雲取山、そしてお祝いはジンギスカン

わんこやスモールワールズで楽しんだ翌週は久々の登山、雲取山です。まずはその週末に至る平日を軽く振り返ってみたいと思う。

4月第二週、平日(4/5~4/9)

月曜日。安達太良山編の移動日のあたりを書いていました。未だに追いついていないブログはいつになったら追いつくのだろうか。ポケGO熱が再燃しそうになりながらも水曜日の時点でブログがくろがね小屋にたどり着いたところまで進みました。同日夜、この週末の山の計画を立て始めます。この時点で検討していた山は

あたり。この時期は先生との山の相談をLINE通話で行っており履歴が残っていないのであまり記憶にありませんが、おそらくこの時点で雲取山にほとんど決めていたように思います。蛇足ですが実は草津白根山は噴火警戒レベルこそ1に下がったものの自治体が登山を許可していないので実質登れず、浅間山は3月23日時点で噴火警戒レベルが2に引き上げられていたのでいずれにせよ登れませんでした。四阿山と甲武信ヶ岳にはゴールデンウィークに登ることになりますがこの時点ではもちろんまだこのことを知りません。

同じく7日の夜、3月末に母に送った荷物がなかなか受け取られないので痺れを切らして荷物を送ったことを伝えたところ、母より「インターコム壊れている」との連絡が入る・・・そりゃ受け取れんわさ。木曜日の午前中に母より「デリバリーされました」との報告を受ける。プレゼントはどうやら喜んでもらえたようで、絵本を扇形に並べたこんな写真も後日送られてきました。

母からの写真

とにかく届いて何よりです。この日は帰宅時に猛烈な勢いで雹が降り、微細な痕がフロントガラスについていることに翌日気づくことになります。帰宅後は車の中へ荷物の大移動。豊洲で巨漢SとRさんと会うにあたり車の中身をほとんど部屋の中に移動しておりおかげで部屋がしっちゃかめっちゃか。車も部屋の一部だと考える(?)と、部屋を一室まるごと移動したようなものでした。この日先生はウマーメシとカレーメシの変り種を3種類も入手し以降の山での楽しみが増えることとなります。

そして金曜日。記憶では仕事後に一度帰宅し先生の職場最寄の駅へ向かったように覚えています。今年8回目となる登山が幕を開けます。

チーム紹介

怒涛の山行回数「俺」。3月は一度も山に登りませんでしたが、それでも2021年は例年では考えられないペースで登山をしています。
初雲取山「先生」。数多くの山を登っている先生ですが雲取山は初。今年はこの先いくつの新しい山に登ることになるのだろうか。

それでは早速、2021年8回目の登山を振り返ってみたいと思う。

4月9日(金)登山前日

21時前に先生職場最寄の駅近くのコンビニに到着。21時過ぎに合流し早速出発しました。出発してすぐに先生が「小雨が降ってる?」とフロントガラスの異変に気づきます。前日の雹でフロントガラスにかなり細かい傷がついていたのでした。気づいていなかった俺は大きな衝撃を受けることになります。車検時に交換したばかりなのに!!意気消沈する中まず向かったのはすき家・甲州街道柴崎店。ここには2月の蓼科山登山のときにも訪れています。到着したのは21時40分くらいでした。前回同様この時間帯はテイクアウトのみ。フロントガラスの件を慰められながら車内で夕食を済ませます。このとき調べた雲取山の予報が良好だったのでようやく翌日の登山が雲取山に確定しました。

中央道に乗り、上野原ICで降りて向かったのは道の駅・こすげ。雲取山はこのときで4回目でしたが初めての道の駅でした。Googleマップを見ると高速を降りた先の道はほとんどが山の中。コンビニを調べたところセブンの上野原店が最後のコンビニっぽかったのでここに立ち寄ります。これが大正解だったことをすぐに知ることになる。翌日の朝食など購入し改めて出発。時刻は23時20分過ぎでした。そしてここからの道が

THE山道。

街灯もなく真っ暗です。例の如く無口になる先生。ヤマミチコワイと何度も言われているのに山道に連れてこられる先生です。いずれはこの怖さを克服するのだろうか。それにしても、スーパーもコンビニもない山の中に民家がぽつぽつ点在している。自分だったらこの不便さに耐えられそうにもないですが、食料の調達などどうしているのだろうか?なんて話をしながらどんどん山奥に進んでいきます。0時前後に到着したと記憶している道の駅・こすげはそれなりに広く子供が楽しめそうな施設のある道の駅でした。車も数台停まっており彼らも翌日雲取山に行くのだろうか?なんて話を先生としながら車中泊の準備をします。早く寝ればいいのに、この時期再燃していたポケGOをやる俺。ジムが3つもあったので2匹ポケモンを置いたり、パートナーだったブラッキーが「最高の相棒」になったり。

最高の相棒!

ポケGOはほどほどに、就寝。翌日は6時過ぎ起床予定です。

4月10日(土)登山当日

6時20分起床。予定よりも少し遅い起床だったような記憶があります。ポケGOを開いたらジムに預けた2匹とも帰ってきている。こんな朝早くからこの辺でポケGOをしていた人がいることになりますが、車中泊していた誰かだろうか。地図を撮影したりお湯を沸かしたり(したと思う)など支度を進め、7時前か7時くらいに道の駅を出発しました。向かった先は丹波山村村営駐車場。2016年に登ったときと同じ登山口です。

そして到着した登山口の駐車場が激混み!なめてました、雲取山を。ここまで人気になったのはあのアニメの影響だろうか。停められるかと試みた微妙なスペースに車が入らないので、少し道を下ったところにあるこれまた微妙なスペースに駐車を改めて試みます。かなり狭いのでみんな諦めたのではと思われるスペースですが、

タントさん!

タントさんなら楽勝です。山と軽自動車は相性が悪いように見えて相性がいいと思うんですよね。と、いろんなことがあり出発が遅れ、なんだかんだ出発したのは7時50分少し前。ずいぶんと遅い開始となりました。少し登ったところにある駐車場に掲げられていた旗は○滅の刃モチーフだろうか。

見たことあるような・・・

手前は禰○子、奥は炭○郎だろうか?とそんなことを話しながら、5分ほど歩くと登山道への入り口にたどり着きます。2021年8回目の登山、そして自身4回目となる雲取山登山開始です!この日は天気が良く気持ちの良い登山日和ではあったのですが、雪山に慣れていた俺と先生にとってまだ冬枯れしていて土の露出している風景はあまりにも地味。あまり写真を撮ることもなくどんどん先に進みます。ルートは2019年末にI氏と登ったときと同じルート。七ッ石山を経由していきます。傾斜はゆるいものの坂が延々と続くので1ヶ月登山から疎遠になっていた二人にとってはリハビリのような登山となりました。それでも登山開始後2時間も経たない9時40分に七ッ石小屋に到着。少し休憩してエネルギー補給をしたら七ッ石山に向けて再出発。

ウィング!
翼の生えた?先生。

某アニメっぽい雰囲気
鬼○の刃っぽい雰囲気の七ッ石神社。

そして七ッ石神社の先の急坂を登りきればすぐに七ッ石山の山頂です。目的地である雲取山も見えてきました。

遠方には雲取山

早いところ雲取山にたどり着きたい二人は大して休憩もせずに先を急ぎます。

道も見えてくる
歩く道も見えている。

一旦これでもか!というくらい標高を下げ、再び緩やかに標高を上げていきます。遠方に見え始めていた富士山には少し雲がかかっていました。

今年何度目かの富士山!

さて、ここからいくつかのピークを超えていくことになります。まず向かうのはヨモギノ頭。実はヨモギノ頭へは迂回路があるということに下山時に気づくことになりますが素直に登っていきます。

小山が見えるぜ・・・!
先に見えている坂を登ります。

見るからにきつい登り。そしてここを登っているあたりから(記憶では)肉離れのような症状というか違和感が発生します。

ヨモギノ頭より
ヨモギノ頭から、来たほうを振り返った景色。

そして次のピーク、小雲取山への登りがこれまたきっつい!肉離れ気味の脚を気にかけながら登っていきます。栄養素で言うとカリウムあたりが不足していたのだろうか。それでも「肉離れは英語でミートバイバイか?」といういつものしょうもない会話を展開していたあたりまだまだ元気だったのだろうと思う。2016年に登ったときはかなり飛ばして歩けたこの道。パワーが少し落ちたのだろうか。山に登るだけではなくほかのトレーニングも取り入れたほうがいいのかもしれない。到着した小雲取山の先で少し休憩。急激に動かしすぎた脚を少し休ませます。そこから少し先、ようやく山頂付近の避難小屋が見えてきました。

見えてきた!

そして11時40分少し前、ようやく登頂!

登頂!先生@雲取山

登山開始から4時間弱。相変わらずのロングルートです。山梨側に戻りいい席を確保したらまずは食事。そしてお茶会をしながら・・・

野生のフシギダネ?

撮影会

です。この日はダンボー氏に加えてフシギダネも連れてきていました。イメージは野生で現れたフシギダネです。

山頂撮影会1

山頂撮影会2

ポケモントレーナー風
ポケモントレーナー?

行動中は暑かったものの山頂で落ち着いていると意外と冷えて寒い。登頂から1時間程度経った12時40分過ぎ、下山開始です。

急斜面を下る

さようなら、雲取山
さようなら、雲取山。

ここからあとはもう、一気に下るだけ。トレイルランナー?の人たちが駆け下りていく中、こちらはマイペースで歩いていきます。トレイルランナーの中で特にすごかったのがスキンヘッドの男性ランナー。すれ違った明確な場所は記憶していませんがなんとこの方、登り・下り・登り・下り、の計4回俺と先生を追い抜いている!つまり我々よりもあとに出発して、我々よりも先に「2往復」終えているということ。

2往復

です。最近、グレートトラバースの短い版で雲取山と大菩薩嶺を同日、しかも山から山への移動も走りでこなすというのを見ましたが、世の中には体力が底知れない人が多い。こちらはヨモギノ頭や七ッ石山を巻き道で回避しながら順調にくだり、猿に遭遇したりしながら15時10分くらいに駐車場に帰還。駐車場はかなり無理やり停めている車も見受けられたあたり、我々がスタートしたあとさらに人が増えたようでした。山で遭遇した家族連れや親子っぽい人たちはまだ戻ってきていなかったようでしたが小屋泊だったのだろうか。下山しながら車のフロントガラスのことを思い出し、車に戻りがてら整備屋さんに電話で相談してみましたがどうやら現状維持がよさそう。交換したばかりなのにトホホです。

さて、荷解きをしたら次に向かうのは温泉。この日は「奥多摩温泉 もえぎの湯」に向かいました。道中、バス停でバス待ちしているスキンヘッドの男性ランナーに遭遇。歩きでは4回追い抜かれた我々が最後に追い抜いたのが車というはなんというか・・・。うまく写真に収めていはいませんが山の斜面に咲いていた桜(?)が実に綺麗でした。

そして温泉の駐車場に到着したのはおそらく16時くらい。が、すごい人!登山口の駐車場同様なめてました。女性のほうは空いていたようで先生はすぐに入れていましたが男性のほうは10名ほどの待ちでこちらは30分近く外で待ちました。ようやく入れた温泉はイモ洗いとまではいきませんが湯船も結構混雑しており、駅から近いということもあり登山者だけではなく観光客も多く訪れているようでした。少なくとも休日はもうここには足を運ばないかもしれません・・・。ついでにここで軽く食事も摂ってから千葉へ向けて出発です。

つるっと、ごまだれうどん
ごまだれうどん。

17時40分あたりにセブンの奥多摩古里店でコーヒーとスイーツ(抹茶ティラミス)を購入し青梅ICに向けて前進。18時20分くらいにIC前でガソリンを入れ、自宅付近のスーパーに到着したのが19時半あたり。近所のGSでガソリンを満タンにして帰宅。長い一日が終わりました。

4月11日(日)登山翌日

午前中に近所のユニクロでパンツをまとめ買いし、その足で近くのコメダヘ。ここまではよくある休日の過ごし方ですが、15時過ぎにコメダを出てからが少し変則的です。お祝い事があったのでお気に入りのチーズケーキを買い、そのあと柏駅近くにあるジンギスカンの店に何年か振りに向かいます。2015年か2016年が最後に行ったときだと思われるので少なくとも5年は経過しています。まったく変わらない外観にメニュー!以前何度も訪れたお店。店員さんが覚えていてくださったことも嬉しかった。

久々の!草原の羊

草原の羊、メニュー

ジンギスカン!

草原の羊(食べログ)
https://tabelog.com/chiba/A1203/A120301/12033950/

また絶対に来ます!二次会で近所のやまんという店に入り日本酒を堪能し、その後近くの繁盛しているタイヤキ屋さんでタイヤキを買って帰路に就く。山も含め実にいい週末となりました。

4月は山こそこの週末の雲取山だけとなりましたが、他の週末も精力的に出かけています。翌週末はマーベル展からの都内散策。その次の週末は魔王S&ひまさんとマザー牧場。2021年はまだ前半ですが思い出はてんこ盛りです。引き続き振り返っていきたいと思う。

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