴の珍しいタイプの餃子でした。サイズが小さく、自分用に注文した2人前12個420円はあっという間に胃袋の中へ。好みの問題ではありますが、個人的にはこの前日に食べた御茶ノ水の神田餃子屋の焼餃子に軍配が上がりました。
餃子タイムが終わったら高速に乗り戻し、一路東北へ・・・と思いきや、再び須賀川周辺で渋滞。このまま目的地方面に突っ込むと日帰り温泉が終わっている可能性が高い、ということで、再び高速を降りて次は日帰り温泉に行くことになりました。
色々と調べた結果、向かったのは『ひばり温泉』という宿泊施設も兼ねている宿。ネットの情報では『オブジェがカオス過ぎる』みたいなことが書かれていましたが、本当に謎の像やら置物が大量に置いてある謎の施設でした。
公式サイト
http://www.hibari-land.jp/
この日したことと言ったら餃子を食べたことくらいでしたが、とりあえず温泉で汗を流し、夕食もついでに食べていくことにしました。ジンギスカン定食があったりと、食事もなかなかのカオスっぷり。
夕食後、翌日の行動について作戦会議。翌12日は晴れのち曇り、翌々13日は曇りのち晴れという予報だったので、当初の予定と順番を逆にし12日一切経山、13日安達太良ボルダリングというプランになりました。これによりこの日の目的地が一切経山の登山口がある浄土平野営場(駐車場は兎平駐車場)へと変更になりました。
ここからは比較的スムーズでいつの間にか磐梯吾妻スカイラインに入る手前まで来ていました。ここで電光掲示板の嫌な情報が飛び込んできました。
・・・なにぃ~!!!焦って全員で調べてみると、どうやら;
- 直前の台風の影響で道が崩落し通行できなくなっている
- いつ復旧するか目処が立っていない
- 不動沢橋は進行方向上は浄土平の先なので、浄土平までは行ける
ということが判明。電光掲示板の書き方的に浄土平の手前に不動沢橋がある感じだったので、かなりの冷や汗もんでした。紛らわしい。
ということで問題なくそのまま突っ込み、スカイラインの入口に差し掛かると何故か車が何台か停まっており降りた人たちが上空を眺めている。なんだろう、と我々も車を停めて空を見てみると・・・
今までも五竜岳や穂高山荘から見た星空が良かった記憶がありますが、この日見た星空はおそらく今まで見たことがないくらいとてつもなく綺麗でした。天の川までくっきり。スマホでは到底写すことが出来ず、写真に収められなかったのが残念です。
そのままスカイラインを浄土平方面に走っていくと、何故か反対車線を走る車が多い。これは、
- キャンプ場が空いていなくて戻ってくる人たち
- 通行止めを知らずに突っ込んで通り抜けられずに折り返してくる人たち
という我々の予想でしたが、目的地の兎平駐車場に到着したとき予想が外れていたことを知りました。
そこには大掛かりな機材を展開している人から高そうなカメラで空を撮っている人など、とにかく星空観賞をしている人たちばかり。戻ってくる車は星空観賞をしてきた人たちだったのでした。
幕営を済ませたら時刻は21時半くらい。軽く宴会し、翌日に備えて比較的早い時間に就寝。翌朝は6時半起床、8時出発予定です。
続く→
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